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映画「シェイプ・オブ・ウォーター」半魚人の恋

2018-03-12 16:51:00 | 大作映画ハリウッド系
映画「シェイプ・オブ・ウォーター」★★★★
原題 :THE SHAPE OF WATER
製作年/国:2017年/米
配給:20世紀フォックス映画
監督:マーティン・マクドナー
時間:124分
公開日:2018年3月1日(木)
監督:ギレルモ・デル・トロ

サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン
リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ
マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサージ 出演




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第90回アカデミー賞で
作品賞、監督賞、作曲賞、
美術賞の最多4冠を達成した。


「ギレルモ・デル・トロ監督による
ファンタジーロマンス。
声を出せない孤独な女性と、
水の中で生きる異形の生物との
間に芽生える愛を描く。
『ブルージャスミン』の
サリー・ホーキンスが主演を務め、
『パンズ・ラビリンス』でも
デル・トロ監督とタッグを組んだ
ダグ・ジョーンズが不思議な生物に扮する。」

(ぴあHPより)


久々に監督賞と作品賞のW受賞、
昨年度の映画の代表作となった、
映画のCMは「切なくも、いとおしい、愛の物語」

こんなコピーだと
なんかロマンチックが足らない・・・・って
人が見に行ったら
映画の開始5分もしないで
ビックリすると思う。

これはギレルモ監督の映画、
モンスター映画とも
宣伝すべきだ。



まあ、40過ぎた恋は
監督の目には
これくらいグロテスクに見えるのかも。

毎日同じことの繰り返し、
職場の清掃の仕事、
耳は聞こえるが、喋れない
40過ぎの女性が主人公、
画面のほとんどは
グレーや黒の色合いで
ロマン色より、重苦しいサスペンス。

怪獣映画だからと割り切れば
大袈裟な感情表現や
分かりやすすぎる展開も
リアルより造形重視ということで
とても楽しめる映画となっているが

それでもダークファンタジーなので
明るく楽しいハリウッド映画からは
遠く離れている。

半魚人の目が一瞬で開閉するのを
その瞬間を見届けようとするが
あまりに早すぎて分からない
そんな見方も面白い。

でもハリウッドの祭典で
この映画が最高賞というと
ちょっと淋しい気もするが
映画人はこういう映画を
選びたいのかもね。

★オススメ度合い★

怪獣映画のダークファンタジーと
思って見るなら楽しめる、
演技賞はムリな作品。

★100点満点で85点

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