http://www.olympicstaff-tsuga-gc.jp/
東北自動車道栃木ICから約8分。
平成5年10月開場。
いわゆるバブル期に多くできたゴルフ場の一つだ。
クラブハウスは他のゴルフ場ではあまり見ない。
斬新な意匠デザインの建物で暖色系のカラーをベースにした個性的クラブハウス。
クラブハウスに入ってもフロント、ロビーの空間は開放的であたたかみを感じる。
ロビーから2階レストランへのアールの階段もなかなか凝っていてお洒落な空間を演出している。
又、登り口の所にある大きな花瓶とグリーンのまんまるな
フェイク植物もインパクトがあり、思わず触ってしまった。
壁のカラーもオレンジ色で地中海風の香りが漂っている。
2階レストランの全景とモーニングメニュー。
気になったのはこのボトルキープの棚だ。
しゃれたお酒屋さんの陳列棚のようだ。
本日のグリーンコンディションと諸注意事項の表示板。
グリーンの速さは9.0フィートとかなり遅い。
当クラブの良さは全日、乗用カートでのフェアウェイの乗り入れプレーが可能であること。
他に距離表示、吹流し、ドラコン・ニアピン推奨ホールなどのインフォメーションがされていた。
練習パッティンググリーンと改めてそこから見た迫力あるクラブハウスの全景。
まるでヨーロッパのお城みたいだ。
INの10番スターティングホール。
まだフェアウェーが白っぽいのは2カ月前(3月10日プレー日)の写真の為です。
当ゴルフコースは丘陵コース18ホールズ、全長6,729ヤード、
ベント1グリーンの造りで設計者はダイ・デザイン社です。
No11の140ヤードのショートコース。
本ゴルフコースからは隣りにプレステージC.Cの東コースがすぐそばに見える。
いつもプレーするプレステージC.Cから見てこのオリムピック・スタッフはとても気にはなっていた。
No13のロングホール。
水・岩・花を配しプレーヤーの心を和ませてくれる優しさを持った造形美が生きている。
No14、谷越えのショートホール。
この写真ではちょっと伝わってこないが眼下に巨大な谷が口を開けて待っている。
まさにグリーンエッジに落ちたボールが下まで転がり落ちてしまった。
午前中最終のNo18ロングホール。
ティーグランドが始まる巨大なクロスバンカー。
以前よりずっと減ったと言っていたが、バンカーとティーグランドの間に枕木の造形美が。
そしてセカンド、サードショット地点にもNo9と平行してコースの横を走る巨大な池が
美しい姿の中に池ポチャが待っている。
いつも楽しみなランチタイム。
特に午前中スコアーが悪いと関心は途中からランチに移ってしまう。
まずはアラカルトメニュー12種で、ビールやアルコールのつまみに必須。
よくオーダーするのはハルピンキャベツ、ゴボウの唐揚げ。
一番人気が親子丼セット1,750円だとか。
おすすめメニューはステーキセット(オーストラリア産)2,200円と他のメニューと比べるとお得感がある。
なんといっても写真付のメニューは選びやすくて良い。
4人で選んだアラカルト、鴨のパストラミ950円。
これ以外は定番のハルピンキャベツ600円とごぼうの唐揚げ700円。
メイン料理は料理長のおすすめ、一番人気という言葉に素直に反応して親子丼セット1,750円。
ネギトロ、鶏の唐揚げ、切り干し大根の煮物の小鉢が付いて豪華版の親子丼ランチだ。
サァー、後半のスタート。
ティーグランドから見たNo1ホールと逆からティーグランドを見た2枚。
四季を通じて緑を絶やさないエバーグリーンのフェアウェイも当コースの魅力の一つだ。
時々各ホールからとても近代的だがコースに馴染んで見えるクラブハウスがとても素敵だ。
このデザインコンセプトを決めるには相当議論があったことでしょう。
左奥に連なっている枕木はまるでインディアンの砦のようで一度見たら忘れられない造形だ。
昔来た時はもっと随所にこの枕木を使ったホールがあったように記憶しているがだいぶ減ったようだ。
No8、172ヤードのショートホール。
とても美しい庭園のようなウットリする風景だが、美しさの影に魔物が住んでいる。
最終のNo9のロングホール。
「安易なコースからは真のゴルフの喜びは得られない」という
ダイ・デザイン社のコンセプトが見事に演出された18ホールズ。
すべてのホールでボールを落とすポイントが決められていて、
そのターゲットは設計者のこうした意図をいち早く見出して、
自分なりのルートで攻めなければスコアはまとまらないとこのコースは語っている。