それではいい加減にしましょうということで大田原のレポを書きます。
事前の意気込みとしては、フィニッシュタイムにはある程度目を瞑って途中までのラップに拘っていこうと考えてしました。
キロ4分10秒でも苦しくなければそれでいこうと。
そしてスタートして最初は速いかもしれないけど、ハーフあたりまではキロ4分15秒~20秒くらいに落ち着くのかなと思っていました。
前半は下り基調で、抑えようにも抑えられません。どんどんスピードが出てしまうのを抑えられません。
まずいなぁ、これ、後半どうなるんだろうと少しだけ不安になってました。
でもここで無理に抑えてもね。今考えるとここから抑えても良かったはずなのに、そこまで思考が回りませんでした。
でもね、疲れはそんなに感じてなかったんですよね。ハーフまでは結構余裕がありました。ハーフ通過は手元のガーミンで1時間32分くらい。
ふん、まあこんなものかなと。この調子なら自己ベストでそうだなと思っていた22キロ地点あたりで、それは突然やってきました。
力が全く入らない。使ってるエネルギーにそんな変わりはないつもりなんだけど、一気にキロ5分をみました。
な、なんだこれ。
そんな感じで一気にペースが落ちたもんだから、壮絶に後ろからパスされます。オマケに半月板をやっている左ではなく、右膝が鈍い痛みがある感じ。
あ~レースが終わったなと感じました。
でも走れないことはない。
大田原は関門場所を1キロ前から看板で示していて、その箇所に着くたびにやめようかなと悩んでました。
どうせ、もう記録なんて望めない。
このペースならどのくらいの記録なんだろう、サブ3.5は出来そうにないな。
また、やっちまった。せっかく白山・白川郷で頑張れたのに、またこんな思いをしなくちゃならないのか。
キロ6分でも苦しくなってきました。最近はウルトラの終盤でもここまで落ちません。自分の身体に何が起きているのか分からず、あれ、おかしいなあと思っていました。
もうやめて、さっさと帰ってしまおうかな。抜かれてばかりで全然楽しくないし。そばを抜かれたくないから、極端に中央車線寄りを走っていました。
対向車線からトラックがきたら、あれにぶつかれば終えられるななんて考えてたり、いやそんなで済まないしそれは犯罪だからダメだとか。
これに何の意味があるのだろう。
全くないような気がするんだけど。こんなの辱めにしかならないような気がします。
こんな撃沈ペースは初めて。
あ、これだ。この衝撃、この屈辱を忘れないように走り切るんだ。
この体験を忘れちゃいけない。それに、大きな痛みがないのなら、投げちゃいけない。
ブログ村応援団の前を通り過ぎるときもペースは上がらず、手を上げるのが精一杯。
だけど、後ろから集団の足音が大きくなり、同じ格好の二人にサッと抜かれたとき、電気が走りました。
サブ3.5ペーサー!!!
あれ、まだサブ3.5圏内だったのか!?
集団は瞬く間に私を抜いて数メートル先を走っていきました。
おいおいおい、ちょっとまてまてまて!!!!
ペーサー集団を抜き返した次の1キロのラップは4分40秒でした。まあ、大したラップじゃないけどね。
でもフルマラソンで終盤復活。なんだこれ。
これでサブ3.5は安泰だなと思うと、今度は欲が出てきます。
29分はあまりにギリギリだから、28分あたりを狙ってみようかな。
さて、後ろのペーサーをどこまで引き離したかなと振り返ると、すぐ左後ろ。
おいおいおい、ペーサー速いよ!!!
なんだこの追いかけっこ。
そっか、ペーサーはギリギリフィニッシュじゃないからね。
またスパートして引き離しにかかります。
沿道の応援も、このへんの人、全員サブ3.5いけるよ~!!と声をかけてくれます。
そりゃそうだよね、ペーサーと追いかけっこしてるんだから。
嬉しくなり、ああ、やっとゴールだとひと呟き、競技場で時計を確認すると28分ギリギリいけそう。
なんだかんだで、充実感を味わってゴールすることができました。
あれ?この屈辱??そんなものないか。
ちょっと最後楽しかったんだけど。
大田原、お、わ、り。
事前の意気込みとしては、フィニッシュタイムにはある程度目を瞑って途中までのラップに拘っていこうと考えてしました。
キロ4分10秒でも苦しくなければそれでいこうと。
そしてスタートして最初は速いかもしれないけど、ハーフあたりまではキロ4分15秒~20秒くらいに落ち着くのかなと思っていました。
前半は下り基調で、抑えようにも抑えられません。どんどんスピードが出てしまうのを抑えられません。
まずいなぁ、これ、後半どうなるんだろうと少しだけ不安になってました。
でもここで無理に抑えてもね。今考えるとここから抑えても良かったはずなのに、そこまで思考が回りませんでした。
でもね、疲れはそんなに感じてなかったんですよね。ハーフまでは結構余裕がありました。ハーフ通過は手元のガーミンで1時間32分くらい。
ふん、まあこんなものかなと。この調子なら自己ベストでそうだなと思っていた22キロ地点あたりで、それは突然やってきました。
力が全く入らない。使ってるエネルギーにそんな変わりはないつもりなんだけど、一気にキロ5分をみました。
な、なんだこれ。
そんな感じで一気にペースが落ちたもんだから、壮絶に後ろからパスされます。オマケに半月板をやっている左ではなく、右膝が鈍い痛みがある感じ。
あ~レースが終わったなと感じました。
でも走れないことはない。
大田原は関門場所を1キロ前から看板で示していて、その箇所に着くたびにやめようかなと悩んでました。
どうせ、もう記録なんて望めない。
このペースならどのくらいの記録なんだろう、サブ3.5は出来そうにないな。
また、やっちまった。せっかく白山・白川郷で頑張れたのに、またこんな思いをしなくちゃならないのか。
キロ6分でも苦しくなってきました。最近はウルトラの終盤でもここまで落ちません。自分の身体に何が起きているのか分からず、あれ、おかしいなあと思っていました。
もうやめて、さっさと帰ってしまおうかな。抜かれてばかりで全然楽しくないし。そばを抜かれたくないから、極端に中央車線寄りを走っていました。
対向車線からトラックがきたら、あれにぶつかれば終えられるななんて考えてたり、いやそんなで済まないしそれは犯罪だからダメだとか。
これに何の意味があるのだろう。
全くないような気がするんだけど。こんなの辱めにしかならないような気がします。
こんな撃沈ペースは初めて。
あ、これだ。この衝撃、この屈辱を忘れないように走り切るんだ。
この体験を忘れちゃいけない。それに、大きな痛みがないのなら、投げちゃいけない。
ブログ村応援団の前を通り過ぎるときもペースは上がらず、手を上げるのが精一杯。
だけど、後ろから集団の足音が大きくなり、同じ格好の二人にサッと抜かれたとき、電気が走りました。
サブ3.5ペーサー!!!
あれ、まだサブ3.5圏内だったのか!?
集団は瞬く間に私を抜いて数メートル先を走っていきました。
おいおいおい、ちょっとまてまてまて!!!!
ペーサー集団を抜き返した次の1キロのラップは4分40秒でした。まあ、大したラップじゃないけどね。
でもフルマラソンで終盤復活。なんだこれ。
これでサブ3.5は安泰だなと思うと、今度は欲が出てきます。
29分はあまりにギリギリだから、28分あたりを狙ってみようかな。
さて、後ろのペーサーをどこまで引き離したかなと振り返ると、すぐ左後ろ。
おいおいおい、ペーサー速いよ!!!
なんだこの追いかけっこ。
そっか、ペーサーはギリギリフィニッシュじゃないからね。
またスパートして引き離しにかかります。
沿道の応援も、このへんの人、全員サブ3.5いけるよ~!!と声をかけてくれます。
そりゃそうだよね、ペーサーと追いかけっこしてるんだから。
嬉しくなり、ああ、やっとゴールだとひと呟き、競技場で時計を確認すると28分ギリギリいけそう。
なんだかんだで、充実感を味わってゴールすることができました。
あれ?この屈辱??そんなものないか。
ちょっと最後楽しかったんだけど。
大田原、お、わ、り。