昨日の続きです。
ピークディストリクト Peak District National Park の町チャペル-アン-ル-フリス Chapel-en-le- Frith を基点に約5マイルのハイキングコースを歩いています。
両側に、高いドライ・ストーン・ウォール dry stone wall が続き、遠くの丘陵地と、前、うしろしか景色の見えない一本道がつづきました。
時たま塀が途切れて、トラクターやトラックの出入りする広い鉄柵のゲートから塀の内側が見えますが、どこでも見える光景は、人の姿を見て一瞬こおりつくヒツジの群ればかり。
さすがにちょっと飽きてきたころ見つけた、塀を越えるためのスタイル stile。中になにかあるのかな?
こんもり盛りあがったマグ-ロウ Mag-Low
石器時代の共同埋葬所だそうです。
墳墓です。
家でプリントしてきたウォーキングガイドにそう書いてあったけど、ちょっと見渡しても看板も標識も何もありません。
何も知らずにお墓のうえでのんびり草を食むヒツジ。
スタイルの上に立って撮った写真。
マグ-ロウが見渡せるゲートの前で、夫がポケットから地図を出してひろげるシャリシャリっという音で、そばにいたヒツジ約10頭が引き潮のように遠くへ飛びのき、放牧場の約30頭がいっせいに硬直状態でこっちを見ました。
怖がり。
ぐねぐね道をずいぶん歩いて振り返るとまだ見えるマグ-ロウ。
続きます。
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