イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ピーク・ディストリクト、チャペル-アン-ル-フリス1、罪人のさらし台のある坂の町

2015年07月10日 09時00分00秒 | ピーク・ディストリクト
ピーク・ディストリクト Peak District National Park


今回はピーク・ディストリクト・ウォークのウェッブサイトでみつけた、ハイキングルートをためします。

バクストン Buxton のそば、 チャペル-アン-ル-フリス Chapel-en-le Frrith (以下、チャペル)という町を基点にします。

チャペルはイギリスによくある郊外の町です。

大きなスーパーと、駅があります。はずれには大規模な宅地造成計画もすすんでいるようでした。

ストックポート、マンチェスターの通勤圏です。バクストンに通う人も多いのかもしれません。
この3つの町とは一本の鉄道の線でつながっています。

特徴的なのは、町中どこでもピークの丘陵が見渡せること。


ピーク・ディストリクト真っ只中。坂だらけのまちです。

左寄り、ずうっと奥に小さく見えているのがチャペルのまち。


丘の上の高いところから撮りました。


ルートの出発点、教会の墓地の墓堀人の住宅だった小屋。


窓の上に代々の墓堀人夫の名前が記してあると、ガイドには書いてあるのですが、蔦がびっしりでぜんぜん読めません。

一般家庭の車庫ぐらいの大きさ。
一室に家族全員が寝起きして、煮炊きものもした、昔の典型的な田舎のコテージみたいです。
窓からの眺めはよさそう。

一部、町の古い部分が集中的によくのこっています。

戦没者慰霊塔のある小さな広場には、軽犯罪者をさらし刑にしたストックス stocks (さらし台)もあります。


イギリスの古い町にはよく複製のさらし台がおいてあります。
手足をつっこんで(首かせバージョンもあり)観光客が記念撮影できるようになってます。

これは本物みたい。さわれないよう囲ってあります。

後ろのパブ、ローバック Roebuck で、ビールとコーラを買って外で飲みました。

さらし台横のカフェ(しまってました)、その名ずばり、ストックス・カフェ-・アンド・ビストロ Stocks Cafe & Bistro 。



1930年とローマ数字で年号の彫ってある木彫りの看板。
中世っぽい素朴なタッチでさらし台にかかった罪人を嘲笑する善男善女、とさらし台の傍らで瞑目する羊飼いの図柄。


興味ぶかい・・・・・

続きます。


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コメント (3)
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