イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

80年ぶりに姿を現した橋、ランカシャー・ブリッジ

2015年07月19日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
むかしの州境だったマージー河 River Mersey にかかるランカシャー・ブリッジ Lancashire Bridge


橋を渡った向こう岸がランカシャー Lancashire、川のこっちがわはチェシャー Cheshire だったのでこの名前があります。

(現在は行政区分が変わってストックポートをふくめたこのあたり一帯はグレーター・マンチェスター Greater Manchester に組み込まれています)

ショッピングエリアの再開発で、1937年に、川は道路で覆われてしまいました。
そのときに19世紀初頭に再建された由緒あるこの橋も姿を消しました。

以来80年、橋の存在は忘れられ、通りに名を残すのみに。

ブリッジ・ストリート Bridge Streetと、マーケット・スクエアに上がるかわいい坂道ブリッジ・ブロウ Bridge Brow について書いた昨日の本欄も、読んでください。

近年の、「古い街並みで町おこし」、の気運と史跡保存運動の働きかけでランカシャー・ブリッジを一部再興することに。


クリスマス前から大がかりな工事が始まり、3週間ほど前に完成。

橋がないのにブリッジ・ストリート・・・のなぞがこれで解けました。

川を覆う道路を一部分おにぎり形に取り除き、川面と橋の基礎のアーチを見せる斬新な意匠が人目を引いています。

片側だけ。

たくさんの人が立ち止まって水面を覗き込み、携帯電話で写真を撮っています。

橋は、ブリッジ・ストリートに続いています。




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コメント (5)
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