レッドクリフ Part1」★★★☆
トニー・レオン、金城武 主演
ジョン・ウー 監督、2008年、145分
三国志は中学の頃確か
読んだはず、
最近になって読み返そうかと
書店へ行ったら、分厚い文庫が5巻、
その背表紙を見ただけで退散した。
物語の量を考えると
中心となる人物はもちろん、
もっと語られるべき人たちの
キャラクターも薄められているだろうが、
全部を忠実にというより
描きたいところをとりだしたのだろう、
心躍るシーンもいくつかあって、
見応えのある映画に仕上がっていた。
映画としてどっしりとした部分を持ち、
時折のユーモアと
美しい山野、
人はそんな中でも争わないと
生きている実感を得られないとでもいうようだ。
背後からは襲わない正義だとか、
主君への忠義だとか、
礼節など、今では言葉では語られるが
死語に近い事柄に
昔は人は命を懸けたのだ。
自分の思うようにはならない
「枠」の中で何かを犠牲にしつつも
忠義を尽くすとか
そんなの今どきないよと思う反面
こんなふうに画面でみせられると
人間の品位だとか品格だとか
そんなことを考えてしまう。
完結編では魅力ある主人公達が
死んでしまうのだろうな、たぶん。
でもその無常感にどっぷり
はまってもいいかな。
★100点満点で75点★
soramove
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三国志ファンには物足りないだろうな、
でもちゃんと描こうとしたら10作くらい必要だろう。
★映画ランキングはこちら
トニー・レオン、金城武 主演
ジョン・ウー 監督、2008年、145分
三国志は中学の頃確か
読んだはず、
最近になって読み返そうかと
書店へ行ったら、分厚い文庫が5巻、
その背表紙を見ただけで退散した。
物語の量を考えると
中心となる人物はもちろん、
もっと語られるべき人たちの
キャラクターも薄められているだろうが、
全部を忠実にというより
描きたいところをとりだしたのだろう、
心躍るシーンもいくつかあって、
見応えのある映画に仕上がっていた。
映画としてどっしりとした部分を持ち、
時折のユーモアと
美しい山野、
人はそんな中でも争わないと
生きている実感を得られないとでもいうようだ。
背後からは襲わない正義だとか、
主君への忠義だとか、
礼節など、今では言葉では語られるが
死語に近い事柄に
昔は人は命を懸けたのだ。
自分の思うようにはならない
「枠」の中で何かを犠牲にしつつも
忠義を尽くすとか
そんなの今どきないよと思う反面
こんなふうに画面でみせられると
人間の品位だとか品格だとか
そんなことを考えてしまう。
完結編では魅力ある主人公達が
死んでしまうのだろうな、たぶん。
でもその無常感にどっぷり
はまってもいいかな。
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三国志ファンには物足りないだろうな、
でもちゃんと描こうとしたら10作くらい必要だろう。
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