北浦和駅西口から歩いて2、3分。県営北浦和公園正面入口の
通り正面でエミリオ・グレコ作の彫刻像「あゆみ」が迎えてくれる。
この公園には随所に野外彫刻が点在していて、芸術性高い公園だ。
この地には大正時代より旧制浦和高等学校が立地し、
昭和25年以降は埼玉大学のキャンパスとなった。
埼玉大学が大久保地区に移転した後、昭和49年、
北浦和公園として開園した。面積は3.9ha。
本公園のメインはなんと言っても写真正面に見える
埼玉県立近代美術館。詳しい事は明日、紹介させていただきます。
もう一つの売りは公園の中心にある音楽噴水。
毎日10:00~20:00(9月~12月 ~18:00迄)、2時間おきに
10分間音楽に合わせて大小様々な噴水が踊ります。
日中はクラシック音楽、夜はジャズの曲、そして夕方以降は
ライトアップされ、若い人のデートスポットにピッタリの雰囲気です。
又時折ドラマや映画のロケ地として使用され、2010年
映画「ゴーストもういちど抱きしめたい」、2016年
日本テレビ系、「水曜ドラマヒガンバナー警視庁捜査7課」の撮影が行なわれた。
園内には埼玉県が生んだ作曲家下総皖一の石碑がある。
下総皖一は1989年今の加須に生まれ、東京芸大を首席で卒業。
後に同大の音楽学部長に成った。童謡、文部省唱歌を多く作曲し、
校歌の作曲も手がけた。総作曲数は1000曲以上にのぼり
この石碑に刻まれている「たなばたさま」、「ほたる」、「ゆうやけこやけ」
「スキー」「花火」「母の歌」等の曲を作曲した。門下生には
団伊玖磨、芥川也寸志、佐藤真などがいる。
噴水池の奥、あるいは周囲には数々の彫刻がある。
これは1992年山本信作の「這うものたちの午後の眠り」。
これが芸術作品とも知らず、子供達の格好の遊び場になっている。
1993年サトル・タカダ作の「子午線」
線路上の台車から突き出たクレーン。現代の躍動感とスピード感が伝わってくる。
黒川紀章設計で昭和47年に竣工した。世界で初めて実用化された
カプセル型のマンション、中銀カプセルタワービルの一部。
2012年に設置された。このタワービルはメタボリズムの代表的な作品だ。
噴水池の中にある作品、1988/2003-04
西野康造の「風の中で」。爽快なひろがりをもたらす巨大サキソフォン。
加工の難しいチタンのワイヤーを丁寧に編みこんでつくられている。
今、日本中で大人気になっている「ポケモンGO」。北浦和公園には
「ロマンの巣」が多く現れてるということでスマホを持った人が大勢いた。
この若者3人も「ポケモンポケモン」と言っているのが聞こえた。
頻繁に結構いますね。(⌒-⌒; )
うちの知り合いも、初めて見た瞬間、
何かの会合?かと思ったと言っていました(爆)
公園内の写真、実際見るより、写真の方が絶対綺麗に撮れてますよ
最初、あの北浦和公園だと思いませんでした(≧∇≦)