昨日の続きです。
ストックポートの町、マープル Marple のはずれ、ローマン・レイクス Roman Lakes という池がいくつかある渓谷の遊歩道めぐりです。
いちばん大きい池のほとりにある、ローマン・レイクス・カフェ Roma Lakes Café に入りました。
上の横に長い写真の右奥の建物です。これは裏側。
いまひとつ、ぱっとしないたてものですが・・・・
中は広くて、可愛らしい飾り付けがしてありました。
ピアノの上に、サイダーのビンにさしたクジャクの羽根がありました。
手作りのケーキのディスプレイ。
お昼時なのに、静かでした。
こんなにたくさんのケーキが売れ捌けるのか・・・・とちょっと心配していたら、机と椅子をまんなかに寄せて、パーティーか、お茶会の準備をはじめていました。
おかあさんと、若い娘二人のビジネスのようです。
食卓はすべて、古い鉄の足踏みミシンの上に、厚い木の一枚板を載せてつくったリサイクル品、椅子は祈祷書を入れる棚とお祈りの時組んだ手を載せる台が背もたれについた教会からの流用品です。
どっちも、イギリスのカフェではおなじみです。
実は私たち、10ポンドしか現金の持ち合わせがなく、それで食べられるものをきいたところ・・・
ティー・ケーキ tea cake 。
いまどきキャッシュ・カードを受け付けない飲食店も珍しいような・・・・
干したカラント(クロスグリ、日本ではフランス語でカシスって言っていると思います)の入った丸いパンを半分に切って、トーストしたもの。
イギリスのカフェで、よく食べられている軽食の定番です。たっぷりのバターが溶けてしみこんだあつあつを食べます。
シナモンの香りがつけてある、手作りでした。
一人前、1ポンド20ペンス。私たちの予算にはうってつけのお値段なのですが・・・
ストックポートのマーケットなどの油じみた庶民的なティールームでは市販品をトーストしたものが50ペンスぐらいなのです。
この場所で月に一度生演奏の 「ティー・ダンス」をやっているようです。
「ティー・ダンス」というのは普段着で気楽に集まった男女の社交イベント、レトロなダンスパーティのような集まりです。
この場所にかつてダンスホールがあった名残です。
今はジャズとかソウルのようなおしゃれっぽい曲目が演奏されてるようです。
その当時「ペニー・アーケード」(昔のゲームセンター)も併設されていて、この渓谷全体に点在した綿織物工場の経営者が労働者と近隣の庶民の娯楽のために19世紀の終わりに建設したちょっとした遊興施設だったのです。
ボート乗り場や小さな遊園地もあったそうです。
1970年ごろに閉鎖されて、今では家族経営のこのカフェが残るのみ。
古い石造りの鉄道橋の下をくぐって、池の名前のもとになった、ローマン・ブリッジにむかいます。
乗馬の親子が外のカウンターで飲み物とサンドウィッチを買っていました。
明日に続く。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
ストックポートの町、マープル Marple のはずれ、ローマン・レイクス Roman Lakes という池がいくつかある渓谷の遊歩道めぐりです。
いちばん大きい池のほとりにある、ローマン・レイクス・カフェ Roma Lakes Café に入りました。
上の横に長い写真の右奥の建物です。これは裏側。
いまひとつ、ぱっとしないたてものですが・・・・
中は広くて、可愛らしい飾り付けがしてありました。
ピアノの上に、サイダーのビンにさしたクジャクの羽根がありました。
手作りのケーキのディスプレイ。
お昼時なのに、静かでした。
こんなにたくさんのケーキが売れ捌けるのか・・・・とちょっと心配していたら、机と椅子をまんなかに寄せて、パーティーか、お茶会の準備をはじめていました。
おかあさんと、若い娘二人のビジネスのようです。
食卓はすべて、古い鉄の足踏みミシンの上に、厚い木の一枚板を載せてつくったリサイクル品、椅子は祈祷書を入れる棚とお祈りの時組んだ手を載せる台が背もたれについた教会からの流用品です。
どっちも、イギリスのカフェではおなじみです。
実は私たち、10ポンドしか現金の持ち合わせがなく、それで食べられるものをきいたところ・・・
ティー・ケーキ tea cake 。
いまどきキャッシュ・カードを受け付けない飲食店も珍しいような・・・・
干したカラント(クロスグリ、日本ではフランス語でカシスって言っていると思います)の入った丸いパンを半分に切って、トーストしたもの。
イギリスのカフェで、よく食べられている軽食の定番です。たっぷりのバターが溶けてしみこんだあつあつを食べます。
シナモンの香りがつけてある、手作りでした。
一人前、1ポンド20ペンス。私たちの予算にはうってつけのお値段なのですが・・・
ストックポートのマーケットなどの油じみた庶民的なティールームでは市販品をトーストしたものが50ペンスぐらいなのです。
この場所で月に一度生演奏の 「ティー・ダンス」をやっているようです。
「ティー・ダンス」というのは普段着で気楽に集まった男女の社交イベント、レトロなダンスパーティのような集まりです。
この場所にかつてダンスホールがあった名残です。
今はジャズとかソウルのようなおしゃれっぽい曲目が演奏されてるようです。
その当時「ペニー・アーケード」(昔のゲームセンター)も併設されていて、この渓谷全体に点在した綿織物工場の経営者が労働者と近隣の庶民の娯楽のために19世紀の終わりに建設したちょっとした遊興施設だったのです。
ボート乗り場や小さな遊園地もあったそうです。
1970年ごろに閉鎖されて、今では家族経営のこのカフェが残るのみ。
古い石造りの鉄道橋の下をくぐって、池の名前のもとになった、ローマン・ブリッジにむかいます。
乗馬の親子が外のカウンターで飲み物とサンドウィッチを買っていました。
明日に続く。
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