躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

お盆

2010-08-14 14:02:23 | Weblog
とうちゃんには小さな友達がいて、
「いもり」なんですけど、
この子がとっても可愛いらしい。
(タレントの「井森(いもり)」じゃないです。
て、もう覚えてる人がいないかもね)
「らしい」というのは、私はまだあったことがないから。

このいもり君は尻尾がちょんぎれているそうです。
何かに襲われて逃げるために尻尾を切ったのでしょうね。

また、横道にそれるけど、
私は昔、いもりのちょん切れた尻尾が動くのを見て、怖くて貧血を起こしたことがあるのです。
尻尾がひとつの生き物のように勝手に動くのですよ。
ま、そうして敵の気をひいて、その間に本体が逃げるって寸法なんでしょう。

で、そのしっぽちょん切れのいもり君は、とうちゃんに出遭って、
友達の印に、ダンスを披露してくれたんだそうです。
ちょん切れた尻尾のねもとの部分を振り振り、手も動かして、
本当に可愛かったらしいです。
とうちゃんは目を輝かしてその真似をしてくれたほど、可愛かったらしい。
(それを聞いても、ちょん切れた尻尾の方を想像してしまうので、私はそのお友達にお会いしたいとは思わない(笑))

さて、今日は、
縁側にダンゴ虫のような虫がいて、
その周りをものすごい勢いで蜘蛛がグルグル回っていたそうな。
これもとうちゃんの話です。
蜘蛛は糸を吐いてダンゴ虫を動けなくしようとしていたのです。
逃げられたらいけないので猛スピードだったのでしょう。
もう少しというところで登場したのが、
例のいもり君。(少し尻尾が伸びていたらしい)
蜘蛛を食べようと近寄ったのだけど、逃げられたのだそうです。
ダンゴ虫には興味なさそうで、
もう一度見たかった「ダンスもしてくれないで、行っちゃった」。

そのままにして、少ししてから様子を見に行くと、
なんとか蜘蛛の糸から脱出できたようで、ダンゴ虫もいなくなっていたそうです。

いもり君のお陰で命拾いしたダンゴ虫。
蜘蛛も逃げて命拾い。
だけど、お食事はなし。
いもり君も、蜘蛛に逃げられてお食事なし。
だから、とてもダンスをする気になれなかったのでした。(?)

残念だったけど、殺生がなしで良かったね。
お盆だから。