忍びの者〈1〉序の巻

2023-10-15 02:54:01 | Book
忍者ものの古典的名作のようだが、いかんせん、当時は面白かったのだろうが、面白くない。
信長の京入りから天正伊賀の乱までを、色々な忍者が活躍する群像劇として描いているのだが、芯になる物語がなく、話があっちこっちに飛んで、ただ時系列的にそって歴史上の出来事を並べているだけで、肝心の忍者がほとんど活躍しない。
忍者という存在が今ほど知られていない時代であったら、忍者の暮らしをリアルに描くというスタイルそのものが斬新だったのかもしれない。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハリスおばさんパリへ行く | トップ | ゴジラ-1.0 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Book」カテゴリの最新記事