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映画「ブルーノの幸せガイド」毎日の繰り返しも、考え方次第なのかも

2013-06-05 10:14:22 | ミニシアター系映画
映画「ブルーノの幸せガイド」★★★★
ファブリッツィオ・べンティヴォリオ、
バルボラ・ボブローヴァ、ヴィニーチョ・マルキオーニ、
フィリッポ・シッキターノ出演

フランチェスコ・ブルーニ監督、
95分、2013年4月13日より全国公開
2011,イタリア,アルシネテラン
(原題/原作:SCIALLA!)





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「ローマで、ゴーストライターをしながら
空いた時間で家庭教師をしたり
自由気ままに過ごしているブルーノ、
生徒の母親から半年間息子のルカを
預かって欲しいと頼まれる、
しかもブルーノは自分の子供だと告げられ
気ままな生活が一転、
心穏やかではいられない日々が始まった」



一通りの状況説明が終わって
物語が動き出すと
これがホント映画の魔法にかかったように
笑いながら、ちょっとほろっとさせられながら
とても幸せな気分になる、
劇場で予告編を見なければ
この映画は見逃がしていたハズ
そう思うと、余計とこの場にいて
スクリーンを見つめる幸せを感じるのだ。



自分の子供と分かったとたん
ルカはただの子供ではなくなる
そうれは当然といえば当然だけど
接し方だけじゃなく
それが彼の生活全般を
輝かせてくれる。


ルカも子供っぽい部分を残しながら
親にしっかりと育てられたからこそ
基本の部分で魂の美しさを感じる

何がしたいかなんて分からない
大人の言う事はいつも自分勝手だ・・・、
そのくらいに感じつつも
それでも彼はまだ出会っていなかった
ブルーノという男に。


二人は親子というより
親友の様な親密さで繋がる、
お終いは全部がハッピーという結末で
出来過ぎ感はあるが
過剰とも感じない、
それは主人公達が苦しい時間を過ごしたことも
観客は感じているからだ。



明日何が起こるか分からない、
そのことで生活の一部が
変わる事もあるだろう、

そういう事もあるだろうなと思いつつも
普段は昨日と同じ今日
今日と同じ明日を疑わない
でも何か新しいことに立ち向かう時
柔軟な自分でありたいなと
この映画を見て思った。

「なんとかなるさ」
そうだ、なんとかはなる、
でも、投げやりじゃなく
前向きな気分でこの言葉を言えば
それだけで全然違う気分になる。

「なんとかなるさ」はブルーノの口癖
でも先日見た「きっと、うまくいく」でも
この言葉を主人公達は何度も口にする、
どちらも何か始まりそうな言葉に思えてくる



しみじみ良い映画で
ホント映画好きで良かった


★100点満点で85点


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