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GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

インド製の胃薬

2012-01-23 00:04:57 | 生活

20包入りパンシロンGを2箱飲み続けましたが、効果があるのかどうかは疑問です。コンポンチャムの薬局では「MEYER OMEPRAZPLE」という名の薬を勧められるままに買い、こちらの方が遙かに効果的でした。

そう言えば、日本で「大田胃酸」なども買って来たものの効果が薄くベトナムで捨てて来たことがありました。日本の市販薬はソフトで副作用もなさそうですが、ベトナムで売られている薬は即効性が強いように感じます。

ドロドロした食感が何処となく胃に良さそうなのでベトナムのVINAMILK製ヨーグルトなどもスーパーで買って食べていますが、気休め以上のものではないようです。

ベトナムの製薬リストを検索するとこの「MEYER OMEPRAZPLE」は香港会社のライセンスでインドの会社が製造している胃酸を抑制する薬とのことです。

再びこの同じ薬を買おうとシーハヌーク通りのファーマシーに行きました。比較的大きな店ですが、マスモトキヨシ同様に化粧品やらサブリメントなどが多く並べられています。若い店員はかなり容姿優先で採用したような雰囲気なのは化粧品を扱うからなのでしょうけど、容姿端麗も可愛げを損なわなければ大歓迎なのですが。

とは言いつつ、毎回この店のレジへ向かうは足取りは軽くなるようです。丹念に胃薬の棚をさがしたものの「MEYER OMEPRAZPLE」は見つからず、何となく良さそうと手にした薬は20カプセルで9ドルの値札が付いていました。パッケージが大きい割に3.4ドルと安いものがあり、「MEYER」という社名と「Gastracid」との品名が印刷されていました。胃潰瘍の薬として日本の病院で出されたのは「ガスター」と「セルベックス」でした。Gastまでは同じスペルだから似たようなものだろうと思い買うことにしました。200ml入りのシロップ状の液体です。1回分がティスプーン2杯と書いてあるので1回分10mlで20回分ということのようです。一回分の単価はパンシロンGと程度、パッケージの大きさに惑わされたのは愚かでした。一回分を持ち歩けないのも不便だし。

Sugar Freeと書いてあるものの必要以上に甘いので、人口甘味料が添加されているようです。甘味料と言えば、キャッサバを原料とするタピオカでんぷんから化学調味料のグルタミンソーダが作られるわけですが、グルコースやソルビトールといった甘味料も作られているそうです。

年の瀬に胃薬

2011-12-30 23:27:43 | 生活

先週から胃の調子が悪く何をするにも集中力を欠く毎日です。昨年も年末気分を味わうことなく時が過ぎてしまいましたが、それでもクリスマス・イブには工場の食堂でケーキを食べたとこを覚えています。

ベトナムもサイゴンの街はクリスマスと新年の飾りがそれなりの雰囲気を感じさせますが、プノンペンではいつの間にかクリスマスが過ぎてしまった感じです。ここでもベトナム同様にクリスマスというよりフランス語のNOELとの呼び名を耳にします。

ベトナムではメコンデルタの田園地帯でも教会を見ることが多かったのですが、思えばカンボジアに来てからはまだ教会を見た記憶がありません。上座部仏教のクメール寺院の数が圧倒的で、次に目に付くのはチャムのイスラム寺院です。

ベトナムでは何故か「NOEN」との発音に聞こえることが多いのですが、ここでは最後の子音をしっかり「L]で発音しています。つい、「NOEN」と発音してしまってカンボジア人に誤りだと指摘されてしまいました。行きつけのカフェの女の子に「クリスマスプレゼント頂戴」と何度か冗談めかしに催促されていて、何だベトナム人の女の子と変わらないじゃないか・・・などとガッカリしつつもケーキ位はプレゼントしようかとも思っていたのですが、生憎、胃の痛みもあり、カフェに行くこともなくなりケーキ屋を探すこともなく過ぎてしまいました。

ベトナムに居た時は「MEPRAZ」という胃薬を飲んでそれなりに効果的でした。何軒か探しましたがカンボジアの薬局では置いてませんでした。フランス語らしき表示の薬が多く、注意書きも読めずに買うのも気が引けたので薬局の棚を丹念に探したところ「パンシロンG」を見付けて買いました。箱の中に入っている注意書きはタイ語のようですが、パッケージは英文表記です。20包で2.95ドルだったので日本で買うよりはかなり安いのかも。



カンボジア「メットフォン」

2011-11-14 00:13:06 | 生活
「Metfone」と言っても電話器付きヘルメットのことではなく、ベトナムの軍隊系通信会社「Viettel」出資のカンボジアの通信会社です。一昨年、タイとの軍事衝突で緊張するプレハビヒアにフンセン首相が電話して他の携帯では繋がらずメットフォンは繋がったため、首相直々このメットフォン使用を関係者に勧めたことがあったとか。

そのメットフォンの携帯を使っていますが、バッタンバンのゲストハウスで携帯を失くしました。携帯で目覚ましをセットし、朝止めた後でベッ上の毛布の下に忘れて来たようです。直ぐ気付いて清掃中の部屋に戻りましたが、買って半年のサムスンのスマートフォンは出てきませんでした。

プリペイドなので他人に使われて後から膨大な額を請求される心配もなく、残金も1ドル程度。また別のシムカードを買えば済むことと諦めましたが、関係者に電話番号変更の連絡が結構面倒そうに思え、メットフォンの店に行き、同じ番号でのシムカードの発行を依頼しました。ベトナムでも何度かこの手続きはしたことがありました。

地方の雑貨店で買ったシムのため、調べて貰うと番号登録はカンボジア人名義。それでも通話先の使用履歴番号を確認して以前の番号を使うことができるようになりました。このシステムもベトナムのMobifoneなどと同じです。要するに記録されている通話先の番号を思い出せない場合、紛失した携帯番号は使えなくなるようです。電話番号は携帯のメモリーに保存して紛失したわけですから一瞬焦りました。最近日本へも電話を掛けたことを思い出し、さすがに自宅の番号だけは記憶してました。



3Gのチャージのためにこのメットフォンの店には毎月顔を出しています。客が居なかったことはなく、大半が外国人客です。きょうも多少待たされました。カウンターに三人店の人が座ってましたが接客するのは二人だけ。一人は楽しそうにPC画面を眺めています。お喋りも多く待たされる身には苛立ちを感じることも度々。最後に楽しそうにしている人のPC画面を覗くとゲーム。

ベトナムで使っていたViettelのPC用3Gは3回ほど買い換えました。当時WindowsXPの日本語版と英語版で2台のPCを使ってました。一度英語版(コピー製品)のPCで使うと日本語版XPでは使えなくなってしまうようでした。




プノンペンに流れる「純潔」

2011-11-04 00:14:47 | 生活

街の道路に国旗が飾られた先週の土曜日、隣の家から流れるクメール語の歌に聞き覚えのある懐かしいメロディーがありました。耳を澄ませてメロディーを追うと間違いありません。南沙織の「17才」。たぶんTVから聞こえて来るのだろう、と慌ててTVを付けチャンネルを回しましたが、それらしき番組は見当たりません。ケーブルTVのチャンネル数は70ほどあるので探している間に時が過ぎ隣から聴こえていた歌も変わってしまいました。

ガッカリりしてもう一度メロディーを反芻してみると「17才」ではなく「純潔」であることに気付きました。何で40年も前の曲がクメール語の歌で流れているのかが気になります。

1972年発売、南沙織「純潔」のシングルレコードは記憶に残っています。たぶん初めてジャケット買いならぬジャケットを見てパチンコ屋の景品から選んだ歌でした。それ以前のジャケットはどうにも手にできない無様な写真でした。ちょうど初めてアンプとプレーヤーを買った頃かも知れません。1971年沖縄返還協定調印の年は慌ただしい年でした。渋谷に行ったり日比谷に行ったり。

1971年1月はカンプチア民族解放戦線のプノンペン空港攻撃に始まり、南沙織の紅白歌合戦初出場で終わった年でした。今思えばポルポト派の軍隊だったようですが、当時はポルポト派という概念はまだ日本には伝えられていませんでした。紅白歌合戦の南沙織も「政府の復帰キャンペーン」と苦々しく呟く沖縄出身者の隣で肩身を狭くしてTVで観ていたわけですが。

1972年に日本で流行った歌が内戦中のカンボジアに届いたのでしょうか?それとも年月を隔てて最近カンボジアに渡った-それほどの名曲とも思えません。

ベトナムでは中島みゆきや五輪真弓のカバーソングが氾濫していますし、中国や台湾経由の流入でもあるようです。それはそれなりに納得できる現象ですが、南沙織の歌となるととても稀少。あるいは、またカンボジアだからこそ南沙織の歌というべきなのでしょうか。中国文化圏と違って。

街を歩くと中国、ベトナム、タイ、あるいは西欧文化の影響が至る所に氾濫していることも確かですが。

                    



かき氷

2011-10-30 11:02:45 | 生活

プノンペンを流れるバサック河の写真をまだ撮ってなかったので写しに出掛けました。橋の上から眺めても水位は前回見た時よりも少し低くなっているのがわかります。



橋を渡り国道1号を走ることにしました。メコン河の氾濫も所々水が低くなっているのに気付きました。



1時間ほど走ると喉が渇きました。最近は眼が乾燥し、先日バイクで走行中眼に砂埃が入ってしまい、しかし涙が出ません。放っておいたら腫れてしまい朝起きると眼ヤニも出てます。薬局でベトナム製Vロートを買って差すと清涼感は抜群。

立ち寄った店ではかき氷を売っていました。ベトナムでは見た記憶がありませんが、カンボジアでは度々見掛けます。何処の鋳物工場で作られたものなのか気になります。



この女の子上半身は裸でしたが、スカートは超ロングでキマッテました。たぶんお姉さんのスカートだったのでは。



両切り煙草、パッケージもないのでリーズナブルプライスなのでは、と思います。



煙草の景品ポスター。自転車、ノキアの携帯、ツールキット、ラジカセ、クーラーボックス、ステンレス製弁当箱、ハンモッグが景品です。



昭和30年代の日本にも駄菓子屋で風船が売られていましたが、今はどうなんでしょう?風船と一緒に100リエル札が吊るされていました。日本円換算で2円弱。ネックルアン・フェリーをバイクで渡ると500リエルです。1000リエル差し出すと催促しなければお釣りはくれません。催促してもこの100リエル札3枚だけしか返してくれないことが度々。更にもう一度不満を言うと2枚追加してくれました。



ペプシの瓶に入ったガソリン。ガス欠の時には助かります。一度お世話になりました。ちゃんとガラス瓶に入っているところがベトナムとの違い。ベトナムではペットボトルに入れたりしてます。ガソリンはベトナム語で「Xang」。カンボジアでも同じ発音です。語源はフランス語のessenceでしょうか?



店の道路を挟んだ向いの民家。道路と同じ高さに見えますが、建物は土手の下に建ち、高床式の構造になっていました。

お盆休み

2011-09-26 22:50:45 | 生活
きょうは道路が空いているとは感じたものの取り敢えず急いで朝バイクを走らせたところ着いてみれば3連休のお知らせ。確かに聞いてはいたのですが、このお盆給休日、すっかり忘れてました。

思えば朝、出がけに大家さんが、きょうは誰も居ないからちゃんと戸締りをしてくれなどとも言ってましたし、最近大家さんのお手伝いさんも姿を見ないので如何したのかとも思ってました。

3連休と知っていれば、何処かカンボジアの外へでも出掛ければ良かったのですが。例えばバイクでベトナムかラオスに行くとか。「今からでも遅くはない」と一度は思ったものの、やはり雨期の終わり近くの雨の多い時期だけに途中で降られることは必至なので諦めました。

近所の店は8・9割は閉店し、バイクタクシーやトゥクトゥクの姿も殆どありません。日本の都会のお盆休みもこんな感じだったでしょうか?ベトナムではお盆休みがなかっただけに心構えがないまま連休を迎えてしまい、食事を何処でとろうかと不安になりました。

幸い、いつも通っている店の一軒だけは従業員の姿は少ないものの開いてました。品数も少なく、割増料金のようでしたが。

正月休みとお盆休みがある上に、カンボジアの祭日はタイやベトナムより多く、4月の正月とこのお盆休みの他に年間16日ほどあるようです。10月は29日がシハモニ国王即位の日、31日シーハヌーク王誕生日。

同じ上座部仏教の国であるラオス、タイ、ミャンマーと正月は同じですが、お盆休みはカンボジアだけのようです。

プノンペンで昨年多くの死者を出した水祭は、ベトナムのメコンデルタ、ソクチャンでも毎年11月初旬にOoc-om-boc祭りという名でボートレースが行われます。ベトナムに住むクメールの人々は、お盆をどのように過ごしているのしょうか。ちょっと気になりました。





AX-1セルが回らない

2011-09-06 18:51:31 | 生活
セル・スイッチを押してもモータが回らないことは2・3度あったのですが、その時は直ぐに回るようになったので気にせずにいたところ、きのうは遂にどうにも回らない状況になってしまいました。

午前中は何の問題もなく走っていたので、午後からサコム・バンクのATMで現金を引き出しに行きました。1000ドル引き出すつもりが残高不足で500ドルしか引き出せませんでした。ベトナムで作った口座なのでカンボジアのATMではVISAからの引出しになり、口座残高は関係ないと思っていましたが。支払伝票はベトナム語で記載され、VNDの口座残高も記載され、しかしVISAの引出し手数料4%の記載はありません。

ベトナムの銀行カードで手数料なしてカンボジアで引き出せるのなら大いに便利なことですが、引き出す前の残高を確認してないので実際のところはわかりません。

予定より少ないとは言え現金を手にしたのでタオルケットとシーツを買いに行くつもりでバイクのセル・スイッチを押したところ回りません。すると銀行のセキュリティが出てきて「セルが壊れたね。2ドルで直るよ。セキュリティの人間に押させるからギアーをサードに入れてね」と親切な言葉を頂きました。

こうなるとキックスタータのないバイクは本当に迷惑です。20年後にカンボジアで修理を重ねて走っているなんてことを想定して設計されたわけではないからでしょうけど。押し掛けは上手く行かなかったもののスイッチを押すとセルが回りました。

モニボン通りでタオルケットとシーツを52ドルで買い(前回シーツは一枚買いましたが洗濯時の予備がありません)家に戻ろうとすると再びセルモータが回りません。押し掛けを試みてもダメでした。9月になってだいぶ過ごしやすい気温にはなりましたが、それでも100kgを超える車体を押して走るのは・・・・メイン通りなので人々の視線も気になって。

直ぐ近くにレンタル・バイクの店(LUCKY MOTO)があるので、そこで修理を頼むことにしました。「バッテリーを充電するか」?と聞かれましたが、新品に取り換えて未だ1ヶ月ほどだから問題はセルでしょ、と答えると「修理には1時間半ほど、料金10ドル」とのこと。

さっき2ドルとセキュリティのお兄さんに聞いたので、10ドルがやたら高いものに感じてしまいました。が、動かないバイクを押して歩くのは勘弁のなので仕方なく同意。



簡単に部品交換できるものと思ってましたが、先ずは右側面からマフラー等を外し始め、セルモータを外す前の手間暇が結構大変そう。



セルモータを外して、カバーを開き、その中の銅製の部品を交換して取り付けるようでした。



ハンダ付けやらグラインダーで磨いたりの作業は思いのほか面倒そうでした。ベトナムでも安心してバイク修理を頼める人間は少なくありませんでしたが、カンボジアのバイク修理技術にはちょっと偏見を持っていただけに認識を新たにしました。
日本では自転車のパンク修理でさえ千円だとか。それを思うとこの作業の10ドルにケチを付けるのは無知の極みかも、などとも思いました。



修理されたセルモータのユニットは電源を入れて回転を確認してからバイクに取り付けられました。

何故かこの修理のお陰で今までの呆れるほどのエンストもなくなりました。エンストの頻度は当初よりはだいぶ減ってはいましたが、それも常にアクセルを吹かし気味にしていたからですが、きょうはアクセルを戻してもまったく問題ない回転になりました。結果としてはセルモータが関係してのエンストだったようです。


KEPで海鮮ランチ

2011-08-12 23:29:51 | 生活
国道4号線沿いの工場で用事を済ませた後、「魚を食いに行こうぜ、KEPまで」と誘われたので「じゃバイクで付いて行くから」と答えたのですが、結局は勧められるままにバイクは置いて車に便乗して出かけることにしました。一人で何時でもバイクで行くことはできる訳だし。

ケップへは昨年ベトナムからバイクで行ったことがありましたが、プノンペンからは初めて。国道3号線を下れば150kmほどではないかと思います。シハヌークビルへ行くよりは遙かに近い距離です。

交通量はサイゴンに向かう国道1号よりも少なく田園風景をのんびり見ながら居眠りしつつの、車内で煙草を吸えないこと以外は快適なドライブ。ちょうど今の時期は田植えの季節でした。多くは田植え直後といった風景ですが、稲の束が置かれ、田植えの最中のところもあります。5月と比べると晴れていても車のエアコンが十分用を足す気温です。



昨年、タケオからカンポートに向かう道路が延々と工事中で埃まみれでしたが、今回プノンペンからケップへの道は完全に舗装され、またカンポートに続く鉄道も再建工事が進んでいました。カンボジア人のドライバー曰く「中国製の車両が走ることになるんだけどね」。

プノンペン生活‐-日本やベトナムに居るよりも解放されるつもりでしたが‐-を抜け出すとやはり何処か身体の細胞や血液の流れが良くなったような気分になります。田圃風景もベトナムのだだっ広いだけの田圃とは何かが違います。

2時間ほどでケップの海岸に着きました。海沿いのレストランに入ると、同行者の内二人は厨房へ直行し、品定めしつつ蟹と海老と魚の値段交渉。素材と値段を決めてから最後に調理方法を相談してました。

僕以外の三人は身体の大きさもそれなり。胃袋が丈夫なようでしかも若いためか食欲旺盛。にもかかわらず、東アジア文化圏の仕きたりなのか年長者ということで一番大きな蟹が皿に乗せられてしまいました。折角の新鮮な海産物ですが、調味料がどうも有り難味を減少させているような。次回来る時はスーパーでキッコーマンを買って持ち歩くべきかと思いました。

雨の多いこの季節、岸に近い海の水は土色をしていました。遙か沖の方は緑色に見えます。海岸近くの小島やフーコック島を眺めながらの時間を気にしないランチの後、小さな市場を覗き、ドリアンを立ち食いしてから帰り道の途中で胡椒農園を見に行きました。



「The Vine Retreat」という名で「蔓庵」という意味でしょうか?胡椒はつる植物なのでなかなか洒落た名前です。メイン道路から少々山近くに入った場所なので少々不便といえば不便で宿泊施設の「庵」にはそう多くの客は来ないだろうとも思えるのですが、しかし今の時代、それがまた魅力であるようできょうの予約は満杯とのことでした。

www.thevineretreat.com



何処に泊まるかはともかく、またケップには何度か来てみようと思います。

朝寝坊

2011-08-07 23:33:37 | 生活
貴重な人生、貴重な時間、とは思いつつダラダラと怠惰に一日が終わってしまいました。きょうは起きたのが昼の12時過ぎ。前夜寝る前にTVのチャンネルを回してたら中国語の字幕映画に原田芳雄が出ていたので明け方まで観てしまったためです。

これ以上情けない安っぽい映画はないのではないかと思えるほどの現代忍者アメリカ映画で舞台はパチンコ屋も出てくる名古屋。先日、NHKで『火の魚』を観たばかりだったのでとても残念。というかかなりショックでした。自分の時間の感覚が麻痺しているでわかりませんが20年以上前の映画なのでは。

とにかく、TVのある生活にはどうも上手く付き合えません。

ケーブルTVもない田舎暮らしがカンボジア生活のつもりでしたが、プノンペンは地図を開けば大使館があちこちに立ち並び、クメール語を話せなくても生活していける国際都市。街を歩けばバイクタクシーに声を掛けられるのはベトナム以上です。その代り宝くじ売りが居ません。



英語が通じる便利さは、しかし英語が下手な人間にとっては苦痛が伴うわけで、もうすっかり英語のスペルなど忘れてしまっていることに気づき我ながら唖然としてます。ベトナム語は比較的新しい表音文字なので発音の例外というのがなく言わばベトナム語の表記が発音記号なわけです。それに比べると英語スペルの発音は例外だらけ。スペルと発音が一致しないものを何で外国人が一々覚えなければならないのか...などとも思うわけです。

買い物をする程度のクメール語は覚えねば、とは思いつつ最初の一歩が踏め出せまん。二重母音の発音がどうにも聞き取れずNeak Loung という地名の発音が未だに通じません。そもそもクメール語地名のアルファベット表記からして統一されてないものがあるのでカタカネ発音には限界があるのかも。

因みにAngkor BeerとAnchor Beerはまったく異なる商品名。





172st.手打ち中華麺

2011-07-13 22:35:10 | 生活
毎日何を食べるかを考えるのが結構億劫になってきました。先週は腹の調子を崩してしまったこともありドル建て価格表示の食事(10ドル以下ですが)をしてましたが、今週は胃腸も回復したようです。

宿の近くの店は主人がベトナム語を少し話せるのでベトナム語で注文しています。殆どが一品だと5000リエル(1.25ドル、25,000ドン)なのでサイゴンの定食屋と同程度とも思えます。しかし、牛肉炒めの肉の少なさはベトナムでは考えられません。



鶏肉の生姜炒めも同様に肉が野菜に埋もれてました。もちろん日本なら100円の定食で肉が少ない、などと文句を言えるものではありませんが。何れにせよ今年のトウモロコシ‐飼料価格の高騰でカンボジアの肉価格も値上がりしているわけですから、デフレ日本の牛丼の値下げ競争みたいな世界は考えられません。

外国人向けの店も多い172通りに小さな手打ちの中華麺の店があります。



客数はいつも少なく、そのため麺を打つ間に長く待たされることもありません。
乾麺に慣れているせいか、麺は柔らか過ぎの感じで味も特別美味しいというものではありませんが、値段は2.5~3ドル。GO VAPで食べていたPham Van Tri通りのブンボーはこの半分の値段でしたが、遙かに美味しかった、などとも思っています。