工作機械大手のDMG森精機、ロシアから完全撤退決定「従業員は全員解雇とする」日系大手では初

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、工作機械大手のDMG森精機はロシア事業から撤退した。ロシア西部ウリヤノフスクの組み立て工場を閉じ、従業員約200人を解雇した。モスクワにある販売・サービス拠点の約70人も解雇した。ロシアからの完全撤退が明らかになるのは、日系大手メーカーで初めて。 

森雅彦社長が8日、朝日新聞のインタビューで明らかにした。工作機械は兵器生産に転用される恐れもあるため、国際的に厳しい規制や輸出管理の対象になっている。森社長は「日本やドイツ、米国など各国政府の意向通りにしないといけない。平和を願うしかないが、一企業としてはルールに従うしかない」と語った。 

ロシアでの2021年度の売上高は約80億円で全体の2%程度。同社広報は「影響は軽微となる見込み」としている。 

ウクライナ侵攻の影響による…(以下有料版で，残り469文字)
朝日新聞　2022年6月9日 7時00分 
https://www.asahi.com/articles/ASQ687S46Q68ULFA025.html?iref=comtop_7_02

ネットで真実を知り、反戦活動を行なっている露国民には辛い現実である。

「問題は工作機械そのまま置いていくから結局その機械と従業員使って同じもの作られちゃうわけだろ 」との書込みに対し、「メーカーの定期メンテが必要なのに誰がメンテするのよ、メーカーじゃないと対応できない事例発生なんて日常なのに」との書込み、それぞれに座布団1枚。現在の工作機器類は単純な旋盤などとは異なる。旋盤でも刃先等の供給が滞る。1960年代の中ソ紛争時とでは機器類のメンテナンス状況や消耗品の供給の問題等異なり過ぎる。置いていった機械で生産なんて出来ないぞ！

「マクドナルドのハンバーガーすら再現できない連中が精密機械を再現できるって？」との書込みに座布団3枚。未だに1970年代の思考パターンから抜け出せない方々がいる。

「まロシアの失業者はどんどん増える 

分かりきってること 
事業ストップしてるのに給料だけ払い続けてる大企業も 
そのうち止まるだろうな」との書込みに座布団1枚。

「素材や設備のメンテはどうすんだよ？w 
そういうのもロシアでは作ってないからな」との書込みに座布団3枚。

「森精機GJ」との書込みが秀逸、見事な経営判断だ。

「まあロシアで工作機械の商売とかしてると、いずれ西側で商売出来なくなるだろうしな 」との書込みに座布団3枚。

「これ、なにげにロシアにとってはかなり痛いのでは。 

ここの機械で武器とか作ってる会社もあるだろ。 」との書込みに座布団1枚。