soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

雨の卒業式

2012-03-20 00:48:35 | soramove
雨の卒業式





卒業証書を受け取る横顔を見る、
緊張した面持ちに
こちらも身が引き締まる、
この一瞬の気持ちを忘れたくない、
忘れないで欲しい。


この2年間で
そして私のクラスで
何を得たのだろうね、
自分なりの充実を感じたら嬉しいし
そこに少しの悔しさがあるなら
その気持ちを
次に生かして欲しい。

2年前に迎えて
教室の中で話した
僅かだれど濃密な時間が
これからの力になってくれたらと
願うけれどそれがわかるのは
まだまだずっと先のことかもしれない。

とても高い壁のように立ちはだかる
いくつかの検定に
君たちは立ち向かい
何度か跳ね返されながら
その中で色々考えたことだろう
何かの瞬間その時が鮮明に蘇ることがある、
私も同じように感じたことがあるからね、
そんなとき
一緒に過ごしたかけがえのない日々を
しばらく思いだし
振り返って欲しい、
その時、どんな風景がみえるだろう、
そのずっと先に
これから目指す遥か遠い目標の断片が
見えると思うよ、きっと。

卒業おめでとう!



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映画「戦火の馬」子供向け?おとぎ話のような出来上り

2012-03-18 13:38:36 | 大作映画ハリウッド系
「戦火の馬」★★★☆
ジェレミー・アーヴィン、エミリー・ワトソン、
デヴィッド・シューリス、ベネディクト・カンバーバッチ出演

スティーヴン・スピルバーグ監督、
118分、2012年3月2日公開
2012,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:WAR HORSE )






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「映画製作会社『ドリーム・ワークス』を設立した巨匠は
最近は監督というクレジットより
製作総指揮といったものが多い、
『未知との遭遇』『ET』『インディー・ジョーンズ』と
鮮烈な風を映画界に吹き込んだ才能は、
現在のようなCGテクノロジーにも果敢に取り組んできたが
どうして3Dは作らないのだろう?
マーティン・スコセッシ監督でさえ取り組んだのに
彼が作ったのは非常にオーソドックスな
王道の感動作だった、
ただし何故今この映画なのか?」



第一次世界大戦下のイギリスが舞台、
農家の少年アルバートと馬のジョーイとの
数奇な運命を描いた児童文学の映画化、
『プライベート・ライアン』のような
戦場の臨場感や『ET』などの
視覚的、そしてストーリーの夢のような部分も
この作品にはそれ程感じられず、
面白いけど、傑作!とまでは感じられなかった。



牧草地帯を馬が駆け巡るシーンは
とても美しかった、

そんなふうに日々の仕事に精を出し
つかの間の時間、大地を走り
空気や風を感じる
そんな生き方が眩しく感じる。


何かに優先順位な必要なく
日の出とともに起きだして
家族とともに畑を耕し
ささいやことで喜び合うような暮らし、
そこに描かれているのは人の暮らしの原点だけれど
現在ではそんな生活を望む人は少ない。


何もかもを「快適」という言葉に置き換え
人と比べ
何かが足りない
何かが足りないと
もっともっとと
いつまでたっても満足を得られないような現在。


だからここに描かれている世界は
かつての厳しいい現実であっても
今の視点でみると
おとぎ話のようにも感じる。



同じ人間同士で戦った過去も
思うようにはいかない不条理な世界も
この映画ではそんな複雑な部分は突っ込まず
ひたすら大切な馬を求める少年と
その馬の苛酷な日常を描くが

何か伝えるべき言葉も持たない馬が中心となって
馬の経験した戦争を見せるから
何かもうひとつこちらの胸に
突き刺さるようなメッセージが伝わらないのだ。


有刺鉄線にがんじがらめになって
倒れた馬を救うため
中間地点で両軍が交戦を一旦停止して
馬を解放させるシーンは
子供なら感動するだろうが
残念ながら大人には絵空事に映ってしまう、
つかのまの静寂は
常に一発の弾丸に打ち破られてきたのじゃないか、
ちょっときれいごと過ぎて
そういう部分も含め
もうひとつ映画の世界に入り込めなかった。



★100点満点で75点



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スティーヴン・スピルバーグ監督作品
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 (2011)  監督/製作
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 (2008) 監督
ミュンヘン (2005) 監督/製作
宇宙戦争 (2005) 監督  
ターミナル (2004) 監督/製作
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002) 監督/製作  
マイノリティ・リポート (2002) 監督
A.I. (2001) 監督/脚本/製作
プライベート・ライアン (1998) 監督/製作
アミスタッド (1997) 監督/製作
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (1997) 監督
シンドラーのリスト (1993) 監督/製作  
ジュラシック・パーク (1993) 監督
フック (1991) 監督
オールウェイズ (1989) 監督/製作
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 (1989) 監督
太陽の帝国 (1987) 監督/製作
世にも不思議なアメージング・ストーリー (1986) 監督/製作総指揮
カラーパープル (1985) 監督/製作
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 (1984) 監督  
トワイライトゾーン/超次元の体験 (1983) 監督/製作
E.T. (1982) 監督/製作
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 (1981) 監督
1941(いちきゅうよんいち) (1979) 監督
未知との遭遇 (1977) 監督/脚本  
JAWS/ジョーズ (1975) 監督  
続・激突!/カージャック (1974) 監督/原案  
激突! (1971) 監督


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映画「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」いよいよ最終章

2012-03-14 22:48:24 | 大作映画ハリウッド系
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」★★★☆
ロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、
テイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング出演

ビル・コンドン監督、
118分、2012年2月25日公開
2011,アメリカ,角川映画
(原題:THE TWILIGHT SAGA : BREAKING DAWN PART1 )






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「ヴァンパイアと人間の禁断の恋がテーマ、
こんなとんでもない話でここまで引っ張るのも
大したものだけど
それを前売券まで買って
楽しみに待機してる自分もどうなのか、
今回も面白かった」



まずは二人の結婚式
あんなに真っ白い顔をした集団を見ても
何も感じない人々
これならバレるわけない、

長くご近所付き合いしていて
彼らが年を取らないことを
誰かひとりくらい気付くか
疑ってもよさそうなのに。


どうんなんだろう?って
首をかしげるシーンは随所にあるから
そんな細かいこと言ってる場合じゃ
ないのだ、これはただの作り物
見せてくれる世界を楽しむだけ。



今回の中心はベラの妊娠だ
お腹の子供の成長が早く
どんどんベラはやせ細っていく、
大丈夫なのか、
そして子供は明らかにヴァンパイアだから
狼族はその赤ん坊を殺そうと襲ってくる
別に良い者も悪者も居るわけじゃなく
それぞれの種族がそれぞれの役割を果たすだけ
その時様々な軋轢が生まれるのは
人間社会も同じ事。


主役の二人より今回は狼族のジェイコブが活躍する
とうてい相手になりそうもない数の同じ狼族を
ワリと簡単におとなしくさせたり
ハラハラドキドキのシーンも
ご都合主義的な展開があって
まあいいか、これで
そんな結末。


さて12月公開の完結編が楽しみだ
驚くような展開は無いが
結構マジメに作っているので
こちらもそれなりに楽しめる。
レンタルで待つよりやはり劇場で
迫力の音とスピード感も楽しみたい。


★100点満点で75点



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ビル・コンドン監督作品
地獄のシスター Sister, Sister (1987) 監督・脚本
キャンディマン2 Candyman: Farewell to the Flesh (1995) 監督
ゴッド・アンド・モンスター Gods and Monsters (1998) 監督・脚本
シカゴ Chicago (2002) 脚本
愛についてのキンゼイ・レポート Kinsey (2004) 監督・脚本
ドリームガールズ Dreamgirls (2006) 監督・脚本
ブレーキング・ドーン/トワイライト・サーガ Part1 The Twilight Saga: Breaking Dawn Part1

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映画「ヤング≒アダルト」大人になりきれないって誰もが思ってる

2012-03-11 09:20:01 | ミニシアター系映画
「ヤング≒アダルト」★★★
シャーリーズ・セロン、パトリック・ウィルソン、
パットン・オズワルト、エリザベス・リーサー出演

ジェイソン・ライトマン監督、
126分、2012年2月25日公開
2011,アメリカ,パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(原題:YOUNG ADULT )







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「『モンスター(2003) 』でアカデミー主演女優賞を獲得、
その後もうひとつ代表的な作品に恵まれていない
シャーリーズ・セロンの主演作を見た、
軽めのラブ&コメかと思ったが
かなり痛い女性の映画で、
それ程楽しめなかった」



ゴーストライターの主人公ビス・ゲイリー(シャーリーズ・セロン)は
バツイチで仕事にも行き詰まり
アルコール依存症の一歩手前、

そんな時、高校時代に付き合っていた
バディ・スライド(パトリック・ウィルソン)から
生まれたばかりの赤ちゃんの写真が携帯に届く。


赤ちゃんの命名パーティに誘われ
昔の男を今も自分の運命の人と思いこみ
彼女は故郷へ舞い戻ることにした。


ホントにそんな人いるかな
設定自体がムリがある

一応自分で稼いで頑張ってる女性が
そんな幼稚な幻想に囚われ
夢想するだけなら害は無いが
本気で元カレを奪還すべく
赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいの家庭に
乗り込んで行くなんてこと
現実味が全く感じられず
あとはもうなんだか恥ずかしいシーンの連続。



でもきっとその恥ずかしいシーンを
存分に描きたかったのだろうなと分かってくる

彼女は高校までは学園ナンバーワンで
誰もが羨む存在だった、
そして都会へ出て作家になるという
夢をかなえた人物でもある。


だからって田舎の人達が
そのことを「良かったね」とは言っても
ほとんどがそんな彼女を羨んではいない
都会から見たら何も刺激の無い町
でもそこで根をはって生きてる人から見たら
彼女は輝く存在というより
今では異質なもののよう。


成功を羨む裏返しなのか
それともそれ程成功してないことも知っててなのか
当たり障りない笑顔で迎えつつも
どこかよそよそしく
主人公はそんな中でひとり
大声をあげて自分から壊れていく。



何だろうなー、
痛すぎて笑えない

これアメリカでは爆笑なんだろうか?
それとも自分には分からない
含蓄のある何かを皆はそこに見るのか
それは分からない。


彼女が故郷へ戻って最初に会う同級生は
かつてのいじめられっこで
そのいじめが原因で障害者となった
マット(パットン・オズワルト)だったが
以前と同じように接する彼と
彼女は唯一安らげるのか
誘い出しては飲んだくれるが
そんな彼の様子から彼女は何かを学んでいく。


それが今後の彼女に行かされるかどうかは
まだ分からない、

希望的な予感のするラストだったが
この勘違いぶりが
そう簡単に軌道修正出来るとは思えない、
50歳くらいになっても
「本当の私」を痛い結論で行動してそうで
大丈夫か?そんな気分


★100点満点で65点



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シャーリーズ・セロン作品
ザ・ロード(2009)
あの日、欲望の大地で(2008)
ハンコック(2008)
告発のとき(2007)
スタンドアップ(2005)
イーオン・フラックス(2005)
トリコロールに燃えて(2004)
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方(2004)
ミニミニ大作戦(2003)
モンスター(2003)
コール(2002)
スコルピオンの恋まじない(2001)
スウィート・ノベンバー(2001)
バガー・ヴァンスの伝説(2000)
レインディア・ゲーム(2000)
ザ・ダイバー(2000)
裏切り者(2000)
ノイズ(1999)
サイダーハウス・ルール(1999)
セレブリティ(1998)
マイティ・ジョー(1998)
ディアボロス 悪魔の扉(1997)
すべてをあなたに(1996)
トゥー・デイズ(1996)

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映画「ヒューゴの不思議な発明」監督の映画への想いのこもった作品、3D効果はもうひとつ

2012-03-09 07:42:15 | 大作映画ハリウッド系
「ヒューゴの不思議な発明」★★★☆
エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、
ジュード・ロウ、ベン・キングスレー、
サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー出演

マーティン・スコセッシ監督、
126分、2012年3月1日公開
2011,アメリカ,パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(原題:HUGO )





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「アカデミー主要部門は逃したものの
5部門で受賞と評価の高かった作品を
3D上映館を選んで見た、
ドラマ性の強いものは3Dは避けて
2Dを見るようにしているが、
巨匠が手掛けた3Dということで
その出来上がりを期待していたからだ、
結果的に3Dらしさは
手前まで舞い散る雪くらいだった」



映画の中で映画の創生期の
古いフィルムが登場する、
最初の映画は列車が奥から手前に
走り抜けるという単純な映像だったが
それでも観客は初めて見る動画に
動く列車に轢かれるんじゃないかと
身をよけて驚きに声を上げたという・・・

せっかくならそんな鮮烈な驚きを
3Dで見せてもらいたかったものだ。

(予告の新作スパイダーマンの3Dは凄かった!)


1930年代のフランス・パリ。
父を火事で亡くし、伯父の仕事を引き継いで
パリ駅の時計台に隠れて暮らす少年が
主人公のヒューゴ(エイサ・バター・フィールド)、
彼は父の残した機械人形の修理に夢中だ。


人形の修理は終えたが
最後に必要なハート型の鍵が見つからない、
そんな時その鍵を持つ少女と知り合い
機械人形は動くことが出来た、
そしてその時ヒューゴの世界も新しい扉を開けた。


映画ってなんだろう?

何か新しいもの、
何か心躍らせてくれるもの
もっと単純で
そこに驚きがあって欲しい



スコセッシのこの映画への思いが
画面から伝わってくる
モノクロから現在の3Dへ
きっとあの頃の観客の素直な驚きを
この映画で再現したかったのだろう。



おとぎ話として見ると
何がダメだっただろう・・・
「主人公の顔が可愛くなかった」
そして映画の前半に問題があった
説明が多くなるのは仕方ないが
もっと一気にファンタジーの世界へ
連れて行って欲しかった。



機械で動くおもちゃは
子供の頃とても不思議で
飽きずに見入っていた、
そんな素敵な小道具が用意され
3Dという新しい仕掛けも揃った
でも心躍る
「わぁー!」っていうワクワク感は少なかった。



辻褄やしっかりとした筋立ても無視してもいい
どこか突き抜けて
映画の魔法をかけてもらいたかったが
そこまでは達しなかったようだ。
もちろん映画としては面白かったが
こちらの期待が大きすぎた。


★100点満点で75点★



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マーティン・スコセッシ監督作品
ヒューゴの不思議な発明(2011)
ジョージ・ハリスン リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(2011)
シャッター アイランド(2009)
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008)
ディパーテッド(2006)
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(2005)
アビエイター(2004)
フィール・ライク・ゴーイング・ホーム(2003)
ギャング・オブ・ニューヨーク(2002)
救命士(1999)
クンドゥン(1997)
カジノ(1995)
エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事(1993)
ケープ・フィアー(1991)
グッドフェローズ(1990)
ニューヨーク・ストーリー(1989)
最後の誘惑(1988)
ハスラー2(1986)
アフター・アワーズ(1985)
キング・オブ・コメディ(1983)
レイジング・ブル(1980)
ラスト・ワルツ(1978)
ニューヨーク・ニューヨーク(1977)
タクシードライバー(1976)
アリスの恋(1974)
ミーン・ストリート(1973)
明日に処刑を…(1972)

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