コロナウィルスのパンデミックが始まってから、確実に道路工事が増えたような気がします。


....といっても私の行動範囲は非常に限られているので、どこもそうだとは言い切れないのですが。
外にでるたびに私が行く先々で、工事中の標識を目にします。

3月に始まった1回目のロックダウンが緩和される段階で、最初に再開されたのが建設現場でした。
屋外作業なので比較的安全、とみなされたためでしょう。
それ以後、建築や改装、道路の舗装や、ガス、水道、電信などの補修工事をどこに行っても見るような気がします。
家で仕事をする人が増え、店や飲食店、教育機関まで閉鎖している今、交通量は圧倒的に減っています。
年末にパンデミックが始まって以来1度だけ行ったストックポートの歴史的景観を保存するエリアでは広範囲に及ぶ補修工事がすすんでいました。


(上の2枚は以前の記事に載せた写真です)
とにかく人があまり出歩かない今、工事決行の絶好のチャンスなのかもしれません。
私がイギリスに来たばかりの30年前、週末は工事作業がたいていどこも休みでした。
自家用車で通勤する人がとても多い(地域にもよりますが)イギリスでは平日の、工事が引き起こす渋滞のための経済的損失はちょっとしたものだったはずです。
日本人の私など、その話を聞いて「工事は交通量の少ない週末にやればいいのに」と不思議に思ったものでした。
今では、週末、休日にも工事をしています。(やはり地域によるのかもしれませんが)
片側を溝のように長く掘り起こしているこの工事は、ガス菅か水道管の補修だったように思います。
片側の車線が通行止めです。


臨時に設置された信号のずっと手前で対抗する車線の車が通り過ぎるのを待ちます。
通常のラッシュアワーにはかなりな渋滞を引き起こすはずです。
50m先には大都市マンチェスターに直通の国道A6があります。
信号の代りに「とまれ STOP」「すすめ GO」と書かれた丸い標識を持った工事関係者が立っている道路工事現場もあります。
流れの方向ごとの交通量や状況に合わせて臨機応変に止めたり進めたりできて便利です。
上の写真2枚と同じ場所の反対側から撮った写真です。

「片側車線を閉鎖 single file traffic」標識の、車線を表す黒い線のふさがれている側が左になっています。

去年の春に日本に行った時に撮った写真です。

エスカレーターの点検中でした。
これは道路の拡張工事中の柵....

ちょっとかわいい.....お腹を串刺しにされた作業員。
一列に並んで目を伏せて「工事でご迷惑をおかけしますがご容赦ください」と道行く人々にお詫びしているんですね。
日本ではとにかく文字やイラストが描かれた看板や表示がめちゃめちゃ多い、ということを以前にもくどくど書いたのですが、お詫びの表現も白熱しているように思います。
写真を撮ってこなかったのが残念ですが、深々と頭を下げてお詫びする作業員のイラストがどこの工事現場にも必ずあります。
去年書いた日本の看板、注意書きに関する記事のリンクです☟(工事とはあまり関係ありませんが)
日本で見かけた文字の羅列、フトドキ行為、許すまじ!景観を犠牲にする意義と効果はいかほど?
電車内での通話が他人にとって迷惑な日本ではあまり必要とも思えない車内アナウンスがひっきりなしに流れている印象...他
イギリスの工事現場では法定のシンボルと、決まりきった簡潔な「事実の表示」と「指示」しか目にすることはありません。
昨日うちの近所の道端に、電信関係の補修工事の準備のための囲いがおいてありました。

よく読んでみたら小さく書かれたお詫びの一文がありました。
「We apologise for any inconvinience caused 不都合の件、お詫びします」
お詫びする作業員のイラスト看板などどこにもありません。
仕事をしている作業員が謝らなければならないいわれなど、まるでないように思われます。
たしかに工事による交通止めはかなり迷惑ですが。
パンデミック前に、建設ラッシュのマンチェスターで撮った夜間も続くビル建設工事の写真です。



....といっても私の行動範囲は非常に限られているので、どこもそうだとは言い切れないのですが。
外にでるたびに私が行く先々で、工事中の標識を目にします。

3月に始まった1回目のロックダウンが緩和される段階で、最初に再開されたのが建設現場でした。
屋外作業なので比較的安全、とみなされたためでしょう。
それ以後、建築や改装、道路の舗装や、ガス、水道、電信などの補修工事をどこに行っても見るような気がします。
家で仕事をする人が増え、店や飲食店、教育機関まで閉鎖している今、交通量は圧倒的に減っています。
年末にパンデミックが始まって以来1度だけ行ったストックポートの歴史的景観を保存するエリアでは広範囲に及ぶ補修工事がすすんでいました。


(上の2枚は以前の記事に載せた写真です)
とにかく人があまり出歩かない今、工事決行の絶好のチャンスなのかもしれません。
私がイギリスに来たばかりの30年前、週末は工事作業がたいていどこも休みでした。
自家用車で通勤する人がとても多い(地域にもよりますが)イギリスでは平日の、工事が引き起こす渋滞のための経済的損失はちょっとしたものだったはずです。
日本人の私など、その話を聞いて「工事は交通量の少ない週末にやればいいのに」と不思議に思ったものでした。
今では、週末、休日にも工事をしています。(やはり地域によるのかもしれませんが)
片側を溝のように長く掘り起こしているこの工事は、ガス菅か水道管の補修だったように思います。
片側の車線が通行止めです。


臨時に設置された信号のずっと手前で対抗する車線の車が通り過ぎるのを待ちます。
通常のラッシュアワーにはかなりな渋滞を引き起こすはずです。
50m先には大都市マンチェスターに直通の国道A6があります。
信号の代りに「とまれ STOP」「すすめ GO」と書かれた丸い標識を持った工事関係者が立っている道路工事現場もあります。
流れの方向ごとの交通量や状況に合わせて臨機応変に止めたり進めたりできて便利です。
上の写真2枚と同じ場所の反対側から撮った写真です。

「片側車線を閉鎖 single file traffic」標識の、車線を表す黒い線のふさがれている側が左になっています。

去年の春に日本に行った時に撮った写真です。

エスカレーターの点検中でした。
これは道路の拡張工事中の柵....

ちょっとかわいい.....お腹を串刺しにされた作業員。
一列に並んで目を伏せて「工事でご迷惑をおかけしますがご容赦ください」と道行く人々にお詫びしているんですね。
日本ではとにかく文字やイラストが描かれた看板や表示がめちゃめちゃ多い、ということを以前にもくどくど書いたのですが、お詫びの表現も白熱しているように思います。
写真を撮ってこなかったのが残念ですが、深々と頭を下げてお詫びする作業員のイラストがどこの工事現場にも必ずあります。
去年書いた日本の看板、注意書きに関する記事のリンクです☟(工事とはあまり関係ありませんが)
日本で見かけた文字の羅列、フトドキ行為、許すまじ!景観を犠牲にする意義と効果はいかほど?
電車内での通話が他人にとって迷惑な日本ではあまり必要とも思えない車内アナウンスがひっきりなしに流れている印象...他
イギリスの工事現場では法定のシンボルと、決まりきった簡潔な「事実の表示」と「指示」しか目にすることはありません。
昨日うちの近所の道端に、電信関係の補修工事の準備のための囲いがおいてありました。

よく読んでみたら小さく書かれたお詫びの一文がありました。
「We apologise for any inconvinience caused 不都合の件、お詫びします」
お詫びする作業員のイラスト看板などどこにもありません。
仕事をしている作業員が謝らなければならないいわれなど、まるでないように思われます。
たしかに工事による交通止めはかなり迷惑ですが。
パンデミック前に、建設ラッシュのマンチェスターで撮った夜間も続くビル建設工事の写真です。
