スミダマンのほのぼの奮戦記

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岸田文雄内閣総理大臣

2022-01-26 06:37:32 | レポ

昨年末、内外調査会全国懇談会が東京グランドプリンスホテル高輪で

総選挙終わって間もない岸田文雄内閣総理大臣を呼んでの講演会が行われた。

コロナ禍とあって参加者は限定され、抽選で当たった人のみの入場となった。

幸いスミダマンは抽選に当たり、久し振りに全国懇談会に出席してきた。

演題は「新しい資本主義の実現に向けて」。

岸田文雄は昭和32年7月29日生まれで64歳。

開成高を卒業、2年浪人して早稲田大学法学部卒。

日本長期信用銀行に就職後、父・岸田文武の秘書。

1993年、広島県から衆議院議員に当選。

因みに安倍晋三とは同期。

宏池会に所属し、内閣府特命担当大臣、外務大臣、防衛大臣、自民党政調会長を経て、

2021年10月4日、第100代・内閣総理大臣に就任、当選10回。

高校時代は野球部とギターに没頭し、開成の絆を大切にし、

開成OB官僚を率いる開成会の「永霞会」を主催している。

氏出身の岸田一族は多くが広島で被爆し、死に至った人達もいたという。

座右の銘は「天衣無縫」「春風接人」。

政界随一の酒豪といわれている。

・岸田総理が政治で心掛けてきたことは国民の皆さんのためになるか、

良いことかを物差しに心に刻んできた。

そして柔軟に躊躇なく、前例にとらわれることなく、

スピード感を持って機動的に取り組むことを意識していると言った。

・新型コロナ対策、オミクロン株は厳しい水際対策で臨むが

平時の状態になるにはもう少し時間がかかる。

コロナ禍を乗り越えた先に新しい資本主義が。

・競争に任せればうまくいくか?

グローバル化は弊害を生んでいる。

貧困格差が生まれている。

新しい資本主義は中間層を分厚くする。

国家資本主義に挑戦し、グローバルに日本がリードする。

市場競争に任せるのではなく官民共同していくとこが大事。

中心のコンセプトは「成長と分配の好循環」を成し遂げること。

成長はイノベーション、デジタル化が重要。

その為の民間投資を呼び込みたい。

地方から中央へデジタルの力でボトムアップ。

5Gなどのデジタルインフラを2022年にサービス投資したい。

この春にはデジタル推進員を1万人にするなど規制の見直しをおこなう。

・また、気候変動問題について脱炭素化など数世代にわたるテーマにも取り組む。

・次に分配戦略をどうするか。

一部の人、一部の企業にいっている富を官民役割分担して幅広く成長の果実を分配する。

デジタルフォーメーション、

グリーンなど人への未来への投資を進める。

賃上げを税制などあらゆる戦略で進めていく。

人の力を如何に引き出すかが大事だ。

・次に外交問題。

伝統的に宏池会はリアリズム外交(太平、宮沢内閣)。

新時代のリアリズム外交を展開していく。

1つ目は地球規模課題への解決。

2つ目は国民の命を断固として守る。

3つ目は不変的価値の重視(拉致問題など)。

・そして自由で開かれたインド太平洋のテーマはパートナーとして米国、豪、

インドのクアトロ、そしてアジア諸国とともに、

中国とロシアとどう向かい合っていくのか?

・備えの強化として経済安全保障を1年かけて取り組む。

講演を終え、時事通信社解説委員からの質疑応答時間に入った。

質問テーマは日銀との関係、今後の政局について。

一連の話を聞いての印象はとても真面目に答弁してくれた。

逆に総理に就任したばかりのせいか、

まだ余裕が十分持てないといった感じ。

腹に秘めたヤル気は満々といったものが伝わってきた。

 

 

 


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