拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

2018-11-28 21:03:36 | Book
北方領土問題もそうだが、スローガンありきではなく、実現可能なゴールは何なのかを現実的に冷静に見極めないと、何も結果を得ることなく時間だけが無為に過ぎていってしまう。
実際に家族を拉致された家族会の面々が感情的になるのは当たり前だが、支援・解決すべき政治家が闇雲に強硬策を叫ぶだけで拉致問題を自身の売名行為に利用するというのは恥を知るべき。拉致問題解決を唱えて当選した人たちは、この20年結果を出せていないことに責任を取り、即刻引退すべきだろう。
しかし、本音と建前を使い分け、根回しを得意とする日本人が、こと外交問題となると、スローガンを唱えるだけの脳筋状態となるのは、何故なのだろうか。
結果論ではあるが、拉致問題において不完全ながらも唯一結果を出した小泉元首相と田中均を家族会が評価をしていたら、その後の展開は大きく変わっていたのだろうが、長い間理不尽な状況に耐えていた状況では、いかんともし難かったのだと思うと、やるせない気持ちになる。

拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
蓮池 透
講談社
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