武器輸出が緩和されるそうだが、問題もある。それは「矛盾」の問題である。輸出した武器で日本を攻撃されたら、まさに「矛盾」が現実化する。
各国では輸出される武器は本国で採用される武器より数段レベルを落とした「モンキーモデル」を輸出している。中国製のSu27はJ11として生産されている。輸出もされている。ロシアのSu27とは輸出で競合する。この件を指しプーチン大統領が「レベルの低いモンキーモデルのコピーである」と発言している。
同様に他国に輸出する武器は高度になればなるほど高額になればなるほど、自国へ向けられた場合を考慮して、性能を落としたモンキーモデルを輸出している。
日本はこのモンキーモデルを「神改造」してオリジナルより高性能に改良するそうだ。米軍関係者が驚いている。
日本が武器輸出の緩和を行うのであれば、当然輸出品はモンキーモデルとしなければならない。
更に、「トロイの木馬」的な安全装置を基幹部品に組み込む必要がある。例えばある周波数の電波のコードを受けると作動しなくなる、的な細工を施す必要ある。
輸出先は友好国でもその友好国から日本を仮想敵国とする国にその武器の技術が盗まれる可能性が大きい。
「トロイの木馬」の種類によっては、スパイされパクリ品を製造された方が良いものもある。オーストラリアが欲している「そうりゅう」型潜水艦などもこの方式が必要である。
オーストラリアには「中国のスパイが1000人以上入る」と亡命した中国人が証言したのは2005年であったか。同様に警察出身の平沢議員がTVで「日本にも中国人のスパイが1000人以上いる」みたい発言をした。片山議員が国会で中国の「国防動員法」への対応について質問したが、TVはスルーであった。この「国防動員法」、海外にいる中国人はスパイ活動や破壊活動を、中国の命令があれば行うことを規定した法律である。このため留学生総てがスパイとなり得る。
スパイされパクリ品が製造されることを前提に、武器を製造することが重要である。
勿論、特定秘密保護法の対象となる事項である。
*写真はロシアのSu27戦闘機、中国のj11も外観は同じだが性能は数段落ちるモンキーモデル。