イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マーケット・プレイスのパブその1、経営不振のパブ2軒、経営者が変わっておしゃれに再出発

2015年07月04日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
 またまたストックポートのマーケット・プレイス Market Place

750年の歴史のあるストックポート・マーケット Stockport Market が開かれる広場とそのまわり、古い建物がきれいに修復保存されている景観保存地区です。

今度はパブの話題です。

ベーカーズ・ヴォウルツ Bakers Vaultsマーケット・ホール Market Hall の真正面。

「パン屋の金庫」、昔ながらのパブには職業にちなんだ名が多いんです。

この場所に200年以上あるパブです。この建物は19世紀末のものですが。

一度店じまいして、最近経営者が変わって、おしゃれにリニューアルオープンしました。

店じまい前に2度入ったことがあります。昔ながらのすすけたシブいパブでした。座るところが少なかったような記憶があります。

以前から、ライブハウスとしても有名でした。

地下をアートスペースとして開放する計画もあり、楽しみです。

間口が狭く奥行きが広い。


 ザ・カックト・ハット The Cocked Hat

マーケット・ホール Market Hall のサイドとセント・メアリーズ教会 St. Mary's Church の道を挟んでとなりにあります。


カックト・ハットって何?

これ。


18世紀後半に男の人がかぶっていた、丸いフェルトの3辺を折りあげた三角帽のことです。
看板がモダンですね。

ここも、一度店じまいして最近リニューアルオープンしました。

閉店前はパックト・ホース Packed Horse という屋号でした。

改名に関して賛否両論あったそうです。伝統あるパブですから。

かつて国内有数のフェルト帽の生産地で世界的にも珍しい帽子専門の博物館まで有するストックポートの歴史に敬意を払ってのネーミングだそうです。

きれいに改装して、家族で訪ねてもらえる明るいパブをめざして心機一転、再出発する意気込みも改名からうかがえます。

ストックポートの帽子産業と、このパブのそばの、アンダーバンクに下りる急な坂周辺にあった悪名高いパブ群についてはまた書く機会を作りたいと思います。


パイはじめお手ごろな家庭料理が自慢、とパブガイドには書いてあります。

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コメント (2)
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