インターネットを見ているといろんな広告が出ているが、最近、いろんなサイトでなんか自分が興味がある分野の広告がよく表示される気がしていた。特に、自分が楽天である商品を検索すると、ほかのサイトを見てもなぜかその商品の広告が出ていて、偶然だなあとか、結構売れているなあと思っていた。
ところが、いろいろ調べてみると、決して偶然ではなく、ネットでの自分の検索履歴や商品の購入履歴がいつのまにか記録されていて、その嗜好に合わせて広告を表示する仕組みになっているようだ。それも、その検索サイトやショッピングサイトならわかるが、それだけでなく、全然別のサイトにも表示されるのである。
例えば、楽天では「サイト閲覧情報などをもとに来訪者の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法」ということで、楽天で商品を検索した情報をもとに他社のサイトに広告を表示している。この仕組みはデフォルトでONになっており、イヤならOFFにせよということであるらしい。このため、1回検索した商品がいろんなところにしつこく表示される。
また、グーグルでも、閲覧したサイトの内容に合わせて、興味を引きそうな広告を他のサイトにも配信しているようで、道理で自分に合った広告が多いわけである。adsenseというページをみると、「閲覧履歴から推定される性別、年齢、趣味・関心」が自分のユーザー属性として記載されているのがわかる。
これによると、自分の属性は、35歳から44歳の男性となっており、「趣味・関心」も勝手に記載されている。若く見られてうれしいが、趣味もほぼ合っており、気持ち悪い。登録するときに、機械的に「同意する」を押してしまいがちであるが、個人情報の取り扱いだけはよく確認しないといけない。
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