昨日にひきつづき、イギリスのお菓子。
グレーター・マンチェスターの小さな町の名前を冠した、エクルス・ケーキ Eccles cake。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7b/40c851f53f064ac263000fde377515c8.jpg)
18世紀の終わりに、エクルスで最初につくられたため、この名前でよばれています。
裏側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8f/7748c724077019278982bb118aaefba3.jpg)
パサパサしたペイストリー(パイ皮)のなかに干したカラント currants がぎっしり詰まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b9/ee8f6ae56c82691f7e4c6ab09c2de123.jpg)
お饅頭に詰まったアンコみたいですね・・・・
このカラントは、黒い木の実、日本でクロスグリと訳される(カシスというフランス語のほうが一般的かも)キイチゴの仲間のブラック・カラントとはまったく違う、ザンテ・カラント Zante currantsという、小粒な野ブドウの一種だそうです。
レーズン(干しブドウ)より、小さい。
ペイストリーにはバターと砂糖がたっぷり練りこまれています。
ぎっしり詰まったカラントも甘いです。
つまり、くどいんです。
だけど、くせになるおいしさです。
マンチェスター・アートギャラリーに行った時、友人といっしょだったので、カフェにはいりました。
注文したのが、カフェの自家製エクルス・ケーキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c5/f1d9fc61ee7eb123931e7ea2ead9a9c5.jpg)
大きくて、平べったくて・・・・高かったです。£2-80(2ポンド80ペンス=427円)ぐらいだったかな・・・?
粉砂糖がかかっていて、上品です。心なしか、甘さが抑えてありました。
上の写真の、スーパーで買った4個、£2-00(305 円)のパックいりのには、砂糖がかかっていないかわりに、バターの味が強烈でペイストリーの甘みが強列です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b9/8176731b986a1c193b4c930c8ca1f728.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4a/6e5dd78ae5a22610de1b62f6abe6a470.jpg)
エクルス・ケーキは、別名ハエ・ケーキ(flies cake)、ハエの墓場(flies cemetery, flies graveyard)ともよばれています。
ぎっしり詰まった黒いカラントが、共同墓地にぎゅうづめに埋葬されたハエを連想させるからです!
このおぞましい通称、夫も周りのイギリス人も平気で口にします!
この名前で、レシピも出ています。うそだと思ったら、英語でグーグルしてみてください。
他にもカラントのつまった、「ハエの墓場」とよばれるお菓子はいくつかあります。
そのうちのふたつは、機会を作っていずれお見せします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/75/24eeb531bdcd5876644c76bb2415ca2d.jpg)
ぺちゃんこモモの季節です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/42/c8b241aa90fb208c636c90a02273d762.jpg)
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グレーター・マンチェスターの小さな町の名前を冠した、エクルス・ケーキ Eccles cake。
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18世紀の終わりに、エクルスで最初につくられたため、この名前でよばれています。
裏側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8f/7748c724077019278982bb118aaefba3.jpg)
パサパサしたペイストリー(パイ皮)のなかに干したカラント currants がぎっしり詰まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b9/ee8f6ae56c82691f7e4c6ab09c2de123.jpg)
お饅頭に詰まったアンコみたいですね・・・・
このカラントは、黒い木の実、日本でクロスグリと訳される(カシスというフランス語のほうが一般的かも)キイチゴの仲間のブラック・カラントとはまったく違う、ザンテ・カラント Zante currantsという、小粒な野ブドウの一種だそうです。
レーズン(干しブドウ)より、小さい。
ペイストリーにはバターと砂糖がたっぷり練りこまれています。
ぎっしり詰まったカラントも甘いです。
つまり、くどいんです。
だけど、くせになるおいしさです。
マンチェスター・アートギャラリーに行った時、友人といっしょだったので、カフェにはいりました。
注文したのが、カフェの自家製エクルス・ケーキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c5/f1d9fc61ee7eb123931e7ea2ead9a9c5.jpg)
大きくて、平べったくて・・・・高かったです。£2-80(2ポンド80ペンス=427円)ぐらいだったかな・・・?
粉砂糖がかかっていて、上品です。心なしか、甘さが抑えてありました。
上の写真の、スーパーで買った4個、£2-00(305 円)のパックいりのには、砂糖がかかっていないかわりに、バターの味が強烈でペイストリーの甘みが強列です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b9/8176731b986a1c193b4c930c8ca1f728.jpg)
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エクルス・ケーキは、別名ハエ・ケーキ(flies cake)、ハエの墓場(flies cemetery, flies graveyard)ともよばれています。
ぎっしり詰まった黒いカラントが、共同墓地にぎゅうづめに埋葬されたハエを連想させるからです!
このおぞましい通称、夫も周りのイギリス人も平気で口にします!
この名前で、レシピも出ています。うそだと思ったら、英語でグーグルしてみてください。
他にもカラントのつまった、「ハエの墓場」とよばれるお菓子はいくつかあります。
そのうちのふたつは、機会を作っていずれお見せします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/75/24eeb531bdcd5876644c76bb2415ca2d.jpg)
ぺちゃんこモモの季節です。
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