イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

旗の氾濫、愛国的ディスプレイ、女王陛下のお誕生日と、ヨーロッパリーグ選手権

2016年06月13日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ

金曜日からはじまった、サッカーのヨーロッパリーグ大会、盛り上がっています。私自身はサッカーに興味がないのですが、周りの動きは無視できません。


女王陛下のお誕生日は4月21日です。

実は、知らなかったので調べました。
本当のお誕生日を知っている人はイギリスにもあまりいないのでは?

公式のお誕生日祝いは、6月の第二土曜日。今年は11日でした。

BBCが全国放送する、クイーンズ・バースデイ・パレード(The Queen's Birthday Parade、正式には、Trooping of the Colourといいます)閲兵式ですね、楽しみました!

私は正式礼装の軍隊の行事を見るのが大好きなんですっ!

日本でこんなこと言うと、軍国主義者のレッテルを貼られる危険がありますね・・・イギリスでは・・・微妙です。

サヨク論者のうちの夫は、絶対に見ません。
私は、難しいことをいわずに、大多数のノーテンキ派とともに理屈抜きに楽しめばいいという考えです。


それはさておき、女王陛下、90歳、お元気です。

それより、94歳の夫君エジンバラ公がパレードの間中、ずっと立ったまま閲兵されてたのにはたまげました。

軍服をお召しになって、時々敬礼したりしなきゃならないので、女王陛下といっしょに座って見物というわけにはいかないようです。お疲れ様でした。

今年いっぱいお祝いのイベントが目白押しです。




そこら中、国旗だらけ。
連合王国の国旗、ユニオンジャックではなく、イギリスの国旗、セント・ジョージス(白字に赤十字)が多く目に付くのは、 ヨーロッパ・リーグでイギリスチームを応援してもりあげるため。

(セント・ジョージはイギリスの守護聖人です)

ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、そのほかの連合メンバー国とは別に代表をおくっているサッカーの国際試合開催中にのみ目にする、イギリス単独国旗。

「万国旗」は、ヨーロッパのみバージョン。当然、日の丸はありません。


上の写真3枚は、土曜日、マンチェスターのタウンセンターにある複合娯楽施設、プリント・ワークスで撮りました。

夜8時のキック・オフまで5時間もあるのに大スクリーンで試合観戦のために集まった人達でにぎわってました。

こちらは、ストックポートのマーケット・ホール。


2013年には戴冠60周年、去年は戦勝70年、愛国的な行事が続きます。2011年のロイヤルウェディングも忘れられません。

ヨーロッパ・リーグ熱が一段落して、セント・ジョージス旗が取り降ろされるのをまちましょう。

ユニオン・ジャックや、バラ、王冠、コルギー(女王陛下のお気に入りの犬種)などのモチーフの氾濫を写真に撮ってお見せします。

このディスプレイは上出来。


マンチェスター・シティーセンターのコンビニで見つけた、コカコーラ缶8本入りパック、赤い普通のと、アルミの地色のダイエット・コーク(カロリーなし)の組み合わせの、セント・ジョージス旗。


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安らかに眠れ、ハエ・・・エクルス・ケーキの不気味な別名

2016年06月12日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
昨日にひきつづき、イギリスのお菓子。

グレーター・マンチェスターの小さな町の名前を冠した、エクルス・ケーキ Eccles cake


18世紀の終わりに、エクルスで最初につくられたため、この名前でよばれています。

裏側。


パサパサしたペイストリー(パイ皮)のなかに干したカラント currants がぎっしり詰まっています。


お饅頭に詰まったアンコみたいですね・・・・

このカラントは、黒い木の実、日本でクロスグリと訳される(カシスというフランス語のほうが一般的かも)キイチゴの仲間のブラック・カラントとはまったく違う、ザンテ・カラント Zante currantsという、小粒な野ブドウの一種だそうです。

レーズン(干しブドウ)より、小さい。

ペイストリーにはバターと砂糖がたっぷり練りこまれています。
ぎっしり詰まったカラントも甘いです。

つまり、くどいんです。
だけど、くせになるおいしさです。


マンチェスター・アートギャラリーに行った時、友人といっしょだったので、カフェにはいりました。

注文したのが、カフェの自家製エクルス・ケーキ。


大きくて、平べったくて・・・・高かったです。£2-80(2ポンド80ペンス=427円)ぐらいだったかな・・・?

粉砂糖がかかっていて、上品です。心なしか、甘さが抑えてありました。

上の写真の、スーパーで買った4個、£2-00(305 円)のパックいりのには、砂糖がかかっていないかわりに、バターの味が強烈でペイストリーの甘みが強列です。





エクルス・ケーキは、別名ハエ・ケーキ(flies cake)、ハエの墓場(flies cemetery, flies graveyard)ともよばれています。

ぎっしり詰まった黒いカラントが、共同墓地にぎゅうづめに埋葬されたハエを連想させるからです!
このおぞましい通称、夫も周りのイギリス人も平気で口にします!

この名前で、レシピも出ています。うそだと思ったら、英語でグーグルしてみてください。

他にもカラントのつまった、「ハエの墓場」とよばれるお菓子はいくつかあります。
そのうちのふたつは、機会を作っていずれお見せします。  


ぺちゃんこモモの季節です。


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ミスターキップリングのスライス、装飾性にすぐれた2選

2016年06月11日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
ひさしぶりに、イギリス伝統のお菓子。

ベーカウェル・スライス Bakewell slice


やっぱり、おなじみミスター・キプリング社製。
工場で大量生産された、お手ごろ量産品です。 

といっても、ミスターキプリングは焼き菓子メーカーの老舗です。各スーパーが販売している自社ブランドよりも、お値段は高め。


丸いタルト状のベーカウェル・タート Bakewell tartを拍子木形に焼いて、個別包装してあります。

丸いタルト状のベーカウェル・タートについて書いた、以前の記事を読んでください。リンクを添付しました。↓

イギリス伝統の焼き菓子 アイシングに描かれた羽模様、ピンクのジグザグ・・・2016年2月20日ブログ



同じく、ミスター・キプリング社製のレモン・レイヤー・スライス lemon layered slices


実は、はじめてたべました。

レモンシロップに浸されてじっとり湿ったスポンジケーキに、バタークリームが挟まっています。

(あれ~、よく見たら挟まってるんじゃなくて、封じ込めてあるみたいですねぇ・・・)

上にはねっとり、甘いアイシング。

そういえば、大きなケーキバージョンを見たことがないのでミスター・キプリングのウェッブ・サイトでしらべてみました。

意外なことに、このレモン・レイヤーは拍子木方の一口サイズ=「スライス」タイプしか、ないようです。

「スライス」


人気のケーキ、タルトが食べやすく、持ち歩きやすいよう個別包装されています。
欲しいだけ食べて、あとは包装をあけなければ、かなり長いこともちます。

甘酸っぱくて、おいしかったです。
くどいことにかわりはないのですが、レモン風味が加わると、大人っぽい味になりますね。

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かすかに見える、顔。確かに見える!木の神秘

2016年06月10日 09時00分00秒 | さがせば何処にでも顔はある
ブラモル・パークのブナの木の一本。


意識してみれば、必ず見える、子供の顔。

えっ、見えない?

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涙を呑んで惨殺・・・・赤ちゃん樫の木

2016年06月09日 09時00分00秒 | 英国の木々と草花
うちの前庭の、花壇に、3~4年前から、かってに芽を出し、すくすく育っている、樫の木の赤ちゃん。




親と思われる、お隣の前庭に生えている、樫の木。


どんぐりがころころ転がって、うちの花壇で発芽したのでしょう。

かわいい・・・・けどこんな場所で育ってくれるのは、大迷惑。

上の写真を撮った後、のこぎりで切り倒すことにしました。

見ていたおとなりのご主人が、秘密兵器の木の幹をパチンと切るすごいはさみを持ってきて、あっという間に処理してくれました。

小さな切り株に、くぎで三箇所穴をあけて、根絶やしにする、毒液を流し込んでくれました。



毒液、有機物質なので、枯死した根は地中で分解されるそうです。生態系と土壌に害なし。

あるとジャマだけど、なくなると寂しい、花壇の先端。


残念、かわいそうなことをしましたが・・・・ほっとくとこうなる。




どっちも、ブラモル・パーク。
樫の木、イングリッシュ・オークは、イギリスの象徴。
ほっとくと、イギリス中、太古の原生林にもどってしまう・・・・

確かにおおらかで、美しい。
秋のブラモル・パーク。





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シャム双生児のデイジー

2016年06月08日 09時00分00秒 | 英国の木々と草花
うちの前庭。



スカンジナビアン・デイジー。


奇形を一本、見つけました。


一本の茎の先がふたつに分かれて、花が咲いている、シャム双生児。




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海のアスパラガスと、ハドックの燻製、イギリスの夏のディナー

2016年06月07日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
スモークド・ハドック smoked haddock



ハドックは、タラの一種。フィッシュ&チップスでおなじみ、白身の魚です。
軽く燻製にしてあるので辛味があります。


サンファイア・グラス、samphire grass


テレビのグルメ番組で見て食べてみたい、と思っていました。
夏季限定の食材。旬の出始めです。

「海のアスパラガス」ともよばれているらしい、海岸に生えている草です。


こんなふうに売られています。


一袋、1ポンドはちょっと、高め。

一本、生でためしに食べさせてもらったら、塩辛くて苦かったです。
生でも食べられるけど、さっとゆがくと食べやすいとおしえてもらいました。

おなじみ、マーケット・プレイス Market Place に上がるブリッジ・ストリート Bridge Street の坂のとちゅうにある魚屋で。



ハドックはフライパンで焼いて、サンファイアは、魚屋さんのアドヴァイスどおり、ゆがきました。


マッシュ・ポテトも、缶詰のとうもろこしも、冷凍のブロード・ビーンズも、あじつけなし。
サンファイア・グラスとハドックがじゅうぶん塩辛いので。

はじめて食べたサンファイア・グラス、おいしかったです。苦味は消えて、海の味が滲みた塩辛さが特徴。

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イギリス原産犬2種、ずんぐりむっくりとほっそりスマート、どちらも茶のブチ....状況も同じ

2016年06月06日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
2日続けて、店の前で飼い主を待つ忠犬2匹を見かけました。

その1;うちの近所のコンビニ横にいた・・・・
何回か、日報に登場している、スタッフォードシャー・ブルテリア、通称スタッフィー。





その2;マンチェスター北部の町、プレスウィッチで見かけたのは・・・・

グレイハウンド





どちらも、色柄に共通点があります。長いこと外で待たされて、いやそうな表情も同じ。


スタッフィーは、憂い顔とガニマタがたまらなくかわいいのですが、労働者階級に好まれる「こわもて」犬種の代表です。。

タトゥー入り、スキンヘッドの男性なんかといっしょに肩で風を切って歩いている印象です。
そんなにかっこよくも強そうでもない容貌ですが、やはりもともとは闘犬です。時として獰猛になり、人やよその犬を襲ったりして問題になっています。

グレイハウンドは、ドッグ・レース用に繁殖された、流線型の精悍な体つき。

優雅です。

レース用の犬は、年をとって成績が落ちてきたら、淘汰されるのが、近年問題視されています。
引退した犬を殺さずに、ペットとして一般家庭に斡旋する協会を通じてもらいうけるのは、中流階級が多いような気がします。


お好みは、どちら?


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ブラモル・パークの古壁にやきついた動物の横顔

2016年06月05日 09時00分00秒 | さがせば何処にでも顔はある
ブラモル・パークの、ヴィクトリア時代の厩舎を改築したカフェ、レストラン。
現在、建て増し、改築中。

この夏、リニューアル・オープンの予定ですが、まだ、取り壊し中で、ガラス張りの建て増し部分、影も形もありません。

外壁、


ブタの横顔・・・ちがう。

フレンチ・ブルドッグ、ネコ、なんだろう。確かに動物の顔。





レンガの塀にあいた戸口、工事中は立ち入り禁止、板でふさいであるのはわかるけど、上がちょっと開いていて、好奇心をそそる。


隙間から、こっそり写真撮影・・・・・
ここに、ガラス張りの新館が増築されるんですね。




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ブラモル・パークも花ざかり、シャクナゲの花

2016年06月04日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ブラモル・ホール、工事中。


ホールのある丘の上は、シャクナゲ、ツツジが花ざかり。ブラモル・パークも、土壌が酸性なんですね。

ツツジの群生。(一部、シャクナゲ)。


こちらはスケールの大きい、シャクナゲ。












固いつぼみ


咲く直前。



ハチが忙しそうに出たり入ったりしていました。


タットン・パークで堪能した、ツツジ、シャクナゲ、近所のブラモル・パークでも、密度の高いディスプレイが展開していました。

コンパクトに密生していて、入場無料!

天気のいい、平日。

学校が一週間のハーフ・ターム休暇で片親が有給をとって、子供とすごしている家庭が多いです。

イギリス人の、夏の日光浴にかける情熱、すさまじいです。

花なんかには目もくれず、肌を紫外線にさらすことにもう、夢中。





上の2枚の写真は、別の日に撮りました。

イギリス人の異常としか思えない、紫外線に肌をさらすことにかけるあくなき情熱に関してはいずれ、書く機会があるかもしれません。

(写真撮影がちょっと困難です)


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成長の記録!ブラモルパークのガンのヒナ、2週間でこんなに大きくなりました。

2016年06月03日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
うちの近所のブラモル・パークで2週間前に撮った、カナディアングース Canadian goose(カナダガン)のヒナたち。


5月24日の記事のリンクを添付しました。見てくださいね。↓
ブラモル・パークのガチョウの赤ちゃん2016年5月24日ブログ

3日前に撮った、お母さんグースとヒナ。


7羽が1羽もかけることなく育っています。


あいかわらず、両親揃って、育児中。




ティーンエイジャー一歩手前、といったところでしょうか。難しい年齢かもしれません。


キツネに食べられて、減っていくヒナがとても多いんです。


ブラモル・パークの別の池、カモ (マラード)の親子を見かけました。


ふわふわの、プリン色のカワイさ最盛期はちょっとすぎちゃってますが、やっぱりまだヒナ。
お母さんのそばを、つかずはなれず・・・・

上のカナディアン・グースの一家と違い、母子家庭のようですが、2羽のオスカモ、護衛のように母子にくっついて泳いでいます。

突然、事情がわかった。


オスガモ2羽は、お母さんカモに言い寄ってるんでした。突然子供の前でけんかをはじめました。

かわりばんこにもぐって、水底のえさを探します。


大人のカモは、驚くほど長いあいだ水にもぐっていられます。




オジサンカモ2羽は、なかなおりをしたようです。
牽制しながら母子のそばを離れません。

近所の人に聞いた、未確認情報です。

ブラモル・パークに、夕方、カナディアン・グースの卵を叩き割ってまわる変質老人が出没していたそうです。
その人自身が目撃したわけではないのですが、複数の人が別の日に目撃しているそうです。


その近所の人は、公園の管理局に対策を訴えたそうです。

カモやカナディアン・グースのヒナを見るのを楽しみにしていた子供たちの親も苦情を申し立てている、とのこと。

いやな話ですね。

10年ぐらい前、ブラモル・パークでカモの卵を盗んで食べている人がいるという未確認情報がありましたが、それよりも、もっと陰湿です。


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タットン・パークの庭園総集編、イギリスといえば、やっぱり樫の木・・・他

2016年06月01日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日に引き続き、タットン・パーク Tatton park の庭園めぐり

左端の大木・・・・



邸宅、タットン・ホール Tatton hall のそばにたつ 樹齢 数百年の樫の木です。




庭園や、邸宅よりずうっと前からこの場所にあると思われる堂々とした、樫の木。

樫の木は、日本人にとってのサクラのようなイギリスの象徴の樹木です。

タットン・ホールは古代ギリシャ風。(ネオ・クラシカル様式)


内装は、フランスのロココ様式だそうです。
今回入館を見送った(入場料が請求されます)ので内部の写真、なし。

ホール前の庭園 Italian Garden はイタリア・ルネッサンス様式。


タットン・パークの庭園 The Gardens の呼び物は、日本庭園 Japanese Garden。


タットンパークの庭園、節操がない、国際性。
古代文明や、ヨーロッパ大陸の文化、エキゾチックな東洋趣味はイギリス人の憧れの的なんだと思います。


唯一、邸宅そばのイギリスの象徴、樫の木の大木がイギリスの庭園であることを意識させてくれます。

ガーデンのテーマやデザインにあわせて刈り込んだり、場所を移動させたりできない自然のままの木。

イタリア・ルネッサンス様式の手の込んだフォーマルなガーデンの横にそぐわないんじゃないか、と思うのですが。

切り倒されることなく、景観の一部として残ったのは、もしかしたらイギリス人の、イギリス固有の文化に対する誇りの象徴なのかもしれません。



タットン・パークの庭園の外の樫の大木。


4月のはじめ、まだ冬木立。

区域ごとにテーマを定め 凝ったディスプレイが展開する庭園部分と違って、広大なパークの中には人の手がほとんど入っていない 自然のままの木がたくさん生えています。


4月にのせた、パーク内の散策の記事のリンクを添付します。見てください。↓


ナショナル・トラスト所有の大公園、第二弾!タットンパークは人でいっぱい2016年4月11日ブログ

タットン・パーク、池がいっぱい、周りを回っていけません2016年4月12日ブログ



おまけ・・・・・タットン・パークの庭園で見つけた木の神秘

全裸女性の逆立ち


ウォール・クライミングができそう。


成長の過程でなにがあったのか。
    

おまけ

イギリスの屋外では育たない、南国の植物を集めた、19世紀の温室。




瓶洗いブラシの木




タットン・パークの庭園めぐり、今日でおしまいです。昨日までの関連記事も読んでください。下にリンクを添付しました。↓

a href="http://blog.goo.ne.jp/stockport/e/e3bfdf3a3cc309f2c40dbdf808d991d6">戻ってきた、タットンパーク。今度は庭園2016年5月16日ブログ

タットン・パークの庭園、ツツジとシャクナゲが花盛り2016年5月17日ブログ

タットンパークのあやしい日本庭園2016年5月18日ブログ

タットン・パーク、とげとげのルバーブ、ハンカチのなる木2016年5月19日ブログ

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