では千葉マリンハーフのレポに戻ります。
第二折り返しを過ぎてからキロ4分は吹っ飛び、キロ4分15秒くらいになりました。
私の周りのランナーもぐっとペースが落ちたようで、時々抜かれるくらいで実際に落ちたタイムほど抜かれることは少ないという不思議な感覚です。
遠くに消えてるはずのhelloweenさんの背中も遠くですが見えなくなるほど遠くではありません。
さてペースが変わって潮目が変わった、2回目の皮算用タイムだ(笑)
現時点で落ちまくるペースが安定しないのですが、多分キロ5分にまでは絶対に落ちない筈。
残り10キロくらいなのでキロ4分半になったら90分は超えてしまう。ジリジリ落ちていくことにしよう。
キロ4分20秒あたりで粘れると少しずつ90分がみえてくるということになります。
う~ん、でも強風の中4分20秒はきつい。でも、最近のハーフではいつもこのへんで心が折れかかってます。
今日は貯金が結構あるので諦めないように走ろう!!あ~でもきつい・・・。
もだえ苦しんでいるとゲストの高橋尚子さんがハイタッチしてくれて、「ハーフはここからだよ!頑張って!」と励ましてくれます。
うん、分かってる、でもオッサン、心が折れかけそうになってるの。
やっとのこさ幕張臨海公園に辿り着き、コースよく分からないもんだから公園内早く終われ早く終われと怨念のように思い募り、でもなかなか終わりません。
怨念が足りなかったかな。公園を抜けてもずっと一本道で美浜大橋なんか全然見えません。
ペースどのくらいになってんだと確認すると4分30秒あたり、ゲ、デットライン超えてるじゃない。
でも今まで少し4分20秒で粘ったので、微妙な貯金は残っているか?
ずっと向こうのあそこの看板まで無心でいこうと心に決めて、これ良かったです。
そこまでいったらずっと遠くに美浜大橋が見えてきました。あれをこえたらつくさんがいる!
「あと3キロ」と励ましてくださるスタッフさんには心の中で「あと3.5キロですよ」と返す余裕がありました。
で、少し進んで「あと3キロ」の看板は75分を少し過ぎたあたりで通過しました。
よし、セカンドベストはいけそうだ!
全然進まない美浜大橋をこえてつくさんポイントに辿り着いてのワンショット。
これでも無理して平気な顔しています(笑)
そして「あと2キロ」看板。80分丁度くらい。最後の皮算用、セカンドベスト確信します(笑)
あとは距離が合っていることを願うばかりです。
やっと近づいてきたQVCスタジアムを目指してあと少し、これほど時計をみていた終盤戦もあまりありません。
スタジアム脇を走っているときに87分経過、あれ?間に合うのか??
先をみるとまだレフトスタンドの裏にいます。ゴールはライトスタンドの脇からスタジアムに入って100メートルくらい。
おお、まだ少しありそうだけど大丈夫か、まだスタジアムに入るところが見えないまま88分経過。
ヤバッ、これで間に合わないと後後まで後悔するなと少しだけダッシュをかけました。
スタジアムの入り口が見えたところで88分30秒、ヤバイ、秒差の勝負になりつつあります(笑)
スタジアムに入る直前で89分経過、たぶん大丈夫でしょうがまだ不安でした。ラストスパート!スピード出てないけど。
ネットでギリギリかと思いましたがグロスでもいけました。横の公式時計で89分45秒。
1年3か月ぶりの90分切り、セカンドベストになりました。
はー、よく頑張った俺。疲れたよ。