月探査の事故でただ一人生き残った宇宙飛行士が、一カ月の間救助を信じてサバイバルする「日の下を歩いて」目当てに読んだ。いかにも短編という感じで、詩的な美しさはあるが、リアルなサバイバルSFとしての面白さはいまいちだった。
脳の感情をつかさどる部位の障害をネタにした「しあわせの理由」は、短編の良さを生かしてテンポよくまとまっており面白かった。
表題の「遺伝子戦争」は、遺伝子操作が一般に広まった世界を、ユーモアと皮肉で描いたディストピア小説だが、ひねりがなく、あまり面白くなかった。
脳の感情をつかさどる部位の障害をネタにした「しあわせの理由」は、短編の良さを生かしてテンポよくまとまっており面白かった。
表題の「遺伝子戦争」は、遺伝子操作が一般に広まった世界を、ユーモアと皮肉で描いたディストピア小説だが、ひねりがなく、あまり面白くなかった。
20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫) | |
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