走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

大人の世界?

2009年11月22日 06時04分30秒 | その他
昨夜の土曜ドラマ「サムライ・ハイスクール」を見て、個人的に感じたことを述べさせて頂きます。主人公である小太郎の父が、上司の悪事(不正)を指摘したせいで、その上司からお返しされて会社を退職せざるを得ないことになったストーリー…正しいことを貫き通せないような今の世の中に対する、作者の憤りが現れていて、胸を打たれました。

悪事を働く上司の策略にはめられたことを知りつつ、会社のことを考え、自ら身を引いた小太郎の父は、潔いと言えるのでしょうか?結局は、侍の魂が入った小太郎の言葉に、自分のしたことに疑問を持った父が、会社に行って自分の思いを公表したようですが、その様子がカットされていたのが残念でした。大人の世界も、人それぞれです。

実際は白なのに、上司が黒と言えば、黒と答えざるを得ないことって、これまで何度も経験してきました。全く情けないのですが、会社で生き残るために、自分の意見を押し殺し、上司の言う通りに行動したことは数え切れません。不用意に、正しいと思った自分の意見を言ったばかりに、そのしっぺ返しが後で上司から様々な形でもたらされるのです。

上司は、日頃から「頭を使って、よく考えろ!」と怒るのですが、果たしてそれが真意なのか分かりません。私は自己防衛のため、敢えてあまり考えず、ビジネスライクというか前例に倣(なら)って、淡々と業務をこなすことが多いです。細かい理屈を一つ一つ気にしていたら、いくら時間があっても通常の業務量を時間内にこなすことは不可能です。

義を通すとか、正悪どちらとも言えないことに白黒をつけることは、どなたも簡単ではないはずです。また、何事も妥協して「いい塩梅(あんばい)」に解決する事や、臨機応変に対処する事が最善の方法とも思えません。どうしたら良いのか?四捨五入すると知命(50歳のこと:50にして天命を知る)が近い今の私にも、答えが出せません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿