ウルトラ体験後の世界

今更ながらですが、チャレンジ富士五湖を走って見えてきたことでも・・・。
時間が経ってみておぼろげながらに感じてきたことを書こうと思います。
走ってみた後には「疲れた」だけだったりしたのですが、今思い返して考えるとその衝撃的な疲労が除かれた先に見えてきた世界がありました。


では、早速ですがまず一つ目。タイムへの拘りが少なくなってきた。
拘りがなくなったわけではありませんが、少なくなってきたのは事実です。ファンラン嗜好ではありませんが、このままサブスリーが出来なくてもそんなに悔しくないという気持ちです。
勿論目標として掲げて努力することの素晴らしさは理解しているのですが、ランニング自体の楽しさに目覚めたとでもいうのでしょうか。
今まで走れない期間がありましたので、尚更その傾向が強まったというのもあると思います。


そして次に長い距離への嗜好が強まりました。
これは危ない気もしますが（笑）確かにそうです。ロードじゃないけどＵＴＭＦとかどんな世界なんだろうと非常に興味があります。
ウルトラや長距離トレイル専門ランナーに転向しようかと一瞬思ったりもしました。
いや、思い留まりましたけど（笑）


別に短い距離が嫌いなわけはないんですよ。
５キロや１０キロを追い込んで走った後の爽快感や心肺を鍛えてからの長距離ランの楽しさは理解しているつもりです。
ただ、あの富士五湖の非日常的な世界で何をもっても代えれない体験をしてしまったようです。
仕事のスケジュール上も富士五湖は都合がつく（前後休める）のでこれからも出場することになると思います。


でも、非日常だからいいのですね。１年に何回も走ってると次第に日常になってきてその雰囲気にも慣れてくると思います。
大好きになったウルトラだから１年に１回のとっておきのお楽しみにしておくのがいいかもしれませんね。


ランナーとしての経験値は間違いなく上がりましたが、引き換えにスピードは落ちてしまったと思います。
それを自分でよしとしている感覚だったのですね。見えてきた世界とはそういうことだったと思います。
これを成長といっていいものか微妙なところですね。でも、成長したと私は思ってます。


さあ、「スピード」の駅伝まであと３日（笑）



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