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はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

映画「旅の贈りもの~明日へ」を見て福井の美しさを再認識

2012-11-18 | 教養・娯楽

福井をテーマにした映画、「旅の贈りもの~明日へ」が上映されている。福井地区先行上映だったが、それは見に行けず、遅ればせながらこのたびコロナワールドに見に行った。ここはシネコンでスクリーンが9箇所あるが、このスクリーン7はどうやら平均年齢50代から60代ぐらいになっているのは間違いないようだ。全国的に見るとあまり上映館は多くないようで残念だ。

この映画、あらすじを書くとネタバレになるので書かないが、ストーリーは安直で、わかりやすい。ただ、それにしてもかなり都合のよすぎる点も多々あるし、見終わってから、この人物はいったい何の関係があったんだろうという部分もある。まあ、単純な方なので素直におもしろかったが、シナリオの完成度はどうなんだろうか。

それにしても、この映画で描かれている福井の風景はとても美しい。福井が美しいことを再認識させられた。丸岡城や朝倉氏遺跡はもちろん、名もない田んぼや畑までもが美しく描かれている。映画には、福井のいろんな場所がふんだんに登場し、客席でも、あれはあの場所だ、などの声が多く上がっていた。ただし、キーとなる桜の木の場所はホームページにも載っておらず、福井ではないかもしれない。

電車も、JRのサンダーバードや雷鳥をはじめ、えちぜん鉄道や福井鉄道も登場する。雷鳥はすでに引退しているので、臨時列車を走らせ撮影したそうだ。一部、なぜかどう見ても富山から東を走る電車が映っていたり、福井鉄道に乗っていたはずなのに三国に近い海岸に着いたりと、詰めは甘いがまあ地元民以外はわからないだろう。

それにしても、酒井和歌子は懐かしかったし、ほかの俳優はまあまあなのだけれど、「主演男優」前川清の演技のヘタなこと。セリフもどう見ても棒読みに近い。失礼ながらちゃんとした俳優は使えなかったのだろうか。劇中に出てくる福井のジャズライブハウス「シライハウス」の白井敦夫さん(本人)の方が、セリフはほとんどないが、よっぽど雄弁に語っていたと思う。

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