ちょっと時間が経過いたしましたが2月12日(木)内外情勢調査会の例会で
東京大学史科編纂所の山本博文教授の講演を聞いてきました。
実はこの時間の経過が思わぬ出来事につながるとはその時は思いもしなかった。
その結末については後程、記載いたします。
演題は「忠臣蔵の決算書に見る武家の暮らし」
山本博文教授はNHK・Eテレ「知恵泉」NHK「ラジオ深夜便」など
テレビ・ラジオにも数多く出演している方で、昨年ヒットした映画「決算 忠臣蔵」は
氏の著書「忠臣蔵の決算書」を原作としたものです。
豊臣政権から江戸時代の政治や武士社会を中心に研究しており、
武家の暮らしを分かりやすく解説してくれました。
氏は1957年(昭和32年)生まれ、岡山県出身。
80年東京大学文学部国史学専修過程卒業。
82年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
92年「幕藩制の成立と近世の国制」で文学博士号取得。
専門は日本近世史。
92年「江戸お留守居役の日記」(読売新聞社)により第40回日本エッセイストクラブ賞受賞。
山本教授に敬意を表して当日講演のパワーポイント原稿全てをアップいたしました。
関心をお持ちの方は是非通して御一読いただければ、今亡き先生の遺志がお伝わりすると思います。
3月30日の朝、何気なく朝刊に目を通していたら、山本先生の訃報の記事が飛び込んできた。
わずか1ヶ月半前に元気で講演をしていた方が死亡記事で出会う。
なんということでしょう。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。