スミダマンのほのぼの奮戦記

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浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編168~

2017-10-18 06:36:13 | 食~番外編(県外)

水沢うどん 大澤屋

群馬県渋川市伊香保町水沢198

TEL 0279-72-3295

営業時間 10:00~16:00 (L.O)

http://www.osawaya.co.jp/

伊香保温泉から車で7~8分。水沢うどん街道といわれる

うどん街がある。現在営業しているのが13軒。日本三大うどんの

1つと言われている。因みに日本三大うどんとは香川の讃岐うどん、

秋田の稲庭うどんと水沢うどん。たまに水沢うどんのかわりに

富山の氷見うどん、名古屋のきしめん、長崎の五島うどんを挙げる人もいる。

13軒の中で団体客でもOK、一番有名な大澤屋さん第1店舗を

予約した。大澤屋は他にちょっと小振りな第2店舗とカレーうどんの

游喜庵もやっている。ここ第1店舗は昼のみの営業で

大型バスが入る駐車場が整備されていてやや観光客よりの店だ。

水沢うどんは飛鳥時代に創建された水澤寺(坂東33観音札所16番)の

門前、巡礼が盛んだったころから、参拝客をもてなすため

水沢山の水と独自の製法で打ち込んだのがはじまりで

400有余の歴史を持つうどんだ。

この広々とした玄関、天井も吹き抜け風になっていて迫力がある。

床材もよく磨かれたフローリングで、真ん中に岡本太郎作の

「手の椅子」がデーンと構えている。しかも赤と青の強い色の手デザインだ。

通された部屋は広々とした大広間で180名も入れるそうだ。

そして岡本太郎の部屋と称して美術作品を見ながら食事をすることができる。

こちらは座席の小広間。小広間と言っても120名も入ることができる。

この部屋は長崎平和祈念像の作者で有名な北村西望の部屋だ。

団体予約なのでこれがどのメニューなのかよく分からないが

多分セットメニュー桜ではないか?

大ざる、舞茸天ぷら3ヶ小鉢で1,620円(税込)だ。

水沢うどんの特徴はやや太めでコシがあり、透き通る感じの白い麺で

一般に冷たいざるうどんで食する。大澤屋では

絶妙な感覚を持って乾燥度合を抑えることにより、もちもちした

コシのある食感と滑らかな口当たりが味わえる。

又、三角のうどんのざるがとてもいい。真ん中はとんがっている。

うどんにきゅうりと椎茸が付け合せてあるのも色合いといい、薬味といい好きだ。

地元の契約農家が栽培した天ぷら専用の舞茸天ぷら。

これも水沢うどんの特徴でうどんの相性がとても良く 旨い。

小鉢の漬物も何だか忘れたが薬味に合ったものだった。

水沢うどんのだし汁には胡麻を入れるのも特色か。

つけ汁はしょう油だれとゴマだれ。

これが大澤屋さんのメニュー。それぞれ写真が付いていて分かりやすい。

セットメニューは釜天セットを入れて8種類。一番安い梅(1080円税込)

から松(2160円税込)まであるが、cpは手頃で良い。

いつの新聞か分からないが朝日新聞のふるさと自慢

この人この一品で福田赳夫元首相と水沢うどんの記事が掲示されてあった。

1993年で101才のきんさんぎんさんの手形。何でこんな山奥の

うどん屋さんに来たのだろう。今生きていれば125才か!

「なぜお金を貯めているのか?」の問いに、「老後の為」と

言ったとか。とても印象的な二人だった。

群馬県にある上毛三山の1つ榛名山。(他は赤城山と妙義山)。

別名榛名富士と呼ばれる最高峰の掃部ヶ岳(1449m)が

店を出ると晴天の空によく見えた。

 


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