上京

昨夜から、スイッチョ、スイッチョと秋の虫。


午前中に名嘉睦稔さんの版画を明治神宮文化館に見に行った。
ガイヤ・シンフォニーで取り上げられてた人で、一度は見てみたかった。
Lookさん、私は「桜乃花滝」「梅乃花滝」の前に立つと体が揺れて踊りだしたよ。

午後からは、絶対に一度はお聞きしたかった立花大敬さんの講演会。
それが明治公園側の日本青年館で、歩いて行ける近さだった。
名嘉さんの展覧会を知ったのは２，３日前なので、本当にばっちりでした。
ありがとう。

立花さんは長年の禅の瞑想等で天と繋がった方。
本は６冊読んだ。
内容もさることながらその文章からかもし出される波動がなんとも微細で透明。
静かに響く感じが今までにないものだった。
本には顔写真がなく、どういうお顔なのか想像もつかなかった。
出ていらしたら立花さんは、普通のおじ様。（職業は学校の先生です）
普通すぎて普通じゃない！
なんて書けばいいのか・・・
今までたくさんの講演会にでかけたけど、この方は本物の感。
私がやろうと心に決めたばかりのことを後押してもらえました。
知らなかったのだけど、本業に精を出されているので最近は講演会をなさっていない。、なぜか今回は気が向いたので特別だったとのこと。
次回講演会は５年後の予定とか。
ラッキーでした。

《しあわせ通信》第１集～第７集　発行本心庵

そのあと「日本熊森協会」の森山まりこさんの講演。
今、日本の自然が大変な状態。
自然の森が減少の一途で、野生動物の食糧不足が深刻化しているそうです。
それで、里に出てきて撃ち殺される。
日本の熊は絶滅に近いそうです。
杉や檜ばかりの植林では野生動物は生きられない。
また、放置された植林が増えて土砂崩れが増えている。
野生動物がいない森は植物の多様性がなくなり衰退する。
自然の森からの水は生命の源。
それも枯れはじめている。
こんな状態が続くと日本には人間も住めなくなる。
この大変な現状を多くの人に知ってもらって、野生動物と人間が共存できる本当の自然を取り戻そうというお話でした。
大変な危機のようです。

日本熊森協会について
http://www5a.biglobe.ne.jp/~dabomb/english_kumamori.htm
日本熊森協会
http://homepage2.nifty.com/kumamori/index.html