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福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

富山と福井を比較してみると(特に交通編)

2010-08-29 | まちづくり
福井、石川、富山を北陸3県といい、何かと比較されるが、イメージとしては、まあ石川は別格であり、福井と富山とくらべてどうよという感じである。ただし、人口は、県全体では石川・富山は接近しているのに対し、福井は大きく引き離されている。

県庁所在地駅前の発展度は現状では似たようなものだと思うが、富山は駅の改築工事真っ盛り。新幹線が来ると変わってくるだろう。それと、前に書いたように、富山は中心街が離れていることもあり、路面電車など市街交通が発達している。ちなみに、百貨店は仲良く1つずつだが、民放の局数は富山が1つ多い。

決定的な違いになるのは、県外とのアクセスである。東京までの所要時間では現状JRではほぼ互角であるが、富山は便利な場所に空港があり、東京へ毎日6往復飛んでいる。北陸新幹線が金沢まで来ると飛行機はなくなるかもしれないが、東京への所要時間では圧倒的な差をつけられる。

それと、富山・金沢間には高速バスが走っており、1日20往復もある。所要時間は約60分、料金も片道900円とJRより安くて速い。これに対し、福井・金沢間には定期の高速バスは走っていない。JRの本数も金沢・富山間は福井・金沢間の1.5倍ぐらいある。これほど需要の差があるとも思えないのだが不思議である。福井県民には金沢へ行ってほしくないというだれかの気持ちの表れだろうか。