新しい歌舞伎座に成って2回目の訪問。
片岡愛之助、藤原紀香ご夫婦ルートの方からチケットを
協力してほしい旨の話でお伺いした。柿落とししたばかりの
歌舞伎座のブログは2013-5-29付を是非見て下さい。
初春大歌舞伎座昼の部の出し物は
一、将軍江戸を去る
大政奉還150年を記して、真山青果作徳川慶喜を染五郎、
山岡鉄太郎を愛之助。
二、大津絵道成寺
河竹黙阿弥作で愛之助の5変化が注目
常盤津、長唄、 囃子連中
三、伊賀越道中双六 沼津
吉右衛門が主演
当歌舞伎座の歌舞伎座タワーの建物は2014年BCS賞を受賞している。
BCS賞とは一般社団法人日本建設業連合会により、
日本国内の優秀な建築作品に与えられる賞で昭和35年に創設された。
設計のみならず建築主の理解や施工者の施工技術も
重要であるとの理念に基づいている賞だ。
因みに当建物が804棟目の受賞作品だ。
入口を入ると右側の片岡愛之助のテーブルの所に
黄色の着物を着た長身の藤原紀香さんが居り、チケットを戴き
記念写真をお願い(ブログに良い写真をアップしようと思って)した所、
愛之助にきつく言われているのでと断られてしまった。
そんな事で遠くから撮ったのがイマニの2枚です。
因みに藤原紀香は昭和46年生まれの45歳。
兵庫県西宮市出身で、171㎝ミス日本グランプリを受賞した。
昨年歌舞伎俳優の片岡愛之助と再婚した。
初春ということで玄関には繭玉が飾られ、吹き抜けの2階の
壁一面に大小縁起凧が飾り付けられて華やかな正月らしい
雰囲気を作り出していた。
歌舞伎18番の1つ「暫」の絵が展示してあった。
江戸時代の歌舞伎が画かれたものだろう。
3階席からみた1枚。因みに1等席は1.9万円、2等席は1.5万円、
3等Aは6,000円、3階B4,000円、1階桟敷席は2.5万円。
舞台から天井に向けて。天井はゆるやかなアールに成っていて
良く見ると相当凝った設計になっている。
ポイントポイントの内装意匠を細かく見ていくと
色々な所に拘っている。しかも本物指向。扉の紋様が入った
クロスも素晴らしいが、建具のコーナーの金の金物もかなり凝ったものだ。
扉の上の表示の下地も抑え目のいぶしの金と黒の格子模様も
落ち着いていて良い感じだ。
幕間に歌舞伎座名物、あずきのもなかアイスを。
パリパリの国産もち米もなか皮を北海道産小豆を使っている。
いわゆる小倉アイスだ。