スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編252~

2019-05-15 06:02:57 | 食~番外編(県外)

草津温泉 割烹 喜紫(きむら)

群馬県吾妻郡草津町大字草津154

TEL 0279-88-2248

定休日 水曜日

駐車場 数台有

http://www.kusatsu-kimura.com/

10日間という超長いゴールデンウィーク、行きつけの中華店龍燕の予約が取れず、

ネットで調べて見つけたのが当店。

開店して約20年、10年前にもらい火火事で建て替えて

再開したのが約10年前、草津では唯一の会席、

懐石割烹料理店だそうだ。知らなかったナー。

各所湯畑の程近くの閑静な場所にある落ち着いた

隠れ家的な料理屋さんだ。

写真に写っている女性が当店の若女将。

とても明るくサービス精神の旺盛な好感が持てる方だった。

当店の板前さんは、父親と婿さんがやっているとか。

当店はこじんまりとした店だが、随所に目が止まる

設えがされている。特に階段を登った

正面の壁は一面が間接照明でライトアップされた石庭のようで

素晴しい姿で目に訴えて来る。

当店は夜だけの営業(6:30~)で完全予約制に成っている。

通された部屋は約4畳半位の板の間の個室。

床の間には掛軸が飾られ、かわいらしい花が生けられていた。

小人数にはとても落ち着く居心地の良い空間が広がっていた。

当店は他にも6畳、10畳、大広間の部屋があり

全部で30席だそうだ。

稚鮎、うに豆腐、よもぎ麩の先付け。

当店は主人がひと手間ひと手間丁寧に作り上げた創作料理がウリだとか。

この先付けが出てきただけでそれが伝わって来た。

鯛、帆立、シマアジのお造り。

草津という山の奥の地でなんというお刺身の鮮度。

当店では上質の食材と空間で心ゆくまで至福のひとときが・・・。

なぜか、きゅうりと白菜とカブの漬物がサービスで出て来た。

こんな心遣いが嬉しい。

蛤のしんじょうのお椀。

器もなかなか素晴らしいものを使っている。

このお椀は特に絶品料理だ。

そして見た目にも美しい。

当店の夜のコースは5000円、8000円、12000円の

3コースがあり、このコースは5000円だ。

赤身のまぐろと赤海老の握り鮨のお凌ぎ。

空腹でビールを飲むと酔いが回ったり、胃がきゅっとなったり

するのを防ぐため、空腹を凌ぐために出るのがお凌ぎだ。

焼物、さわらの幽庵焼き。

さわらの上にのっているはかもじごぼう。

なんという包丁さばき。

これまた絶品が続く。

かぶの海老のそぼろあんかけの炊き合わせ。

上にのっているのは春の野草コゴミを真っ二つに切ったもの。

そしてかぶを正六面体に面取りした姿を見て下さい。

このかぶとコゴミを見て板長の心意気を感じてしまう。

新生姜の炊き込みご飯。

ほのかな生姜の香りが優しく主張した逸品中の逸品だ。

 

 

お腹の方もちょうど良い満腹感。

そして料理の間隔もちょうど良い。

まるで高級旅館で食事をしている感じだ。

素泊まりで夕食はこちらでという使い方にはピッタリのお店だ。

久し振りに草津で良い店を新発見したという喜びで一杯の夜だった。

 

 


最新の画像もっと見る