「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

最後の模擬テスト

2018年02月11日 |   中3 
今日は休日返上して中3クラスで最後の模擬テストを実施しました。
この結果で、迷っていた生徒も志望校がほぼ確定するということで
今までにない緊張感でした。
一教科終わるごとに緊張の糸がほぐれる感じが本番さながら。
休憩時間に自信のないところを質問しに来る生徒もいて
やっと受験生らしくなったなあと感慨深かったです。

しかし、回収した答案用紙をみてみると
まだまだスキがある生徒が多いこともわかりました。
今回のテストはデータ返却までの時間短縮のため
採点は我々がすることになっているのですが
丸付けをしながら思わず「もー!!」と声が出てしまうような
うっかりミスがたくさんありました。

英語だけでも、 baseball を「バスケットボール」と訳している、
ギターのつづりが guiter になっている(正しくは guitar )、
並べかえ問題で書き写しミス(順序は合っている)、
疑問文なのに「?」がない、
小文字で書くべきところが大文字になっている、
記号問題が選択し忘れて空欄になっている、etc…
3人に1人がこういったミスをしていました。
時間中に何度も見直しをするように言ったのになあ。

それも、ただ「見直しをしてください」ではなく
「書き写し間違いがないか確かめてください」
「記号問題を全部答えたか確かめてください」
「必要な場所に「.」「?」があるか、大文字で始めているか確かめてください」
「私が丸付けをするので、字が読めないと思ったら容赦なくバツにします
など、細かいことを数回に分けて言ったのになあ。
(さすがにみんな字は丁寧に書いていました。
 私が「容赦しない」と言ったら本当に容赦しないことをわかっているのでしょう…

いつもミスをしない生徒もしていたところをみると
緊張のせいもあったのかもしれません。
でも、本番はもっと緊張しますから!!
ミスも実力の内だと思うので、ある程度は想定して
今後も引き続き授業の中で注意喚起していこうと思います。

このテストの結果データは一週間以内に出ます。
それを見て、生徒たちがどんな選択をして、どんな状態で本番に臨むのか。
…ラストスパートの時期特有の緊張感でヒリヒリしてきたなあ。


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