走快エイトの気まぐれ人生

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避難所化した空港の様子

2011年03月17日 22時10分44秒 | 職場22年度~(成田)
11日に発生した東北関東大地震による揺れや津波が、なんと原子力発電所にまで被害が及んでしまい、大変なことになっていますね。日本人の感覚なら、それほどでもないかもしれませんが、在留している外国人の皆さんは、どう反応されたでしょうか?放射能による被爆を恐れ、物凄い数の外国人が空港に押し寄せてきています。自らの防衛だけでなく、多分は心配した母国の家族から帰還するよう連絡があったのでしょうね。

成田空港では、京成線とJRが乗り入れています。しかし、東京電力の計画停電などが影響し、両方の鉄道が間引き運転や一時的な運休をしています。通勤する私たちも大変ですが、帰国予定の外国人も必死なようです。中には、搭乗するフライトの1日前には空港へやってきて、空港のロビーや休憩用の椅子に泊まる人たちの数が増えてきました。彼らには悪いですが、床に寝ころんでいる姿を見ると、空港が避難所みたいに見えてきます。

長く日本に暮らす外国人は、入国管理局という役所から再入国許可というものを取らないと、一時帰国が出来ないそうです。もし、その許可なしで帰国すると、それまで持っていたビザがなくなってしまうとか。そのため、再入国許可を持っている外国人は問題なく搭乗手続きをして飛行機に乗れますが、許可を持っていない外国人は許可を求めて空港の入国管理局に殺到しています。周りで見ていても、緊張感が漂っていて異様な雰囲気です。

空港内では、警察官や民間の警備会社職員がパトロールをしてくれています。そのため、乗客同士のトラブルなどはそれほど発生していないものと信じたいです。しかし、まるで自分の家のように公共のコンセントから電源を取り、パソコンや携帯をしている輩(やから)を見かけますと、嫌な気持ちになります。彼らは自分の都合で空港にやってきて、勝手に場所を占拠しているだけですから、電気を不正使用するのはおかしいと思います。


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