社会科学上の不満

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中国は最も危険な火種の一つである!

2014-04-16 00:00:20 | 外交と防衛

  中国でシャドーバンキングのデフォルトが続いているが、シャドーバンキングは共産党関連企業が共産党以外の人民から吸い上げるためのシステムになっている(3000万人の共産党員が13億人の人民を支配)から、外国人や外国企業に被害が及ぶことはないだろうし、中国国内企業が潰れることもなさそうだ。

 国民(人民)はむしられっぱなしだし暴動が頻発するだろうけど、今までのように人民解放軍で押さえつければ直近は問題なさそうではある。しかし何時まで人民解放軍が国民(人民)を押え続けられるだろうか?
 同様に、少数民族の分離独立問題が台頭してくるであろう。東トルキストタン(新疆ウィグル)、チベット、内モンゴル、雲南省、青海省、等の虐げられた少数民族の反発が酷くなる。五胡十国の時代が再現されるのかな。

  外に敵を作り、内側の結束を図る、共産主義の基本である。故に本来「平等」のハズの共産主義で階級が必要なのは外敵に対する軍事行動が必要なためとしている。
 現在、フィリッピン、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、ベトナムと南沙諸島でモメている。台湾は当然の事ながら、香港、マカオとも上手く行っていない。
 東シナ海では日本と尖閣でモメている。中国は日清戦争前も威勢は良かったが、覚悟が足らなかった。現在も共産党の高官は自国に骨を埋める気はない。資産は外国に保有する。子息女は海外に留学させている。
 

  更に歴史的にも7大軍区の軍閥化が問題である。現在瀋陽(旧満州)軍区に独立の噂が絶えない。
 

  また、北京藩と上海藩とは水と油であり、深浅や成都、重慶等も北京から離れたがっている。共産党が崩壊すれば幾つに分離するだろうか?
 その共産党も汚職や環境問題でカナリヤバイ状況だそうだ。こういう時こそ外に敵を見つけ内部の不満をそらせようとする。現状中国は最も危険な火種の一つである。

コメント (1)
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