20包入りパンシロンGを2箱飲み続けましたが、効果があるのかどうかは疑問です。コンポンチャムの薬局では「MEYER OMEPRAZPLE」という名の薬を勧められるままに買い、こちらの方が遙かに効果的でした。
そう言えば、日本で「大田胃酸」なども買って来たものの効果が薄くベトナムで捨てて来たことがありました。日本の市販薬はソフトで副作用もなさそうですが、ベトナムで売られている薬は即効性が強いように感じます。
ドロドロした食感が何処となく胃に良さそうなのでベトナムのVINAMILK製ヨーグルトなどもスーパーで買って食べていますが、気休め以上のものではないようです。
ベトナムの製薬リストを検索するとこの「MEYER OMEPRAZPLE」は香港会社のライセンスでインドの会社が製造している胃酸を抑制する薬とのことです。
再びこの同じ薬を買おうとシーハヌーク通りのファーマシーに行きました。比較的大きな店ですが、マスモトキヨシ同様に化粧品やらサブリメントなどが多く並べられています。若い店員はかなり容姿優先で採用したような雰囲気なのは化粧品を扱うからなのでしょうけど、容姿端麗も可愛げを損なわなければ大歓迎なのですが。
とは言いつつ、毎回この店のレジへ向かうは足取りは軽くなるようです。丹念に胃薬の棚をさがしたものの「MEYER OMEPRAZPLE」は見つからず、何となく良さそうと手にした薬は20カプセルで9ドルの値札が付いていました。パッケージが大きい割に3.4ドルと安いものがあり、「MEYER」という社名と「Gastracid」との品名が印刷されていました。胃潰瘍の薬として日本の病院で出されたのは「ガスター」と「セルベックス」でした。Gastまでは同じスペルだから似たようなものだろうと思い買うことにしました。200ml入りのシロップ状の液体です。1回分がティスプーン2杯と書いてあるので1回分10mlで20回分ということのようです。一回分の単価はパンシロンGと程度、パッケージの大きさに惑わされたのは愚かでした。一回分を持ち歩けないのも不便だし。
Sugar Freeと書いてあるものの必要以上に甘いので、人口甘味料が添加されているようです。甘味料と言えば、キャッサバを原料とするタピオカでんぷんから化学調味料のグルタミンソーダが作られるわけですが、グルコースやソルビトールといった甘味料も作られているそうです。