江戸川 真間川ランニング!

ランは地味に継続中

チャレ富士 ゴール後

2013年04月27日 | チャレンジ富士五湖
昨日までのレポからとは雰囲気を変えて、今日はゴール後の様子でも。
もう気合入れた文章ではないので、よろしくです(^_^;)


ゴール後、完走メダルを掛けてもらってタオルに包まっていたら、ハンサムネコさんが娘っちさんといらっしゃいました。
しばらく話した後、皆さんを探しにいくみたいでお別れ、後で聞いたら河口湖からの帰りを3往復したらしい・・・。
これもすごいな。


ささ、あとは本栖湖で着替えた荷物を拾ってコテージに帰るかと体育館にいくと、まだ返ってきてないらしい。
4時間くらいに返ってくるらしいので、いったんコテージに帰ろうとしたら、地元市川ランナーのヒロさんがいらっしゃいました。
聞けば初ウルトラでいろいろあったみたい。いろいろお話聞かせていただき楽しかったです。
それに、ファイントラックの手袋があるんだ・・・。今度買おう。。。


そ~して軽く足を引きずりながら、コテージに帰り、誰かいないかなと一歩中に踏み入れてみると・・・。
アレキさんがスマホを見ながら寝そべっている(笑)
お互い、「うお」てなことになったんですが、アレキさん、すぐに私がゴールしてきて帰ってきたとは思ってないらしく(あとで気がつきました)、数秒私の様子を探っていました。そうなんです、リタイヤしたのかも、どうなんだと思っていたらしいのです。
この数秒、今考えると面白かったです。
程なく完走メダルに気がついて「おお!良かった~」と褒めてくれて撮った一枚がこれ。




ドヤ顔にも程があります(笑)


アレキさんの反応も後で聞けば納得で、コテージにもDNFのランナーが多かったから。
私は雅さんの次に帰ってきたみたいで、そのタイミングだったらそりゃ普通リタイヤしたなって思いますよね。


その後みんなのゴールを迎えにいってまた感動したのですが、それは皆さんのブログで、ですね。
いやーいいもの見せてもらいました。みなさんカッコいいです。独断で恐縮ですが、フルマラソンより断然カッコいいです。


そしてお腹が空いてるのか空いていないのかイマイチよく判らない夜が更けていき翌朝。
昨日は一切見えなかった富士山が今日はこうです。




いや~、綺麗に見え過ぎです(笑)今日が昨日だったらと誰もが思ったと思います(笑)
折角ですので後泊したメンバーで記念撮影しました。
来年はこう見えますようにとの思いを込めて今年の富士五湖ラストショットです。




来年も都合がつけば皆さん会いましょうね!


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清々しい終盤戦 チャレンジ富士五湖

2013年04月26日 | チャレンジ富士五湖
70キロ地点の本栖湖エイド。ここで荷物預けを受け取り、着替え用テントでファイントラックを始め柄パン以外のウェアを替えました。
シューズとソックスも替えます。計測タグが両足についていて外すのに時間がかかりましたが、気にしません。
もう少しのロスタイムなら気にならなくなりました。ここで慌てても何もいいことはありません。
ゆっくり着替え、最後に喜多マラソンの参加賞のタオルで、頭や顔にこびりついた汗やら雨やらを思いっ切り拭きました。これ物凄く気持ちよかった。
そして一緒に入れていたサプリを摂って着ていたものを荷物預けに返し、エイドの給食をしっかりいただきました。
と、のべさんがエイドに入ってきたのでしばし談笑して、また何分か給食した後にエイドを出ていよいよ帰り道に出ることにしました。
そしてすぐ80キロ地点になり、79キロから80キロのラップは30分超えていました


さ、ここからの帰り道、今日のレースの最終仕上げだ。気を取り直すというより、完全にリフレッシュできている感じがします。
足取りは軽くはないけど、濡れてない乾燥した足元が気持ちよく、一歩一歩がスムーズに出ます。
雨はほぼ上がっており、もうレース前半のようなことはない。
キロ6分ちょっとのラップを目標にして、10キロごとにショッツとアミノバイタルの両方を摂ることにして、ゆっくり走りだしました。
ここからは往路のランナーが数多く走っていて、驚くことにそのランナーからもいっぱい応援を貰えました。
何人も何人も「頑張れ!」「ファイトです!」や私もエールを返してるうちに、やっぱりこれがウルトラなんだなぁと思うようになりました。
フルマラソンでも知り合いからはエールを貰うことがありますが、そうでないランナーから凄く高い頻度で応援を貰うってなかなかありません。ウルトラはランナー同士で繋がっており、あの苦しい前半戦を潜り抜けたランナーはライバルではなく仲間なんだ。
そう思うと嬉しくなり、いつの間にかラップは再び6分を切るところまで復活していました。


その勢いでうーぱぱさん、たーはるパパさんとすれ違い、気がつけば80キロ。
70キロから80キロの間が凄く短く感じられました。ラスト10キロはカウントダウンになるので、もうそんなに負担にならないことを考えると、あと10キロを淡々と走ればこのチャレンジ富士五湖を無事に終えれることになります。
去年は80キロ地点は確か痛みで泣きそうになりながら走ってたと思いますが、今年はもうちょっとで終わってしまう。
西湖の帰り道は前後にランナーが殆どなく、車通りのない物音ひとつない道路を、私がひとりでずっと走っていて、楽しいなぁとやっとここでウルトラ・ハイに入ることができました。
ラップは5分半を刻んでいます。ここにきてそんなラップがでるなんて。


エイドもランナーは私しかおらず、ボランティアの方々が私一人に声援をかけてくれ、それに応えているうちに今まで諦めないで本当に良かったと涙がこぼれそうになりました。
80キロから90キロまではまるで一人だけの夢を見ているような不思議な空間になりました。
そして夢はいずれは覚めるもの、河口湖大橋の近くまできて、いよいよ車が行き交う歩道をステラシアターまで上り道にラスト8キロ。
走れば苦しい道ですが、息を切らしながら走ります。ここはラストなのでちゃんと走りたい。
信号に引っかかったら休憩になり、青になったらまた息を切らせて走る。少し前に同じ100キロの女性が見えて、その女性もしっかり走っています。
そして前方にステラシアターが見えてきました。あとは激坂だけだ。今まで苦しかったことも全て楽しい幸せなものになりそうです。


ステラシアターのエイドで前方を走っていた女性に追いつき、「あとはここを走るか歩くかですね」と話しかけたら、「ゆっくりだけど走ろうかな」と。
よし、私も走ることにしよう、せっかくここまで頑張ってきたんだから、最後まで頑張って走ることにしよう。
ハアハアいいながら上っていきましたけど苦しい(笑)前後のまばらなランナーも走ってます。
時間は10時間を超えてしまいましたが、清々しい気持ちでなんの後悔もありません。今日は、俺本当に良く頑張った。
激坂の途中で苦しくなってボランティアの方に「あとこの坂どれくらい続きますか?」なんて聞いたりもしましたが、笑いながら「あと1.5キロですよ」と答えてもらい、あ~結構あるな~とラストの上りを続けていくと、先に終わりと見えるところがありました。
いや、違ったまだある(笑)そして500メートルくらい先にとうとう上りの終着点がやってきました。
よし、この坂全部走ったぞ!


あとは下りだけです。ああ、去年もここ走ったなと思いながら先をみると、競技場のアナウンスが聞こえてきました。
前後にランナーがいなかったので、競技場へ入るところで大声援を独り占めすることができました。
ゼッケン番号から名前を読んでもらい、最後の直線。朝の大雨からここまで、無事に帰ってこれたことが本当に嬉しい。
レースマネジメントは上出来とはいえなかったけど、途中で立て直し何より元気に帰ってこれたことが一番です。
最後は笑顔でゴールしました。


100キロ男子 出走者1,474人、完走者762人、完走率51.7%
速報タイム 10時間26分47秒 53位


私の幸せだったチャレンジ富士五湖がやっと終わりました。
これは奇跡なんかじゃない。


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失意を超えて チャレンジ富士五湖

2013年04月25日 | チャレンジ富士五湖
順調そのものに駆け抜けてきた40キロ、タイムは3時間30分でした。エイド込みでのグロスタイムで、我ながら驚きのペースです。
河口湖大橋あたりの42.2キロでは3時間45分。これでもまだまだ余裕がある手応えでした。
いや、結果からいうとそんな余裕はなかったのですが、走ってるこのときはそう感じていました。


胸に秘めてたサブテン、いけるのか?いや最後までこんなうまくいく筈はない。たぶんどこかで壁がくる。
それをどれだけ後に伸ばすことができるか、それまでどれだけ貯金することができるか。
走りながら、ある作戦を立てました。70キロまで45分の余裕を作っておこう。
70キロからはキロ6分ペースも厳しくなる。そこからは10キロで5分ずつ貯金を切り崩し、ラストの壁で30分の余裕をみておこうということです。
何の根拠もなかったのですが、あと15分の貯金があればサブテンに届くと考えてしまった。これなんでそう考えたんだろう、今でも謎です。


で、喉から欲しい15分の貯金を稼ぎにいってしまった。要はペースを上げてしまった。
キロ5分台のペースでそのままいけるところまでいこうと考えてしまったのです。力が尽きるとどういうことなるかも考えず。
いけるいけると考える一方で、崩れたらどうなるんだろとも怯えながら走るうちにレイさんのエイドに辿り着きました。




まだ元気。だけど力尽きる秒読みに入っていました。
51.6キロの西浜エイド、ここの上りで我慢できずはっきりと歩いてしまいました。その後のエイドは着替えもないし長居せず、少しずつ小雨になってきたので、身の回りを再点検してみました。
手袋を脱いで絞ってみるとジューッっと水が絞れます。
サングラスもずっとグラスが曇っているので、あまり見えず視界が悪い。
ズボンも触ってみたところかなり濡れています。
シューズも相変わらず濡れたままで不快感が凄い。


・・・なんだこの状態。ちょっと前に飲んだ痛み止めの効果も切れ始めているような気がします。
足先までグチャグチャに濡れ、マメができているような違和感がありました。
なんだ俺、ボロボロになってるじゃないか。
70キロの本栖湖エイドには着替えがある。そこまで頑張ろう!と思ってもこのままいける気がしません。
早めにエイドを出たもののその先の坂道で足が先に進みません。
左手が震えラップを知らせます。9分過ぎ、心が崩れてきました。


とてもここから貯金なんかできるはずがない。50キロ、まだ半分だぞ。
こんなところで撃沈して最後まで持つのか。どこかが痛いということはありませんが、疲労が身体全体を襲っているような感覚です。
んんん、これではサブテンなんて無理だ無理だ。それになんだこのギリギリ感、また駄目な走りになってしまうのか。
それにこのあたりは上りが多く、足が前に進まないのも落胆する気持ちに拍車をかけたと思います。
走っていても前に進まず、歩きが1歩、2歩入り、絶望感に包まれるようになっていました。


また駄目な走りをしてしまった。50キロからは平均キロ6分半くらいのペースになってしまってます。
また駄目だった、それだけが頭を支配します。でもなんとか、キロ6分だけは死守したい!けど足が動かない。
結局70キロまであったキロ6分の貯金は、20分まで削り取られることになり、もうサブテンは遠くにいってしまっているんだろうな、と他人事のように考えるようになりました。


なんとなく空を見上げると、雨が上がってきた。
着ているものも全てグチャグチャ。そう、本栖湖エイドには着替えがある。
サブテン云々で悩んでいる場合じゃない、私はこのレースで絶対にしなければいけないことがある。
タイムだけじゃなく、納得できるレースにすること。まだ諦めるなんて早すぎる。
今回は絶対に投げないで最後まで走り抜くって決めてたじゃないか。


決めました。本栖湖エイドでは慌てることなくゆっくり着替えをしてウェア、シューズをあるだけ交換します。そして落ち着いて補給して元気を取り戻そう。
とにかく70キロまで希望を捨てないでいくんだ。我慢我慢、復活できるかもしれないから。
考えてみれば身体のどこかが痛いわけじゃない、気持ちで負けてどうする。
まだ先は長いんだから、ここから頑張る、もう過去のマイナスを挽回するのではなく、ここからのベストを出していこう。


なんとか自分を励まし励まし、精進湖をなんとかクリアして、右手に本栖湖駐車場が見えてきました。
よし、ここからだ。とりあえず着替えをしてスッキリして、このレースの最後の幕引きをちゃんとして終えよう。
じゃないと、この先ずっと後悔することになるし、なによりこのままじゃ自分に納得できない。
まだまだ、いや、もう少しはいけるはずだ。


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このままでは終われない チャレンジ富士五湖

2013年04月23日 | チャレンジ富士五湖
レポいきます!チャンレンジ富士五湖、今年も100キロに挑戦しました。
いろいろあって書ききれないほどですが、来年挑戦する方、また他のウルトラに挑戦する方向けにも書ければいいと思います。
まあ、途中で感傷に浸ることになると思いますが、そこはそんなもんだと思ってください(笑)
では、いきます。


今年も、去年と同じくフジサン特急で乗り込みました。うーぱぱさんと新宿駅で待ち合わせて大月駅経由でこの特急、リラックスして現地に着きました。
アレキさんが迎えに来てくださって早速前日受付にいきます。




そして今年もこれ。チャレンジ富士五湖のスタート&ゴールゲート。去年は3人で同時ゴールでしたが、今年はどうなるか。




受付を済ませてコテージに着き、くつろいでいると外は雪・・・。
え、雪なんて予報だっけ?聞いていないような。ま、しばらくしてると止むか。
なんて思っていると。




こんなことになっちゃった。ほうとうを食べにいく車中からです。
雪が積もってきています。そして明日の天気予報は午前中が「強雨」。午前中っていっても何時から何時までが強雨かが判りません。
チャレ富士は道中の大半が午前中なので、非常に不安です。
ま、そんなことになっても昨年はかなり曇りで持ちこたえてくれたのでなんとかなると思っていたら・・・。


午前2時、起きたときから「強雨」でした。全然止む気配がありません。
ひとり作戦会議、51.6キロの西浜小・中学校と、69.8キロの本栖湖駐車場のエイドへの荷物預け。ここが大きなポイントになりました。
天候を読むと、この雨の様子ならスタート5時で、西浜エイドに着くと思われる9時に止んでいるとは思えません。
ここで着替えてもたぶんあまり意味はなさそう。二回着替えるのもタイムロスになり、何よりレース半分くらいで大きく止まるのは本意ではありません。


なので、西浜エイドには荷物預けはゼロ。補給含めて全てを本栖湖エイドに投入することにしました。
サプリはアミノバイタルゼリー、ショッツ2個、アミノバイタル3本。
着替えはファイントラックのアンダー、ソックス、シューズ(アディゼロジャパン)、サンバイザー、手袋、ウインドブレーカー、そして喜多マラソンの参加賞のタオル。
何故かTシャツは入れてませんでした。


スタート時のウェアはファイントラック、TEAM75Tシャツ、柄パン、コンプレッションタイツ、R&Lメリノウールソックス、ウェーブアミュレット3、サングラスとサンバイザー、ガーミン910、そしてナイキのSTORM-FIT。これで70キロまでいくことにします。
途中で何があってもこれでいく、そう、もうやるしかない。
着替えや準備を終えてみんなでスタート地点に向かいますが、歩道が昨日の雪が雨でグシャグシャになった状態になっています。
そして絶え間なく強い雨が降っていて、もう、こんなの走るコンディションじゃない。


112キロのスタートの4時半になっても、真っ暗なまま大雨が降っている状態なので見送りはできず、屋根がついているところに100キロ出場者のチャレンジャーさん、うーぱぱさん、アレキさん、たーはるパパさんとかたまっていました。
もう寒い寒い・・・。途中で体育館の入り口に入りますが、少しマシになった程度で気休めに過ぎません。
ここでかなり精神的に追い込まれてきました。吐き気も出てくるし、トイレにいくのにもいったん外にいかなければならないため、そんな気もおきません。
ここが一番追い込まれているところでした。


そして10分前にゆっくりスタート地点に向かうことにしました。100キロの参加者は2,000人、かなり長い列になっています。
スタートロスが嫌なため、前のほう、20メートルくらいに並びました。
並んでしまうと、今までのマイナス思考がスーとなくなり、今まで頑張ってきたことが思い出されます。
今シーズン、私は何もやり遂げていない。このままじゃ終われない。先週から通勤の電車の中でもずっと考えて、頑張って走ることをイメージして密かに涙ぐんでいました。
こんなコンディションになっちゃったけど、ここでやらないとあと半年悔しいまま過ごすことになってしまう。


そしてスタート時間になり、記録を意識しているのでガーミンはグロスでスタート。つくばでもこんなことしません。
ラップは1キロごとにバイブで知らせてくれるように設定しました。これ終盤でもかなり役立ちましたね。
さあ、今シーズンの集大成、チャレンジ富士五湖100キロの旅が始まりました!
最初の1ラップは落ち着いていこうと思っていたのに(笑)


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富士五湖に向けて

2013年04月18日 | チャレンジ富士五湖
この記事で富士五湖に出発するまでの最後に記事なります。ややこしい書き方だな。
道中に写真撮ったりスタート直前に何か書くことはあるかもしれないけど、基本はこの記事でお終い。
あ、富士五湖が終わったら止めるんじゃないですよ。細々と続いていくと思います。


昨年の富士五湖は2月、3月にフルマラソンを痛みを抱えながら走ってのウルトラで、不安だらけ、でもその分慎重に走ることができてうまいこと完走することができました。
あの走りをすれば完走できるんだから、こんなこと書くのはすごく生意気なんですが、完走狙いにするんだったら多分完走はできると思います。
でも、それだけじゃ面白くないような気がします。なんていうかランナーの性というか、今回はいくべきだろいう思いが止まりません。


なので今回もリタイヤの可能性をあると思います。もうどうにもならなくなったら止まりますし、諦めることもあるでしょう。
だけど現状の感覚からすると、そう簡単にはダメにはならないような気がしますし、今回は意気込みが違います。
私にとって富士五湖はつくばと並ぶくらいに印象的な景色で、昨年の少しだけ明るくなってきたスタート、霧の中の山中湖、雨中の終盤が走馬灯のように頭に刻み込まれています。
またあの景色の中を走れるんだと本当に楽しみです。たとえそれがどんな辛い展開になっても。


スタート前の真面目な話はこれでお終いです。
さ~てどんな展開になることやら。


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来年も出るよ! チャレンジ富士五湖

2012年04月30日 | チャレンジ富士五湖
やっと終わった富士五湖のレポ、多分こんなに長く書くことは今後ないと思います。
私のとってひとつの大きな区切りになったと思いますし、走っててこんなにいろいろ考えたことはなかったから。
いつものマラソンってフルで余裕を感じて走る以外は、うわぁぁ!!っていっぱいいっぱいになりながら走ってるので、そこまで何回もレポが続くような印象が残らないんですよね。
今調べたところ全6回でしたね、これで満足です。


で、今回は何書こうかというと、富士五湖の次の日とかを今年はこれからどうするかを絡めながら書きたいと思います。
いろいろ考えていたことです。
それとレース前、皆さんが覚えていらっしゃるか自信がありませんが、レポ終わったら二つのことを報告するなんて書きましたけど、どうやらそれは出来そうにありません。
なのでこのまま継続してこのブログは進んでいきます。


レース後は体育館で着替えて会社の友人のゴールを待っていて、その友人がゴール(13時間55分!ナイスレースでした)したら民宿に直行。
もう全然足が動かず民宿の送迎車に乗り降りするのも必死(笑)宿についてとりあえず風呂に直行して生き帰りました。
その後は飯だ~なんて夕食を食べることにしましたがあまり食欲も無く(何故かお腹いっぱいの感覚)酒もあまり進まない・・・。内蔵が疲れてるのってこういうことなんですね。
当初は浴びるほど飲もう!なんて考えていたのに。
こうして3人とも完走できたのにイマイチ地味な夜が更けていきました(笑)
で、翌朝、いや翌朝というにはまだ暗い夜明け前、若干のムカつきと共に目が覚めて、そこからずっと布団の中で眠れず、また冴えない朝を迎えてました。
足が痛くて寝返りがうてません。こんな経験皆さんありますか?


うおー、起きたけど過去最大の筋肉痛です。
3人の中私が圧倒的な体重を誇っているだけあってゾンビ度はぶっちぎり一位です(笑)
階段を降りることができません。両側の壁に手をついて片足ずつゆっくり降ります。
生憎なことに部屋は二階にあるのですが二階のトイレは和式(笑)この状態で一度しゃがんだら二度と起き上がれることはないでしょう。
洋式がある一階までヨロヨロと降りていきましたよ。ま、洋式でもエライ辛いのですが。


我々は最初にレンタカーを借りていて返却は午後1時、時間には余裕があるのでレンタカーでドライブがてら山中湖一周と近くの温泉にいくことにしました。
山中湖一周、ここで怪盗紳士に出会ったなぁとか、ここでスマホ確認したなぁとか昨日の思い出が蘇ります。
温泉に入り温まったら一瞬動けるようになったかと思いますが、しばらく休んでいると勘違いということを繰り返していました。


そして昼食はうどん・・・。いや私は飽きてきたぞ(笑)
宿の女将のお勧めです。




そして私はうどんはさけて焼肉定食!いやでも、うどんついてきてるし(笑)
久し振りに肉を食べたような気がしました。うまいっ!!




さ~もう帰るだけか、少しだけ寂しくなってきましたがそこは大人、帰り道もガッチリ楽しみます。
ふじやまビールの黒ですね。コクがしっかりあって美味しいです。




そして締めは越後の酒(笑)
最後の最後は全然富士五湖と関係ないもので締めてみました。




そして一番最後に宣言すると、富士五湖は来年も出場するつもりです。
体調を一年かけてベストまで持っていき、今度は記録を短縮するつもりで走ってみようと思います。
今回でコース攻略の鍵は見えたような気がしますので。



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ここに帰ってこれるなんて チャレンジ富士五湖

2012年04月29日 | チャレンジ富士五湖
ラストラン5キロ、もう行くしかない。
上りは完全に足が動かないので駄目。もうラストの下りでラストランするしか考えていません。
ぞりおさんがいろいろ激を入れてくれて文字通りお尻を叩いて励ましてくれるけど、もう完全に足が売り切れ御免閉店状態、さびしく笑うことしか出来ません。
歩きでもさぶろうさんと怪盗紳士に引き離されてしまって、これじゃいかんと少し走るも怪盗紳士のそばに行くまでで足が止まります。
いや~、キツイキツイ。永遠に続くかと思える3キロでした。
そして、坂の勾配が緩くなってきたか・・・?さぶろうさんが先に待っている様子。
怪盗紳士とどちらともなく「行くか」と少しずつ走り出します。
富士五湖ラストランが始まりました。


なんとこの状態の動画があります。途中で合流したkazuさん、本当にありがとうございます。
kazuさんとは声を交わすのは初めて。こんなボロボロの状態でご挨拶になりました。
動画はさぶろうさんの記事から勝手にリンクしました。





よっしゃー!やっとここまで来た。信じられません。12時間半越えてるようですが、そんなこと全く気になりません。
「おかえりなさい!」とこの雨の中応援してくださる人に笑顔で応えてのラストランです。
さぶろうさん、怪盗紳士も会心の笑顔で走っています。
100キロのラストって笑顔になるのですね。ここまで走ってきて本当に良かった!
今までの苦しさがすーっと無くなっていく感覚、フルマラソンのゴールとはまた一味違います。




ゴールの瞬間はこんなでした。信じられない、ここに帰ってこれるなんて。


注文番号21987545


ゴール後直ぐに完走メダルを掛けてもらって大感激、これ貰う為に走ってたんだな~。
さぶろうさん、怪盗紳士と握手を交わして最高の気分です。足の感覚がもう無くなってるけどやり尽くしたことは間違いない。
足のダメージがどうなってるのか想像すらできない状態ですが何も思い残したことがなく、思いっ切り快哉を叫びました。




さぶろうさん、今回は長いお付き合いありがとうございました。本当に助けられました。
一緒に100キロ走り終えたおっさんが震えながら豚汁を食べる一コマです(笑)




次回でラスト、次の日と総括編です。


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限界を超えて チャレンジ富士五湖

2012年04月28日 | チャレンジ富士五湖
本栖湖駐車場を出発してすぐ地下道を潜るのですが、そこの階段が早くもキツくなってきました。
上りでやられると思っていたのに、下りでやられるとは。太ももの前の筋肉が悲鳴を上げ始めています。
ちょっと状態悪化が早いなと嫌な感覚です。


さぶろうさんからは復路は往路ほど長くないと聞いていたので、それだけを頼りに走ります。途中のうどんまでとりあえず頑張ろうと頭を切り替えました。
雨も降り始めてこれはやみそうにない。腰に巻いてたレインジャケットを着て、またもやゼッケンが見えなくなりました。
数キロ進んでこれはもう脱ぐことないかなというところでTシャツからゼッケンを取り、上のレインジャケットに張りました。
これでオールスポーツふっかーつ!!(笑)


ここからの5キロの区切りがなかなか辿り着きません。やっとのことで75キロ通過。もう足が自由に動きません。
不思議なのは歩いても同じだけ辛いっていうこと。上りはやっぱりきつくて歩きますが、平地は走ったほうが進んでる感じ(実際に進んでるんですが)で気が楽です。
そして左膝、右足首が故障箇所なのですが、痛みが伝染して左足首、右太ももに痛みが出てきました。
くそ、両足首か~。走ってても辛くて「ああ~!!」って声が出るようになりました。
さぶろうさんとは「とりあえずうどんまで」が合言葉に(笑)
かくしてやっとの思いでうどんエイドまで辿り着きました。


うどんはまたもや2杯。だけどエネルギーが回復される様子はありません。
完全な練習不足がここで牙をむいてきました。立ち止まっているだけでリスタートが辛すぎます。
さぶろうさんも「もうここは我慢して進むしかない」と励ましてくれます。そう、もう進むだけ、他に何もすることはありません。
西湖の相変わらずクネクネしてる道の先をみて「あそこで終わりの気がしません」とか言ってその通りだったりのを自嘲したり。
だけど走ってれば当たり前ですが先に進みます。こんな状態で80キロ通過。ひぇ~、あと20キロも??
そして西湖公民館、81キロの関門です。


ここまでくれば完走は多分いける。今の私にはすごく上出来な結果になりそう、じゃ、ゆっくりいけばいいじゃないかと思えそうですが、なんと言うか最後までちゃんと走りたい。
もうグダグダになっているのですが、出来ることはやり尽くしてゴールしたいと思うようになりました。
河口湖を終えるまではこのあいにくの雨の中、沿道に応援してくれる方に応える、さぶろうさんもそうでした。
デカイ二人で手を振ってありがとう!なんてしたり、可愛い子供の甘酒エイドで元気をもらったり、元気をもらえることなら何でも総動員して自分の力に変えて進みます。
気力を振り絞って進むとはまさにこのことですね。エイドが何箇所もありましたがほぼスルーしました。もう止まったら走り出せる気がしないから。
そしてやっと河口湖の終わりが見えていました。怪盗紳士は先にいるか後ろにいるか分かりません。
これで本栖湖はちょっとだけでしたが、富士五湖の湖コースは終了です。ここでやっと一区切りついた気がしました。
多分あと10キロ切っていたと思います。


河口湖の国道をゴールあたりまで一直線、だらだらと続く上りでここは歩こうと出来るだけの早歩きを続けていると、前から見覚えのある2人が走ってくる。
ネコさんとぞりおさんでした。迎えにきてくれたみたいで、ゴールに向かって一緒に伴走してくれます。
怪盗紳士は前には居ないみたい、ということは後ろか・・・?
私、それでも余裕そうに見えたのかぞりおさんが「san-anさん、まだまだ余裕ありそうじゃないですか」なんて言われたのですが、「いえいえ、そんなことないですよ」と答えて後ろに1歩よろけたら止まらなくなってそのまま後ろにテケテケテケと6歩くらいよろめきぞりおさんを喜ばせたり(笑)
完全に足の自由が利かなくなってきました。






数キロ進み、最後の関門ステラセンターに到着も滞在はほぼなし。後5キロ。
3キロは急な上りでここは歩き、最後2キロは下り、ここでラストランです。


程なく怪盗紳士が追いついてきました。どこかのエイドでトイレに行っていてその間」に我々がパスしたようです。
彼も相当限界にきているらしく「あ~もう疲れた!、最後は一緒に行くか!!」と。
怪盗紳士が合流して5人の集団になりました。



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いよいよ激闘が始まる チャレンジ富士五湖

2012年04月27日 | チャレンジ富士五湖
52キロ手前の西浜小学校をエイドをスタートして西湖に出てきました。
湖面を左に見ながらウネウネと曲がりくねった道を進みますが、なかなか湖の端まで辿り着きません。
ずっと先に湖の先端ぽいカーブがあるのですがそこまで行ったらまだ先がある、なんてことを数度繰り返してようやく西湖をクリアしました。
個人的には河口湖よりもしんどかったなぁ。


足はかなり重たくなってきており、気合ではありませんが意識的に負担がかからないように歩を進めます。
ここまでくると「あの人ずっとそばを走ってるな」とグループではありませんが、同じようなペースで走る人が周りに散見できてきて面白かったです。
ここでいうペースってエイドでの休憩込みということです。なので走行速度は違ってもトータルで考えると同じペースで走ってる人がいて、この後の怪盗紳士との激闘へと繋がっていくのです。
それはそうと、私は山中湖からずっと近くを走ってる女性がいらっしゃるのが気になっていました。河口湖手前辺りでさぶろうさんに話したところ、その女性は上りもずっと走り、我々をぶち抜くか引き離す、だけどエイドで我々より長居するのでしょうね、気が付いたら我々が先行してまたぶち抜かれるという展開がそれこそ数度じゃきかないくらい繰り広げられていました。


もう我々が遅れてしまって先に行ってるだろうと思ったら後ろからさっと登場する、あの後姿は本当は幻なんじゃないですかね~、ということで勝手に「妖精」と名付けて面白がっていました。妖精は最初はキロ6分10秒、40キロくらいからはキロ6分半くらいで神の様に安定したフォームで走っています。
さぶろうさんとは妖精には絶対敵わない気がしますね~なんて話していました。
結局妖精は本栖湖辺りで見失って復路にはいませんでしたので、本栖湖エイドで時間をとったのでしょう。
後でランナーズアップデートで調べたら13時間ちょっとでゴールされていました。


西湖が終わり次は野鳥の森公園、ここにはうどんエイドがあります。
うどんエイドまで走っていくと、ネコさん、どららさん、ぞりおさんが手前まで先回りして待っていました。そしてそこから一緒にうどんエイドまで5人で走っていきます。ネコさん、スティッチで走るもんだから応援がスゴイ(笑)ネコさんは「いや、俺選手じゃないし」って戸惑っていました。
ここには既に折り返してくる112キロ、72キロのランナーが走ってきます。いや~速い、なんでこんなスピードで走れるんだ?
ネコさんから聞いたところ、レイさんエイドを我々が出た後に怪盗紳士がすぐ来たらしく「いや~余裕でぶち抜いてやりますよ」とか言ったとか言わなかったとか。
と、いうことはもうすぐ追いついて来ますね。60キロを過ぎて激闘が始まろうとしていました。


ここまで固形物はおにぎりだけですのでうどんは多めに2杯頂きました。
この後に控える激闘に備えて。




精進湖あたりで待ちかねた奴が後ろにきました。そうです、怪盗紳士です。
やあ!っと後ろから我々の間に入ってきて、一緒にいくのかなと思いきやサラッと我々をパスしていきました。
ちょっと悔しかったけどここで焦ってついていったりなんかしたりしたら10キロで死んじゃいますので、我々のペースをぐっと守って前に進みます。
このあたりで60キロくらい。足は違和感が広がってきました。


「ぷ、怪盗紳士、妖精にロックオンされてる」なんてさぶろうさんと笑いながら話してると、小エイドがありそこで2人とも休んでいます。
怪盗紳士は車道でストレッチしてるので「ひかれますよ」と注意して、我々は休憩もそこそこに走り出します。
この行動はさぶろうさんがいなかったら絶対出来ませんでした。


もうこの時点で相当疲れてるので、ちょっと休んだくらいじゃ全然回復しないのです。
なのでさっさと先に進んでゴールタイムを短縮したほうが結果楽なんですね。ウルトラの新知識でした。
却って座って休憩してると次に動き出したときにダメージが大きくなるだけです。さぶろうさんが居なかったら絶対休憩長めにとって結果辛くなりタイムも大幅に失ってたと思います。


精進湖をトコトコ走ってるとまた怪盗紳士が我々をパス、結果ゴールまで40キロ、これが5回くらいずっと続きました。
「振り返れば怪盗紳士」ま、最後刺されて死んじゃったんですが、すみません、ウソです(笑)
なのでこの激闘は意外にもラストを除き割愛します。さぶろうさんも割愛したしまあいいか(笑)
途中でさぶろうさんがカフェオレが飲みたいと自販機で立ち止まり、ちょうど一緒にいた怪盗紳士もコーヒー飲みたいと3人で(私はリポビタンD)買い、「そろそろ足にきたね~」と飲み干します。
精進湖ももうすぐ終わり、いよいよ本栖湖への長い下りです。と、いうことは折り返し後これ上るんだ・・・。


左に有名な富士の樹海をみて本栖湖への道を急ぎます。怪盗紳士は先に行っちゃったのかな。さぶろうさんとマイペースで走りますが、折り返しコースなので狭い歩道の向こう側から112キロと72キロの既に折り返してきたランナーとすれ違います。
邪魔にならないようにキープレフトを心がけ、抜くときは右からサッと抜いてすぐ左に寄せます。すぐ寄せないと対向者と正面衝突しちゃうからです。
この時点で我々が抜くことがあるのかなんてお思いになるかもしれませんが、意外や意外、これが結構あるのです。
後は折り返しで誰かいるかな~って思ってましたし、自分の走ること以外に何か興味を持って気を紛らわすことが長続きする秘訣をみたような気がします。
次回以降、肝に銘じて走ろうと思います←え?


ヘンチャイさん、らっちパパさん、hideさんを見つけることが出来ました。ご3方とも速い!凄いです。
謎なのが会社の友人が居ないこと。一人はすれ違えましたがもう一人は結局分からず。結果から推測するとすぐ後から来て本栖湖エイドですれ違ったのではと思います。
そして2つめの大エイド、本栖湖駐車場に着きました。さぶろうさんは着替えを置いており、私はトイレにいくことに。
結局長く並んでいるトイレには一回も並ばず、もちろん野外もなし、トイレにはうまく対応できました。
ちなみにマラソンで初トイレです。今まで一回もレース中にトイレに行ったことありませんでした。
あ、レース中の初トイレは山中湖だったんですがね。


しかし、ここでショックな出来事が・・・。
ささっとトイレまで走っていったところ入り口の段差に気付かず、思いっきり躓いて前からバターン!!地面に膝を打ちつけ激痛が・・・。
自分がここまで追い込まれていることを思い知ります。痛いというよりもショックのほうが大きかったですね。
幸いなことに痛みは後に引くものではなく、瞬間的なもので収まってくれました。


いよいよ本栖湖からの折り返し復路が始まります。
ここまで約70キロ。あと30キロ走一本です。
ふう、やっとさぶろうさんの記事に追いついた(笑)セットで楽しんでくださいね!



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