京浜東北線・王子駅のホームから飛鳥山方面を撮る。
山の右側に見えるのが飛鳥山公園モノレールのスロープカー。
王子駅・中央口改札を出るともうそこはNHK大河ドラマ「青天を衝け」の世界。
王子飛鳥山は渋沢翁のテーマパークだ。
各メインの役のアニメイラストがかっこよく迎えてくれる。
これが今、脚光を浴びている飛鳥山公園の案内図。
この公園に渋沢翁に関連する施設は7つもある。
飛鳥山公園に登るのにスロープカーを利用しようと
乗り口に行ったところ10:00から運転開始とのこと。
約30分も早く着いてしまった為、この登り坂を歩くことになってしまった。
登り道の道中にはずーっと大河ドラマ館ののぼり旗が立ち、
この山は「青天を衝け」のお祭り一色といった感じだ。
平成21年(2009年)に開通した飛鳥山公園モノレールのスロープカー。
愛称をアスカルゴと言うらしい。
あのエスカルゴとアスカ山と重ねて付けたのではないかと勝手に想像してしまった。
以前、よく電車からこの乗り物を見て、
なんでこんなオモチャみたいなものを作ったのだろうと思ったが、
確かに来てみると王子駅から飛鳥山に登るには
年配者にはちょっと無理かもしれないと痛感した。
最後の2枚の写真を見てもらうとわかると思いますが、
山頂から見る眼下の風景は絶景でありました。
真下に走っているのが唯一残った都電であります。
王子駅の上には北陸新幹線の雄姿も見えます。
飛鳥山という小高い丘は都内では港区の愛宕山(25.7m)の次に高い25.4mあり、
よく考えたらここだけがこんもりした丘で
都内では珍しい地形かもしれない。
飛鳥山公園は現在北区立の公園で面積は7万3,000㎥(約2万2,000坪ほど)もある。
江戸享保期に8代将軍・徳川吉宗が享保の改革の一環として
整備、造成を行い、1720年から翌年にかけて1,270本の桜を植えられた。
それにより都内でも指折りの桜の名所の1つになった。
当公園は明治6年(1873年)、上野公園、芝公園、浅草公園、深川公園とともに
日本最初の公園の1つに指定された。
現在の飛鳥山公園は博物館、庭園、野外ステージ、児童公園、噴水などの設備が整えられ、
本当に素晴らしい公園になったと久し振りに探索をして感じた。
飛鳥山公園内には、ご覧のように多くの石碑、像などある。
2枚目の写真は桜の賦の碑で明治14年(1881年)に建立された。
佐久間象山の書いた「桜賦」を、門弟・勝海舟の意で碑にしたものとか。
3枚目の写真は飛鳥山碑といって元文2年(1881年)に建立、
飛鳥山の由来を記したものであまりに難解な漢文であるため、
江戸時代は読めない碑として知られた。
公園の真ん中あたりには子供が喜びそうな児童公園がある。
センターにすべり台ができるお城のようなもの。
大きな象と小さな動物達、都心では貴重な野外で親子が触れあえる場所だ。
この児童公園を囲むように都電6080と蒸気機関車D51が展示されていた。
この都電は昭和53年4月まで飛鳥山公園脇の荒川線を走っていた車両だ。
この6000型は戦後はじめての新造車で昭和42年に製造されたもの。
一方のD51(デコイチ)は昭和18年の製造で
昭和47年に廃車になるまで1,942,471.3km走ったそうだ。
運転席に上がるとすごい迫力があった。
大河ドラマ館(北区飛鳥山博物館)と渋沢史料館の間にあるこの像は
長崎の平和祈念像を作った北村西望氏の作品で「平和の女神像」。
この像は日本と中国の国交正常化を記念して
人類の理想である平和と幸福を願って1974年に建立された。
平成10年(1998年)に開館した「紙の博物館」。
ここは世界でも有数の紙専門博物館で、
日本最初の洋紙工場だった旧王子製紙の収蔵資料を引き継ぎ、
1950年に製紙記念館として設立され、この地に移転してきた。
児童公園隣りから南に広がる旧渋沢庭園の一角には、
このようにテントを張り、ミニキャンプ(?)を楽しんでいる人々がいた。
一方、当公園は絶好の犬の散歩場所。
たまたま同じ柴犬を連れた男性達がしばらく立ち止まって
犬同士がにらめっこしていた姿が絵になっていた。
こちらでは中国風の組手(カンフー?)の練習を熱心に続けていた男性同士をパチリ。
広い公園の中では様々な時を過ごしている人達が休日を楽しんでいた。
ランチを終えて明治通りから飛鳥山を眺めた1枚。
正面に見える和風の建物は飛鳥山交番。
桜の季節はここからの眺めはさぞ素晴らしいことでしょう。
それにしても空の電線と道路の線路、気になりませんか?
答えは都電が走っているからです。
都内で唯一残った都電荒川線(東京さくらトラム)は三ノ輪橋から早稲田まで。
ここ本郷通りから右に迂回して専用線路へ。
このグッドポイントで写真を撮ろうと
カメラマンがずーっとここの場所で待ち構えていた。
それにしてもこの車両のラッピングはすごいですネー。
「青天を衝け」です。