「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

涙の面談

2015年01月20日 | 今日のお仕事 
私立高校の入試が実施され、ついに入試シーズンが始まりました。

当塾では、私立専願はほんのわずかで、しかも合格間違いなしだし
私立併願は、併願ゆえに生徒たちがそれほど本気じゃないということで
今日のところは、そこまで中3クラスの雰囲気に変化がありませんでした。
でも、合格発表が終わるとだいぶ変わるはずです。
進路が決まった生徒がうらやましくなったり、自分は合格できるのかと不安になったり焦ったり。
そこでやっとお尻に火が付く生徒がほとんどなのが困ったことですが。

今日は、私立入試のことはひとまずおいておいて
冬期講習会で受験した模擬テストのデータが返ってきたので
必要のある生徒だけ急遽個人面談を実施しました。

この「必要のある」というのは、すなわち
「志望校合格点に届いていないため志望校変更を考えるべき」という意味。
残り50日の過ごし方によっては合格できる可能性もあるけど
このままの状態なら倍率発表後の進路変更を覚悟してください、という勧告のための面談です。
必然的に厳しい内容になり、泣き出す生徒もいました。

「来週までに社会の歴史プリント○ページ覚えてくるから試してください
と決意表明して帰っていった生徒(女子)もいたし
「過去問を解いてみたら全然できそうになかったので志望校を変えたい
とあっさり引き下がった生徒(男子)もいたし
まだまだどうなるのか私たちにもわからない状態です。

いずれにせよ、50日後をみんなで笑って迎えられるように
毎日やるべきことをきっちりやってほしいし、私自身もやっていきたいです。

それにしても、努力を惜しむ生徒が年を追うごとに増えている気がします。
「ラクして受かりたい」という気持ちはわかるけど、自分の人生がかかっているのになあ…。