埼玉県内では武蔵カントリークラブは以前紹介した
霞ヶ関カンツリークラブ、東京ゴルフクラブを除けば
(この2コースは会員券の市場売買ができない。)
No.1の名門ゴルフコースだ。昭和33年にクラブ創立。
昭和34年11月22日開場した入間市と狭山市にある
趣きの異なるコース(豊岡コースと笹井コースがある。)
武蔵C.Cは創立50周年に向けて、まず豊岡コースのクラブハウス建替えを
平成18年に完了した。このクラブハウスは数多く行った
コースの中でも素晴らしく大変印象深いハウスだ。
そしてここ笹井コースのクラブハウス建替えと1グリーン化を含む
コース改造工事が集中的に実施され、平成26年4月1日に
クラブハウスが竣工オープンした。この建物がそのクラブハウスです。
エントランスを入ると正面1階にラウンジがある。カウンターバー方式に
成っていて、プレースタート前に暫しゆったりした時間を
過ごすことができる。この様な設置が1階にあるのはとても良いと思う。
建替えに成ったばかりの風呂場がどんなものなのか、スタート前の朝
のぞいてみた。浴室はさしてインパクトのある工夫がされてある所は無かった。
この写真はコースサイドから見た新クラブハウス。武蔵C.Cの
両コースとも圏央道沿いのICに近く、
とてもアクセスが良いコースだ。笹井コースは距離が長く雄大。
豊岡コースはバンカーが多く、戦略性に富んでいて対照的な舞台になっている。
武蔵C.Cの設計者はあの名匠井上誠一氏。
「ゴルフはプレーヤーの技量に合った楽しみ方ができる」という
コンセプトの設計になっている。笹井コースは1グリーン(ベント)
7063Yでコースレートは74.0と本格的なチャンピオンコースだ。
練習場も18ホールのコースにしては大きく視界も広々としていて素晴らしい施設だ。
2階のラウンジとレストラン。天井は続いていながら互々形状を変えている。
壁面は半面全面ガラスで解放的、ちょっと個性には欠けたデザインになっている。
とても整備されていて、完全にノータッチでできるフェアウェーだ。
その上歳月が永く流れた名門の風格が伝わってくる。
今までは豊岡コースの方が一枚上だと感じていたが、
この全面改修で笹井コースもほとんど遜色がなくなった。