躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

8月23日

2010-08-23 19:57:14 | Weblog
朝は庭の蝉時雨を聞きながら気功。
目を閉じて、丹田呼吸をする。
深く静かに細く均一に。
お腹の中が限りなく広がって宇宙になる。
宇宙を感じながら、そっと目を開けると、
すぐ前の木に止まった蝉が目に入った。
蝉のいる世界が宇宙のはずなのに、小さな世界に思える。
身体の中と外が逆転した感覚。
再び目を閉じて宇宙に蝉時雨が響くのを聞きました。

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とうちゃんが、2階のベランダで気功をしていると蝉が背中に止まったのだそうです。
この人には普段からトンボや蝶がよく止まるのだけど、
蝉とはねえ。
しばらくすると背中から離れ、ベランダの手摺に止まって、蝉はとうちゃんを見てこう言ったそうです。
「もう、わしはこれから死んでいくのだけど、お前はまだ生きるのか?」
返事に困ったよって。

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これから夜の部の気功をします。
柔らかく静かで透明な月光に包まれてきます。