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「ポンペイ」ベズビオ火山の大噴火のクライマックスにあれこれ考える

2014-06-27 09:56:30 | 大作映画ハリウッド系
「ポンペイ」★★★☆
キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、
キーファー・サザーランド、キャリー=アン・モス出演

ポール・W・S・アンダーソン監督、
105分 2014年6月7日公開
2014,アメリカ:カナダ:ドイツ,GAGA
(原題/原作:POMPEII)




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「西暦79年の古代都市ポンペイ。
ローマの支配下にありながらも
平和や安定にはまだ程遠い時代、
8月24日ベズビオ火山が大噴火し、
それまで築き上げたものを
僅かな時間で全て滅失させる、
そんなクライマックスを
単なるアクション大作とは
もう単純に考えられない自分を感じた」



この映画はとにかく
クライマックスの火山の噴火を
ドラマチックに見せようと作られた、
だからそこまでのドラマは付けたしなんだ、
そのくらいの割り切り方で見ると
パニック映画としては合格。



ラストの見せ場
溶岩弾がバンバン飛んでくるシーンでは
主人公には絶対に当たらない
当然のお約束ながら
「それはないだろー」と苦笑い。


久々のキャリー=アン・モスに
この人まだ頑張ってんだ、とか、
ロマンスで引っ張るはずの主演の二人が
華がもうひとつだから
セットにお金かけちゃったんだろうなーと

余計な事ばっか考えてた、
もちろん目は真っ赤な溶岩と
飛び交う炎にクギ付け。


政治的な所や個人的な恨みだとか
込み行った部分はサラッとしすぎたので
どこにも思い入れが出来ないため
ラストに自分の感情を
どこに持って行っていいのか
分からないのが致命的。



自然災害の前に
人間は逃げまどうばかり
これは現代の自分達も
教訓として分かっている、
分かっているが
心配してばかりは居られないし
少し時間が経つと、
重大な事実もあっさり忘れて
また元の暮らしに戻るのも人間



学ばなければと思うけれど
これだけ繰り返しても
学習出来ないのが
人間なんだろうかとも。


築き上げたものが一晩で消失してしまう、
そのなんとも切ない感情が
この映画では感じ取れなかった

単なるパニック映画で終わってしまったのが残念、
ラストの噴火シーンは映画的で
迫力も充分、その点では満足。


築き上げたものを
失っても、失っても
また一から始めるのだ。


★100点満点で75点


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