スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

近藤良平彩の国さいたま芸術劇場 芸術監督

2022-03-24 06:24:05 | レポ

昨日紹介した公益財団法人・埼玉県芸術文化振興財団の加藤理事長より

振興財団の概要についての話を聞いた後、今年4月から彩の国さいたま芸術劇場の

第3代芸術監督に就任する近藤良平氏の紹介があった。

近藤良平氏は1968年浦和生まれ、東京出身。

ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。

振付家・ダンサー・コンドルズ主宰。

1996年に自身のダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げし、

全作品の構成・映像・振付を手がけた。

世界約30ヶ国で公演を開催。

NHK連続テレビ小説「てっぱん」、NHK大河ドラマ「いだてん」の振付。

また、埼玉県との共働による障害者によるダンスチーム

「ハンドルズ」公演(2009年~)など多様なアプローチで

ダンスを通じた社会貢献にも取り組んでいる。

さいたま芸術劇場では2006年からコンドルズ埼玉新作公演を行い、

第4回朝日舞台芸術賞、寺山修司賞を受賞、第67回芸術選撰文部科学大臣賞受賞、

第67回横浜文化賞など数々を受賞している。

2022年4月1日彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任予定だ。

「ダンスのある星に生まれて」と題して

近藤良平氏の芸術監督就任前の抱負を聞いてきた。

・最初に芸術劇場の芸術監督は素敵な仕事と言っていた。

・父親が商社マンという関係で小学生から南米(チリ、ペルー、アルゼンチン)で育ち、

南米の楽器とサッカーをして過ごした。等々

・氏の青春時代の経歴を話した。

・大学時代(横浜国大)、冒険・旅に憧れ、放浪の旅に出て

就職もせずやりたいことをやってきた。

・28歳の時、パフォーマンスに興味ある人が集まってコンドルズを立ち上げた。

キャッチコピーは高学歴低収入。

その当時、男性だけの集団はなかった。

・ニューヨーク、ヨーロッパ、南アフリカを巡り、

お金が無かったので衣装は学生服(学ラン)で通した。

学ランはヤンチャのシンボルであった。

・2005年、当芸術劇場と出会う。

最初は東京から埼玉にお出かけしたという感覚で

埼玉を別のところと位置付けしていたが、

今や50%は埼玉在住のダンス好きな人。

この場所が身近になった。

・自分はダンサー、振付家。

ガリガリ君の50周年の体操、

2008年には半分冗談・半分本気でサラリーマン体操を作った。

これはNHKがNHKを茶化すユーモアでアートに近い。

NHK朝ドラの「てっぱん」では鉄板ダンスもやった。

・芸術劇場のテーマは「クロッシング」。

アーティスト自体が横とつながる、地域とつながる、表現をする人とつながる。

・10月からは劇場が大改修を始めるため、埼玉を回遊する予定だとか。

オープンシアター的なもの、発表の場は色々ある。

・揺れ動いている時代がすごい。

マイナス面が押し寄せてくる。

この時期だからこそ、文化活動をより身近に持ち続けていきたい。

・「人々が行き交う劇場」。

ワークショップをいっぱいやる。

楽しみたい。

ダンス的エネルギー、ダンス的ムーブメントは平和への願い。

・今ニヤニヤしている。

親しくなろうヨ!


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