イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ストックポートの景観スポット、ストックポート・ヴァイアダクト、国道A6沿い

2016年04月28日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
国道 A6沿いの、見どころ案内に戻ります。

3月29日の本紙をご覧ください。↓国道A6のルートや歴史について少し書きました。

ストックポートを縦断、ロンドンとハドリアヌスの長城を結ぶ古代ローマの道、国道A62016年3月29日ブログ

今回の見どころ・・・・、ストックポート・ヴァイアダクト Stockport Viaduct

マンチェスター、カーライルを背にして、ピーク・ディストリクト、ロンドンにむかって右側、国道A6と平行して走っている壮大な鉄道橋です。

国道A6からの眺めです。





ストックポート・ヴァイアダクトについて、日報創刊後間もなく記事を書きました。
一部,記事と写真が重複するかもしれません。


世界で2番目に大きなレンガ建築と以前書きましたが、実は諸説あるようです。

完成は1840年。ストックポート駅と同時にオープンしました。

第二級保存建築。

完成時は、世界最大のレンガ建築でした。

完成の数年後、ストックポート・ヴァイアダクトを設計した建築家、ジョージ・ワトソン・バックがインドにもっと大きな鉄道橋を設計、建築したので、世界2位に転落。

今でも、イギリス連合王国で最大のレンガ建築、世界で2番目に大きな総レンガ造りの鉄道橋の記録を保っています。

とにかく壮観。アーチが27あります。


レンガが約1千100万個使われています。

大きさの規模はレンガの数で決まるようです。ビルとちがって、鉄道橋は中までぎっしりレンガが詰まっていますから、大きさ順位を押し上げているようです。

順位の選定に諸説あるのは、建物の規模かレンガの数か、基準が定まっていないからかもしれませんね。


手前の石造りの、同じくアーチのある橋は、ウェリントン・ブリッジ  Wellington Bridge 。    


国道 A6は、ウェリントン・ブリッジの上を走っています。




あら、昨日のねむい顔のビル・・・・


昨日のねむい顔のビルの正面入り口は、2階にあって、国道A6(ウェリントン・ブリッジ)に面しています。
2枚目のパノラマ写真の、まんなかあたり・・・白いライトバンの後ろに見えるのがそうなんですけど、わかりますか。

ウェリントン・ブリッジをくぐったところ。


過去180年近く、数え切れないほどの画家や写真家に、画題や被写体として使われてきた、ストックポート・ヴァイアダクト。

気の効いた構図で写真を撮ろうと思っても、アイデアが行き詰っちゃってるんですよね。







パノラマ写真には帽子の博物館、ハット・ワークス Hat Works、ザ・プラザ劇場  The Plaza、はるか遠くに市庁舎 Stockport Town Hall まで写ってます。(よく見たらマクドナルドのうそつき時計まで)


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コメント (4)
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