スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

和田野の森 プチホテル

2019-09-17 06:06:46 | ホテル・旅館

長野駅から高速バスに乗って約1時間、白馬八方バスターミナル駅に到着。

降りてみるとイメージと違ってこの地は意外に暑く、夏の日差しがきつかった。

バスの行き先を見て驚いたのは新宿行き、そして大阪行きまであった。

逆に、東京駅、羽田空港、成田空港行きが消されていた。

バスターミナルの売店には、いわゆる山男、山ガールが数人いた。

やはりここは北アルプスの入口の1つ。

登山者、トレッキング愛好家のメッカで、

この後多くの山男、山ガールを見かけた。

この光景は久しぶりに見たのでとても新鮮に思えた。

紫外線が強く、都会と違って空気がクリアな白馬八方の街並み。

埼玉からは遠く不便だと思っていたが意外に近い所だった。

白馬村のほぼ中央部、有名は白馬八方屋根スキー場の

北東側の山麗に「和田野の森」と呼ばれる樹林地がある。

林の中にはホテルやペンション、レストラン、ギャラリーなどの施設が点在し、

その建物は意匠を凝らしたものが多くあったので紹介したいと思います。

この地は1998年に開催された長野冬季オリンピックの会場エリアだったので、

そのシンボルエンブレムが今でも残されている。

和田野の森はダラダラの坂道。

一番下にあるのがTHE FORESTで、ゲレンデに直接アクセスできる

3つ星ホテルで部屋数は20室。

ガクトヴィラ白馬村は一見すると2階建ての戸建風が長屋的に並んで2列ある。

なかなか洒落た雰囲気のある3つ星ホテルだ。

RC5Fの白馬イーグルロッジ。

アールの壁面が全てガラスブロックになっていて開業時はさぞ斬新だっただろう。

現在は荒れて廃墟のようになっていたが、

建物の意匠はどんぐりの様でリゾート地ならではの個性的山小屋風。

なぜ使われていないのだろう?

白馬リゾートホテル・ラネージュ本館は1983年開業で

オーナーは向い側のラネージュ東館のオーナーをしている妹の姉。

ご覧の通り英国チューダー様式の洋館ホテルで全17室。

クラシックな重厚感の中にオーナーが選び抜いたインテリアが施され、

ゆったりと木製家具を配置している。

エントランスホールにはオリジナルステンドグラスが彩られ、

非日常空間が広がり、海外にいるかのような雰囲気が味わえる。

そして木洩れ陽のオープンガーデンに包まれた素晴らしいホテルだ。

本館と道を隔てて妹さんが経営している白馬リゾート・ラネージュ東館。

1990年の開業で全25室(洋室のみ)のヨーロピアンホテル。

尚、大浴場は無い。

建物のデザインプロデュースコンセプトは「森の中に佇むホテル」。

又、自然との融合がコンセプトに成っている。

建物のディテールをよくよく見るとフランク・ロイド・ライトが設計した

帝国ホテルによく似ている。

ここは、北アルプス白馬山麓で四季折々の彩りにつつまれ、

静かに佇むスモールラグジュアリーホテルで、

上質な大人のリゾートホテルでもある。

ロビー、レストランなど優雅で気品に満ちた館内はエレガントな調度品が置かれ、

それぞれに趣が異なる大人の為のとっておきの客室が用意され、

美しい自然に癒される至福のひとときを過ごすことができる。

食事の方もフランス三つ星ホテルで修行を積んだシェフが

自家菜園や自然豊かな地元信州で育った旬の素材で造る

こだわりのフレンチを味わうことができる。

この地の評価はNo1だそうだ。

それにしてもラネージュ本館と東館をそれぞれ経営している姉妹とは

どのような人なのか、興味津々だ。

和田野の森の高い所にあるこの純白の建物は陽に当たってとても素敵に見えた。

看板にはBRAZE CLUB country innと書かれてある。

一見すると屋根や他の部分がアンバランスに傾いていた

黒っぽいこの建物は一体何?

と、思わずシャッターを押してしまった。

和田野の森教会は白馬で唯一の日本聖公会の教会で、

石畳とブナ・ナラ・ホウノキといった広葉樹のアーチに囲まれた

もりのなかにひっそりと佇み、優しいぬくもりあふれる

木と石とレンガで作ったクラシカルで静粛な趣きをたたえている。

何だかわからないがガクトビラ向い側に建っていた大きな山小屋風建物。

 


白馬岩岳マウンテンリゾート

2019-09-16 06:04:46 | 自然

絶景の中で特別な時間を過ごせる白馬岩岳へは岩岳ゴンドラ・ノアに乗って行く。

白馬岩岳の売りは四季を通じて雄大な絶景の中、

様々なアクティビティが楽しめるマウンテンリゾートだ。

白馬岩岳MTB(マウンテンバイク)は2015年に復活。

今やここはマウンテンバイクの聖地となっている。

この日も多くのライダーが来ていて、ご覧のような乗せ方で

ゴンドラで山頂まで上がっていった。

ここがゴンドラ山頂の「ノア山麗駅」。

標高は1,280mだ。

ねずこの森、ビュー自然探勝路の案内看板。

一周約1時間半のトレッキングコースがあり、

樹齢数百年の巨木や不思議な形をした木々が存在する森で

心と体が解放される神秘的な森だ。

田園風景が眼下に広がる山頂のカフェレストラン「スカイアーク」。

黒とグレーのコンクリート打ち放しで真ん中がアールになった

お洒落な建物が大自然の中に建っている風景は不思議な気持ちにさせる。

館内は500席もあり、地元食材を使ったメニューを提供している。

この日は長蛇の列でここでのランチは諦めた。

芝生エリアには展望ピクニックラウンジ&プライベートデッキがあり、

ここからは白馬の街並みの絶景が広がっていて世界中の旅行者を魅了している。

又、当地は愛犬立ち入りもOKで多くの犬が散歩をしていた。

なぜだか、ねずこの森をヘルメットを被った人を乗せた小型トラクターが走っていた。

なんとなくユーモラスな光景にパチリしてしまった。

ねずこの森の中にはポツンポツンと山頂シェアオフィスがあり、とても目立った。

特に最後の4人のグループは皆1人1羽のフクロウを手にしており、

「なんだこりゃ」とビックリした。

以前、江の島でも1人のオジサンがフクロウを持っていたが、

この人達はフクロウ愛好家のグループなのか?

 

日本でも数少ない絶景ポイントに昨年秋オープンした

「THE CITY BAKERY」。

1990年創業のニューヨーク発の老舗ベーカリーで信州では初出店との事。

北アルプスを一望できる大パノラマの中で格別なコーヒーを一杯。

そんな非日常を体験できる絶景テラスで人気爆発。

ご覧の様な長蛇の列のウエイティング。

THE CITY BAKERYのすぐそばにある展望台からの風景。

白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の白馬三山が晴れていれば見ることができる

絶景スポットだが、この日はあいにく雲がかかってしまって

その一部しか見ることができなかった。

こちらは白馬三山と逆側の山々。

遠くに妙高山、飯縄山などの北信五岳、浅間山などが見えるそうだ。

方向は東京、長野、松本方面だ。

白馬岩岳はMTB PARK(マウンテンバイク パーク)として

今、世界に発信している。

1990年代は春岩、秋岩という呼び名で親しまれた白馬岩岳。

国内トップライダーはもとより海外の有名選手も多く来日し、

出走者数も1,000人以上を集める日本最大のイベントが開催されていた。

しかし90年代後期に突如としてMTBコースを閉鎖してしまった。

そして4年前に再開、今日に至っている。

白馬岩岳の最大の魅力は山頂1,272mから

標高差521mを誇る3672mのダウンヒルコース。

それ以外にクロスカントリーコース、

マウンテンサイクリングコース(山頂周辺コース)などがある。

帰路に向かうゴンドラ・ノア。

眼下にマウンテンバイクのコースが見え、

帰りも飽きさせない風景が続いていた。

ゴンドラ駅に着くと青空の中、

HAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORTの

お洒落なのぼりが気持ち良さそうに何本もはためいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


トロギール旧市街地観光 (クロアチアの旅 前編)

2019-09-14 06:06:19 | 旅 ~海外

紀元前3世紀にできたギリシャ人植民都市がトロギールの街の始まりで、

11世紀には司教区ができ、自治権を持つ都市として繁栄した。

島ではあるが陸地とこの橋で繋がっており、周囲は城壁で囲まれている。

これがトロギールの地図で、現地ガイドさんに説明を受けている所。

ご覧の様に中世のままの旧市街は小さな島で、

1997年に世界遺産に登録されている。

ここが旧市街地の入り口となる北門。

この島は南北500メートル、東西1キロメートルで

約2時間もあれば一回りすることができる。

アドリア海から吹く風がとても心地よい。

トロギールの豊かな文化は古代ギリシャ、古代ローマ、

ヴェネツィア共和国の影響で生み出されたもので、

このすり減ったライムストーンの石畳にもなんとも言えない味があり、

長い長い歴史を感じさせる。

トロギールの最大の見どころはこの聖ロブロ大聖堂。

13世紀から15世紀にロマネスク=ゴシック様式で建てられた。

扉に彫られたアダムとイブの像は

クロアチアの宗教美術を代表する傑作だそうだ。

大聖堂の両側に軒を並べる石造りの建物からは歴史が伝わってくる。

観光の中心イヴァン。

バヴァオドゥルギ広場に建つ15世紀に建てられた時計塔。

右隣は15世紀以来の彫刻と柱頭装飾な柱で支えられたロッジア。

(中世の集会所、涼み廊下。)

現在は周りにはレストランのテラス席が張り出され、

一休みするのにちょうどよい空間となっている。

時計塔の左にある市庁舎。かつては宮殿であった。

その中庭にはヴェネチアン=ゴシック様式の階段や窓がある。

窓枠を埋めた石は昔、監獄で使っていた時代の名残り。

賑やかな広場から一歩中に入り込んだだけで

ひっそりとした空気が漂っていてタイムトリップ感満載だ。

クロアチアの海岸沿いの街はこの夏は暑い。

その為か、各街には評判のアイスクリーム屋さんが多い。

この店もガイドさんによると有名なアイスクリーム屋さんだそうだ。

17世紀に造られた城門(南門)を出るともうそこは港。

中世から急に現在のモダンな船を見ると時のギャップに戸惑ってしまう。

トロギールはクロアチアのスペリト=ダルマチア郡の港町で、

アドリア海に面し2300年に亘って続く

植民都市としての伝統で人々を魅了してきた。

ここは中欧でももっとも保存状態のよい

ロマネスク=ゴシック建築群がある所だ。

ヴェネチア統治時代の15世紀に造られたカメルレンゴ要塞。

この建造物はいくつもの教会を見てきたので

とてもインパクトの強い建物に思えた。

やはりここも狭い路地が長い人間の営みを訴えてくるものがある。

今回の旅のテーマの1つは「路地」だと思えてきた。

又、北門を出てトロギールの新市街の入口に青空市場がある。

ここにはクロアチア産のいろいろな名物・物産が安く売られていた。

1つはラベンダーの香り袋。

又、いろいろな花から採れた蜂蜜。

地産の果物、野菜、そして試飲ができるクロアチアワインなどだ。

その中でもサッカー所のクロアチアのユニホームも山のように売られていた。

やはり背番号10のモドリッチのものが目立つ。

ランチのレストランからトロギールの街へ行く途中の

エメラルドグリーンのアドリア海の風景。

これからもこんな風景が続いていくが、夢のような美しさに感動した。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編270~

2019-09-13 06:32:00 | 食~番外編(海外)

RESTORAN Zlatna Ribica

Krapanjskin Spuzrara46 22010 Brodarica

TEL +385-22-350-695

https://zlatna-ribica.hr/

このレストランは海沿いにある海鮮、シーフード、地中海料理のお店。

トリップアドバイザーによるとスプリプトにある

418軒のレストランの内で61位にランキングされている。

今迄は内陸の旅であった為、肉料理、川魚料理がほとんどであったが、

いよいよ海の幸料理に変わってきた。

今回の全ての料理の中で実はここが一番旨い店であった。

店内はそこそこの大きさでちょうど良い感じ。

全体的に白を基調としたカラーで清潔感がある。

片面はすべて窓になっていて目の前のアドリア海が見渡せ、

素晴らしい眺望が拡がり、明るくて地中海地方のレストランの様だ。

厨房スペースを覗いてみたら整理整頓がよくされており、

整然とした気持ちの良い空間であった。

こんな所にもオーナーの姿勢を感じ、料理の方も期待してしまう。

店内には新鮮そうな食材として魚介と

サラダ用の野菜がディスプレイされていた。

特に魚は近くに市場があるようで、

その鮮度に自信があるかのようにアピールしているようだ。

サラダの方はオリーブオイルやワインビネガーなど置いてあるが、

やはりここにもドレッシングは見当たらない。

何かの参考に成ればとメニューとワインリストをアップしてみた。

クロアチアは有名なワインの産地でもある。

ナプキンの折り方も海辺のレストランの為か

ヨットの帆に見えてしまうから不思議だ。

まずはスープ。

コンソメ系のスープの中にライスと魚の白身が入っていて

なかなかオツな味だった。

ひょっとしてブイヤベース系のスープだったかも。

これがメインの名物スカンピ(手長エビ)のグリル。

シャコ系のエビということでこれが旨いんだナー。

これなら何匹でも入ってしまう。

出てきた時は5匹もあると思ったが、もっともっと食べたい逸品であった。

盛り付けも1匹を立たせ塩気も丁度よい。

この旨味は鮮度がそうさせるのだろう。

このツアーの旅行社の良い所はいくつも感じたが

このイカの揚げ物は旅行社のおごりで追加されたもの。

これも美味しかったナー。

デザートのチョコレートケーキ。

お皿のデザインもグッドだった。

このレストランはいろいろな賞を獲得している様だ。

お店の入り口の棚にはいくつものトロフィー、壁には賞の額が飾ってあった。

当店はひょっとして有名店なのかもしれない。

そのせいかどうかわからないが、食事中にちょっとしたハプニングがあった。

数名のクロアチア人グループから声が掛かり、

「どこから来たのか?」と聞かれたので

「日本からだ」と答えたら、そのグループのリーダーらしき人から

「私はサッカーで何回も日本へ行った。浦和レッズも知っているよ」と

歓待を受け、ワインをご馳走になってしまった。

このワインがまた旨いんだなー。

相当高いワインを飲んでいたのかもしれない。

旅とは本当に楽しいことに出会うものだ。

今迄、海沿い、海辺と書いてきたが、これがレストラン前のアドリア海。

ここは湾らしく波がほとんどない。

子供も大人も夏の陽を浴びて楽しそうに海水浴に興じていた。

30年前程に激しい内戦があったとは思えない平和な風景であった。

 


シベニク旧市街地観光 (クロアチアの旅 前編)

2019-09-12 06:13:06 | 旅 ~海外

スロベニア・ブレッドの街からクロアチア・ザグレブ市に入り、

そこからずっと続いていたバルカン半島内陸部のバスの旅もいよいよ最終段階。

もうすぐ海岸エリアに近づいてきた。

ここまで来てわかったことはバルカン半島の山は

石灰岩でできていることが多い事。

その結果ポストナ鍾乳洞、プリトヴィッツェ湖群などの景勝地を生んできた。

これは自然の恵みの贈り物。

逆に生活上のマイナス面も多くあるのだろう。

いよいよ旅の工程も5日目にしてエメラルドグリーンのアドリア海が見えてきた。

これが最初に目にしたアドリア海。

海というよりは深く陸地に入り込んだ湾。

一歩間違えると湖のように見えてしまう。

これが到着したシベニク(Sibenik)の港と旧市街の風景。

陽気の方も山のリゾート地の涼しい気候から

地中海的な暑い夏の気候に変わってきた。

シベニクは要塞のある小さな漁村だったが、

クロアチア王・クレシミル4世によりシベニクと名付けられて以降、

アドリア海の貿易港として発展していった。

聖ヤコブ大聖堂の城壁と外の広場。

植物もヤシの木のような南国的樹木に変わり芝生の緑もずっと濃く感じる。

太陽の光も強く木陰がとても心地が良い。

海岸沿いの街路樹にネムの木並木があった。

2019-6-1付ブログ「ねむの木の庭」で紹介した花はこの花です。

美智子上皇后が愛していたネムの木の花を思い出して撮ってみました。

聖ヤコブ大聖堂の裏門の階段で1人ポツンと座っていた女性が絵になっていて

思わずシャッターを押してしまいました。

カトリックの聖ヤコブ大聖堂は2000年にユネスコの世界遺産に登録された。

レンガや木の補助を全く使わずに建てられた

石造建築の教会としては世界で一番大きい。

1991年9月、セルビア人部隊によりシベニク砲撃で

大規模に破壊されたが数年で修復された。

この大聖堂の建設計画は1298年からあったらしい。

1431年に工事が着手し、巨匠ジョルジョ・オルシーニの指導により

多くのベネチア人と地元職人たちが

ゴシック様式の教会を建立し、1555年に献堂した。

この建物の特徴はアーチ型ドームの天井で高度の技術力がいった。

又、柱のアーチ型も特色がある。

聖堂の隣には小部屋の洗礼台があり、現在でも使用されているそうだ。

洗礼とは新約聖書の福音書において、

洗礼者ヨハネがヨルダン川にて行っていた浄化儀式で、

頭部に水を注いだり(藻水)、頭部に水で水滴をつけたり(滴礼)、

身体を水に浸す(浸礼)やり方がある。

とにかくシベニクという街は古い。

まるで古代ローマの街に迷い込んだ錯覚に陥るほどだ。

ここはクロアチアの歴史的都市でアドリア海東岸では

クロアチア最古の街だ。人口は都市部で34,302人。

http://www.sibenik.hr/

街全体が真っ白い色調の中で赤とか黒がここはとても目立つ色だ。

又、街角のカフェで撮影会をしていたのが

生活感があって印象的な風景だった。

クロアチアはサッカーが盛んな国。

ロシアワールドカップで活躍し、準優勝に導き、

大会MVPゴールデンボールを受賞。

又、レアルマドリードで2018年クロアチア人初となる

バロンドールにも選ばれたルカ。

モドリッチ選手のユニフォームが売られていた。

モドリッチはクロアチアの英雄になった。

路地に敷かれた石畳はローマ時代のものがそのまま残っている。

それにしてもここは暑かったナー。

古いこの街は路地が多い。

又、この路地が味があって絵に成るんだナー。

この街の路地が街全体の風景を造り上げている。

今回の同行ベテランガイドさんのすごさを1つ紹介します。

この小さな穴は猫の水飲み場だそうですが、

ガイドさんからこの穴の説明を受けた後、

「もう1つこの先にもあるので見ていって下さい」と。

いくら幾度も来ているとは言え、

こんなささやかな事を良く知っているなと感心してしまった。

こんなケースの話が旅中に幾つもあった。

ここ聖アンナの城の洞穴はクロアチア人が実際に定住する前の長い間、

居住に利用されてきた所で歴史的に価値のある場所だそうだ。

この街には白いテント、庇がよく似合う。

年配の男性グループが井戸端会議(?)で

盛り上がっていたのがなんとも微笑ましかった。

思わずシャッターを押したくなったワンショット。

本当にこの街は絵になる。

古い街で珍しく建設現場に遭遇。しかも大型現場だ。

手前には鉄筋が散乱し、錆がひどい。

日本だったら配筋検査でアウトになるような鉄筋だ。

街角で見かけた電動チックスクーター。

他の街でも見かけてとても気に成っていた。

しかもこの少年が楽しそうに路地を乘り回していたのでパチリ。

日本ではあまり見ないですよネ。

城壁の外で見つけた地球儀のようなペットボトル用の大きなごみ箱。

見ようによっては前衛的な芸術作品にも見える。

クロアチアは環境問題にはなかなか厳しい国の様だ。

 

 


ホテル イェゼロ (クロアチアの旅 前編)

2019-09-11 05:41:39 | ホテル・旅館

国立公園の敷地内には3軒のホテルがある。

その内の1軒のリゾート系ホテルイェゼロ(JEZERO)。

ここは湖畔にあるホテルでは人気度第1位の3つ星ホテルだ。

このホテルの売りはなんといってもロケーションの良さ。

湖畔の中でも最大とされるコジャク湖から300mの所にあり、

ホテルの裏からすぐ公園の中に入れる。

横にゆったりと広がった大型シャレースタイルの建物。

館内は明るくナチュラルな印象だ。

客室もシンプルだが、腰板や調度品に統一感ある木板を用い、

落ち着いた雰囲気を作り出している。

レストランもゆったりとテーブルを配置してある。

雰囲気もそれなりのゴージャス感があり、良い感じだ。

朝食はもちろんのこと、ディナーもこのレストランで楽しんだ。

これが朝のビュッフェスタイルの風景。

特にこれといった印象に残るものはなかった。

この中庭がなかなか洒落ている。

B1Fにぐるりとサンルーム的な廊下が巡らされて

たっぷり光が注がれ明るいエリアを造っている。

そしてセンターの庭には大きなシンボルツリーがあり、

周りを植栽が施されている。

コジャイ湖で船を下船し、公園内を少し歩くと

このホテルへ続く歩道に出る。

そこまでの道はダラダラした上り坂で、

約2時間のハイキングの後で息が切れてしまった。


プリトヴィッツェ湖群国立公園 (クロアチアの旅 前編)

2019-09-10 06:33:29 | 自然

クロアチアで最古かつ最大の国立公園。

入口は2ヶ所あるが、この入口1はいつもこの様な長蛇の列となり、

1時間程入園するのに待つこともあるそうだ。

我々はガイド付きグループということで待つこともなくスイスイと入れた。

当湖群は1949年に国立公園に指定。

1979年にはユネスコ世界遺産に登録された。

面積は29,630.8ha、最高地点1278.5m、最低地点368.5mの高低差がある。

園内には多数の小さなものも含めると湖が16以上もあり、

Veliki Slapという滝は78mあり、クロアチアで最も高い滝だ。

湖ゾーンには8つのツアーコースがあり、ハイキングコースが完備されている。 

 ところでこのサングラスがよく似合う美人女性が我々のガイドさんです。

入口から少し歩くと突然、この滝が目に飛び込んできた。

思わず皆が、「ウォー!」との感嘆の声。

目の前には幻想的な光景が拡がっていた。

マラ・カペラ山脈とリチロ・プリェシャヴィッツァ山脈に囲まれた

プリトヴィッツェ湖群にある一番大きい滝が

このヴェリキ・スラップ(大滝)だ。

ここは一生に一度は訪れたい世界の絶景にも選ばれている、

癒しの楽園と言われている。

私達は8つのツアーコースの中でもハイキング初級クラスの

歩行距離2kmコースを歩いた。

木道はちょっと狭いがしっかり整備されて

素晴らしい光景が目の前に拡がり続いた。

ここはトラバーチ障壁で隔てられたターコイズ色の湖が

多数あることで知られている。

特徴として国立公園の国際的重要性を高めたカルスト地形は

水文地質学的性質によりドロマイトが水を保持し、

石灰質堆積物中に峡谷が出来上がった。

この断面表示を見ると湖が段々畑状態になり、

多くの大小の湖を形成したのがわかる。

この整備された木道を歩く、

クロアチアのサッカーユニホームを着た青年とブルーシャツの少年。

透明度が高い湖水は、その時々の太陽の光、

水中のミネラル量によって様々に色が変化するそうだ。

多数の動植物が生息する森林や草地が豊かに広がる地域、

公園のほぼ80%が森林で覆われている。

上の写真をよく見るとジグザグに道があり、

多くの人達が歩いているのが豆つぶのように見える。

透明性の高い湖の中を見ると所々に小魚の群れを発見することができる。

この魚はチャブというコイの仲間の魚らしい。

公園の一番大きな滝、ヴェリキ・フラップのたもとに着いた。

この場所は広場になっており、歩いた疲れを癒す休憩所に丁度よい。

そして目の前に滝が落ち、オゾンに満ちていて、

その中で人々はなぜかテンションが上がっていた。

ひょっとしてここの名物オジサンか?

パンツ一枚でヘラクレスの様に弓を引くポーズをいつまでも続け、

人々にウケていた。

この国立公園は深い森に映えるエメラルドグリーンの

湖と湖を結ぶ滝が最大の見せどころで

特に丁度行った6月~8月の夏がベストシーズンとか。

気温が30度を超えることがまれなこの時期、

ズバリ夏が1年で一番輝く時期と言われている。

いやー、本当に最高でした!!

落差10mと小さな滝だがオペラ歌手の名を取ったミルカ・トルニナの滝。

湖畔は上湖と下湖に分かれて、まだ石灰華の形成過程にある。

下湖群から上湖群へは約20分程度のボートで渡る。

このボートに乗る為の長蛇の列ができていた。

又ここには疲れを癒す為の休憩所、広場、トイレがあり、

多くの人々がリラックスして休んでいた。

これが乗るのにウェイティングした船と到着しそうな船着場。

海外旅行でこれだけハイキングする旅も珍しい。

とてもリフレッシュできた時を過ごせた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編269~

2019-09-08 06:04:14 | 食~番外編(海外)

National restaurant Licka Kuca

Josipa Jovica 19 Plitvice Lakes National Park 53230

TEL 053-751-382

プリトヴィッツェ湖群国立公園の入り口のすぐそばにある

Licka Kuca(リチュカ・クチャ)はクロアチア料理、

バーベキュー料理のレストラン。

リチュカ・クチャとはクロアチア語でリカ(地方)の家という意味だそうだ。

トリップアドバイザーによると国立公園内には

レストランが32軒ある中の第7位に当店はランキングされているとか。

丸太で組まれた櫓風のエントランスと山小屋ロッジ風の建物は

とても個性的だが雰囲気があって公園に溶け込んでいた。

店内は広く、内装も丸太むき出しの山小屋風。

ほとんどが木製で温かみを感じる。

テーブルにはやや大きな花瓶の素敵な花が2輪飾られていて目に付いた。

スープはここのも細かく短いヌードル風なものが入っていた。

サラダはノードレッシング。

そういえばスロベニア、クロアチアではあまり

サラダのドレッシングにはお目にかかることはなかった。

名物 仔牛のペカ。

この料理はかまどの中で炭火の上に鉄鍋をのせ、ペカ、野菜(じゃがいもなど)を

長時間蒸し焼きにする伝統的グリル料理らしい。

このペカを食べられるレストランはクロアチア国内でも限られているとか。

味の方はいまいち印象に残っていないので

インパクトには欠けていたと思う。

デザートは揚げドーナツの上に粉砂糖が掛かったような菓子。

他の人とも話したが、沖縄のサーターアンダギーに似ているネと。

トイレに行く途中に見たバーベキュー鉄板各肉の食材。

ビュッフェスタイルもやっているのだろう。

蓋が開いている鍋にはポテトとビーンズらしき料理が。

日本で習慣になってしまったメニューの写真。

載せる価値があるかどうかと思いましたが、アップしてみました。


ザ・ウェスティン ZAGREB (クロアチアの旅 前編)

2019-09-07 06:35:42 | ホテル・旅館

ザ・ウェスティン ザグレブは旧市街から徒歩10分のところにある

5つ星のデラックスホテルだ。

部屋数は340室あり、ザグレブで24番目の人気ホテルだそうだ。

ウェスティンといったらアメリカ系資本のホテル。

なぜかヨーロッパにあるアメリカ系列のホテルに来ると

全体が想像でき、ホッとするものがある。

それだけ日本人はアメリカ系列のホテルに馴染んでいるせいかも。

http://www.hotelwestinzagreb.com/

当ホテルは2016年に完全改装した。

そびえ立つグレーの近代的な建物、客室は淡いクリーム色を基調とした

インテリアでアメリカ系らしく機能的な造りになっている。

ロビーも比較的ゆったりしたスペースでホッとするものがある。

こちらは落ち着いた感じのラウンジと朝食レストランの入口光景。

改修後もシックな造りでなかなかいい感じだった。

ホテルの裏側には意外なCASINOがあって、エッ?という驚き。

朝食レストラン「Kaptol」。一段上がったソファーのBOXコーナーは

高級感があるエリアで、ゆったりと朝食がとれた。

印象的だったのはクロアチアでも採れる

蜂蜜のビン詰めが山盛りになっていたこと。

ホテルのエントランスの前にちょっとした庭園エリアがあり、

竹が植えられ石庭もどきにもなっていて、

一瞬、日本庭園に見えてしまったがこれ如何に?

世界中、ホテルの入口の壁には例会会場の印として

ロータリーマークが貼ってある所を多く見るが

ザ・ウェスティン ザグレブにも

「Zagreb Gradec RC」があった。(www.rczg.hr

これを見ると例会開始時間は7:30PM。

ここは夜間例会のクラブだ。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編268~

2019-09-06 06:32:02 | 食~番外編(海外)

Restaurant Kaptolska Klet

Kaptol 5、10000 Zagreb

TEL +385-1-4876-502

カプトル広場、聖母被昇天教会の大聖堂の真向いにある

欧州料理、東欧料理、中央ヨーロッパ料理、クロアチア料理のレストラン。

入口のエントランスがとてもおしゃれな空間だ。

トリップアドバイザーによるとザグレブにある

781軒のレストランで100位にランキングされている。

エントランスを進んでいくと広々とした中庭の中に

テラス的な席が広がっていた。

フロアーはレンガ敷の所とフローリングの所があり、

まっ白なテーブルクロスと各椅子の色の対比が良い雰囲気を作っている。

又、要所要所にグリーンの植物が配置されていて

これが優しい雰囲気を作っている。

我々のテーブル席へ行く間に1人のシェフが長い長いソーセージを作っていた。

奥の部屋も雰囲気が変わっていたが、又違った趣があるレストランだ。

こう見て来るとかなり大型レストランで

観光客の団体も受け入れているのだろう。

最初はコンソメ的スープ。

スープの中に細かく短いパスタ系のものが入っていた。

これが本日のメイン、ザグレブ風カツレツ。

隣のオーストリアには有名なウィンナーシュニッテルがあるが、

多少は影響を受けているのか?

ウィンナーシュニッテルは牛肉を叩いているが、

ここのはややふっくらしている。

サラダとティラミスのデザート。