月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。世界中の学者が集まり、この死体の正体を探るが、意外な証拠が次々に現れる。
一応主人公はいるが、様々な分野の学者が協力して謎を解く過程が最大の魅力で、月面で発見された死体の正体、太陽系の過去、未知の生命体の正体が、見つかった証拠に基づく仮説の提唱、仮説を覆すあたらな証拠の発見、新しい仮説の提案を繰り返しながら、だんだんと明らかになって行く過程が気持ち良い。
どんどん話のスケールが大きくなっていき、最後の結論は、かなり無茶なので、今一つリアリティが無いが、正統派のSFとして完成度は高い。
一応主人公はいるが、様々な分野の学者が協力して謎を解く過程が最大の魅力で、月面で発見された死体の正体、太陽系の過去、未知の生命体の正体が、見つかった証拠に基づく仮説の提唱、仮説を覆すあたらな証拠の発見、新しい仮説の提案を繰り返しながら、だんだんと明らかになって行く過程が気持ち良い。
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星を継ぐもの | |
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