市内観光運河クルーズの一つ、人気定番のロイヤルカナルツアー
(所要時間約1時間)に乗った。このツアーはユールゴーデン島を
一周するコースで水上から歴史ある建物や博物館、
緑豊かなエリアを船上から見ることが出来る。
この島は世界初の国立都市公園だ。
この運河クルーズはストロームカイエン船着場から発着している。
ここの前にはストックホルムを代表する高級ホテルの
グランドホテルがある。この威容を誇るホテルは
ノーベル賞受賞者の定宿としても知られている。
グランドホテルがある通りには金持ちが住む高級マンション街の
エステルマルム地区がある。
本当に素晴らしい街並で思わずじっと見とれるてしまう。
船内では日本語をはじめ13ヶ国語のイヤホンガイドが用意されていて
水上観光が大いに楽しむことができる。
各国の表示をみると日本語だけ日本人と書かれているのはどうしてだろう?
ユールゴーデン島内にあるグローナルンド遊園地。
高い鉄塔の上にあるシンボルマークが
いかにも北欧の香りがするデザインに成っている。
運河の水辺で日光浴する若者達。スウェーデンは7月から
バカンスに入り、最低5週間も取るとか。日本とは休暇に関しては
全然ゆとりが違う。スウェーデンは産油国であり、豊かな国だ。
運河をしばらく進んで行くと、大きな黒い女性像と
運河の中に小さく白い女性像が現れ、ビックリした。
これは芸術的彫刻の展示だろう。
小さな川の川幅程の運河。まるで廊下を抜けて行くようだ。
狭い運河を抜けると広い湖に出る。そこからは
高級住宅がポツリ、ポツリと建っていた。この建物だけを見ると
本当に豊かな国だ。話によるとスウェーデン国民の
7%もの人がボートを所有しているそうだ。
ストックホルムの海岸には多くの大型フェリーが停泊していた。
きっと海運が活発な国なのだろう。
奇妙なデザインのクレーンを発見。日本のTV番組
「ナニコレ珍百景」だったら間違いなくこのタワークレーンを
取り上げただろう。下半分しか撮れなかったが、
まさにキリンそのもののクレーンだ。
水辺に浮かぶ古い建物の風景。一周したユールゴーテン島には
ここで紹介した遊園地の他に、野外博物館、スカンセン、
アバ博物館、ヴァーサ号博物館などもある。
ストックホルムはヨーロッパ美しい街30選に選ばれているのは当然だ。