イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

教育の節目、統一試験の結果発表日! 刺青柄ティーシャツ購入の翌日!(イギリスの若者ファッション考察)

2018年08月24日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
うちの下の息子が買ってきたティーシャツ。


今、男の子の間で流行っているそうです。「日本柄」

おととい16歳の息子がはじめて自分で服を買いに街に出たのです。
お友達がいっしょでした。

どちらかというと、いつも保守的な服装の息子です。

30年ほど前の日本の男の子の間で流行っていた「渋カジ」とでも言うような(古いですね、あ~恥ずかしい)服装を好みます。
チェックのシャツにチノパン(イギリスでは単にチーノーとかコットン・カジュアル・トラウザースといいます)の組あわせのような。

それが、9月から私服で通学するカレッジ用に自分で服を買ってくるように言ったら選んで買ってきたのが この不良テイストの 刺青柄

困った漢字が書かれていないだけもうけものですが…


でも「和」って何? 花は絶対、桜のつもりです。ゲイシャ・ガールのキモノも扇子も髪型もヘンです。いや、何もかもへんです。

手持ちの服とあまり変わり映えしない色違いのチーノーや無地のジップ・アップ・ジャケット(日本でいうジャンパー)、フディーズ(フード付きのトレイナー)など無難で保守的なカジュアルもいくつか買いこんできました。

予想通り買ってきたのが…


くだらない柄のおなじみファンキー・ソックス、1足だけ

さいしょは愛好者はうちの息子とそのガールフレンドぐらいだと思っていたのですが、イギリスの少年たち、大人の男性もこぞって趣向をこらしたくだらない柄の靴下をはいているようです。

イギリスに来られる予定の方、お土産にいかがでしょうか。


話変わって、昨日は全国統一学力テスト GCSE の結果発表日でした。

朝、制服ではなく、刺青シャツで学校に行って結果が書かれた紙をもらってきました。

GCSE=General Certificate of Secondry Education うちの息子は9科目受けてすべて、「平均レベル」で合格です!

(もし大学に進学するとすれば)コンピュータ関係の進路を希望している彼が理系の主要科目を落とすと、進路変更もありうる将来を決定するといっても言い過ぎではない大事な試験です。

6月に試験が終わり次第、各自別々に学校に行くのをやめ、いつの間にか夏休みに突入。
終業式も卒業式もない、節目も味気もないイギリスの中等教育(セコンドリー・エデュケーション)ですが、試験結果の手渡しとともに、昨日 中等教育が正式に終了になりました。

18歳までは義務教育です。授業料は無料です。

息子は9月からより専門性の高い科目を履修する「シックスフォーム・カレッジ」に進学します。

シックスフォーム・カレッジは大学進学のための準備のための、あるいは進学しない人は職業科目のみが選択できる総合高等教育機関です。
中等教育終了後、カレッジに行かずに賃金をもらいながら職業訓練を受ける「徒弟制度」も選択できます。訓練期間中は義務教育とみなされます。


午後、「合格祝い」のカードを近所のコンビニでさがしたのですがなかった!ので致し方なく、「運転免許試験合格祝い」のカードを買ってきて渡しました。


「You passed! うかった!」とちゃんと書いてあります。

ハンドルを握るリスの歓喜の表情がとても良い。


刺青シャツを着た息子。


もちろん、「似あう! カッコイイ‼ クール! 」とほめまくりました。

着るとけっこうカッコいい。

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
コメント (4)
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