みらいの投資主総会

2019-07-24 17:46:02 | Stock
みらいの投資主総会に行ってきた。
合併の件で、みなし賛成についての質問と回答があった。
みなし賛成は、対抗案が無い時にのみ成り立ち、対抗があるときは実数による投票となるとのこと。
つまり、スター提案の、役員解任は、みなし賛成の対象となるが、役員選定は、さくらが対抗案を出しているため、みなし賛成の対象とならず、実数で決まる。

まとめると、次のようになる。

○みなしで賛成となる(事実上、賛成多数で可決されると思われる提案)
役員解任(スター提案)
資産運用会社契約解除(スター提案)
みらいとの合併(さくら提案)

○評決による決定
役員選定(スター、さくら提案)
資産運用会社選定(スター、さくら提案)

みらいとしては、評決になれば、さくら側の提案が通ると見ているようだが、さくらは個人投資家が多いので、そんなに楽観視できるのだろうか。

スターによる、合併反対のための規約変更提案もあり、こちらがみなしで賛成となったら、いったいどうなってしまうのか。
また、役員や投資会社の選定で、どちらも過半数を取れないときは、何が起こるのか。

総会当日まで、どうなるかわらかないというのは、結果的に投資家にためにならないので、両者は是非、事前に話し合いをして決着をつけて欲しいと思う。

そもそも、安定株主がいないという運用体制が根本的におかしいので、運用会社のグループ会社は、責任をもってリート株を保有すべきだろう。そうすれば、今回のさくらのように、運用会社が利益を得るために、投資家を犠牲にするケースも減るだろう。

いずれにせよ、さくらの運用が酷すぎた結果が、この事態を招いたわけで、今回の件で、運用会社が変わることは天啓である。
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